[前の画面]
[クリックポイント] [最新の一覧]
[全て既読にする][全て既読にして終了] [終了]
2000/5/9(TUE)21:55 - 高野 - ppp00.fuchu.annie.ne.jp - 556 hit(s) - ResMail
ご質問、まことにありがとうございます。
(あまりにも反応がなく、わたしも気抜けしていました。。)
留学生は日本に残って活躍してもいいのではないか、というのが基本的な考え方です。母国に帰るべき、というのが従来の日本の国策でしたし、政治的「左右」を問わず、支配的な考え方だったのではないでしょうか?
しかし、現実には留学生は日本の企業への就職希望者が多いのです。いずれ帰るにせよ、帰らないにせよ、卒業してすぐ帰りたい、という人は少数派です。
そして、わたしたちは、定住・永住希望者を歓迎する立場です。
資格・条件は、日本の大学などを卒業した人、です。
そもそも、この提案は、小渕前首相の私的諮問機関、「21世紀の日本」構想懇談会の報告書からとったものです。
報告書では、以下のように提言しています。
(4)移民政策へ踏み出す
日本に居住する外国人の数は総人口の1.2%を超えた。居住外国人のうちでは、新た
に目的をもって来日した外国人の割合が65%に上る。とは言え、外国人の総人口比は
先進国では決して高くなく、日本では「定住外国人政策」が「出入国管理政策」の一
環で考えられてきたものの、法的地位、生活環境、人権、居住支援などが総合的に勘
案された外国人政策は未発達のままで来た。
しかし、グローバル化に積極的に対応し、日本の活力を維持していくためには、21
世紀には、多くの外国人が普通に、快適に日本で暮らせる総合的な環境を作ることが
不可避である。一言で言えば、外国人が日本に住み、働いてみたいと思うような「移
民政策」をつくることである。国内を民族的にも多様化していくことは、日本の知的
創造力の幅を広げ、社会の活力と国際競争力を高めることになりうる。
・・・(中略)・・・日本で学び、研究している留学生に対しては、日本の高校・大
学・大学院を修了した時点で、自動的に永住権が取得できる優遇策を考えるべきであ
る。(『「21世紀日本の構想」報告書』23頁、「21世紀日本の構想」懇談会、
2000年1月)
[ツリー構成]
[504] 「提言」について 2000/5/9(TUE)19:41 松竹梅 (353) |
-
-
-
-
-
-
- ├[548] 削除
-
-
├[506] re(1):「提言」について 2000/5/9(TUE)21:55 高野 (1682) |
-
-
-
-
[前の画面]
[クリックポイント] [最新の一覧]
[全て既読にする][全て既読にして終了] [終了]
※ 『クリックポイント』は最初に読み始めた記事に付きます.
他の記事の巡回後、[クリックポイント]より、その記事に戻ることができます.
[TOKYO ALIEN EYES]