roro / boat インディーズの頃から結構ブイブイいわせていたらしい。 メジャーと契約する前の音源がバカスカ売れていたようだし、既に音楽各誌で絶賛されていたから。 よく知らないけども。 その頃の、音は「超」が付くくらいのギターポップ。 分かり安いフレーズと悦の入った美メロ。 自分はメジャーでの第1段シングル『狂言メッセージ』で初めて聞いたのだけど、そのギトギト濃い濃いのポップチューン?にアテられて、すぐにヘッドホンを置いたのを覚えているなあ。 で、その時はそのままだったんだけど、それから何年かしてたまたま友達に借りた『strange circus』っていうオムニバス(突然段ボール、ruins、蝉、パニックスマイル、ロレッタセコハン等々、強烈にアングラ。)にboatも一曲だけ参加してた。 その曲は今まで聞いていたギターポップじゃなくて、バンドの演奏のみで構成された、なんていうかものすごくストイックなインスト。 メインのギターに引っ張られるように曲はどんどん変調していき、最終的にカタルシスを向かえるっていう。少し難解なかんじ。 その時に、「あー、あの”分かりやすさ”はこの”分かりにくさ”の裏っかわなのかあ」と妙に納得した。 それから、結構好きになってよく聞くようになった。 挙げている『roro』は、boatの”分かりにくい”部分が大半を占めるミニアルバム。(まだ分かりやすいけどもー) 残念ながら、これを出して活動休止になった。たぶん。 最近は、この人達の”分かりやすい”ところも気に入ってたのだけどなあ。残念。 日本のmono、海外ではmogwaiとか好きな人は好きかもしれない。 参考: 試聴可能なサイト、タワレコ、公式サイト |
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2003.05.16.Fri |