じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2009年4月分
今月読んだマンガリスト:4冊 |
◎NICE! は特に良かったと思う作品 |
週刊少年チャンピオン2009年18号 週刊少年チャンピオン2009年19号 週刊少年チャンピオン2009年20号 週刊少年チャンピオン2009年21+22号 |
週刊少年チャンピオン 2009年21+22号 |
2009年4月23日発売 |
秋田書店 270円 |
▼範馬刃牙◆Extra Round◆烈海王:板垣恵介 ペンは剣よりも強しッッ 烈海王にとっては知識を得ることよりも 実践こそが己の教科書なんでしょうなあ・・・ まあ、ペンを武器にしたのに傷も汚れもつけずに 少年に返したのはスゴイとは思いますけど。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 小鉄、のり子の家で大暴れ!! ・・・というより、これ小鉄とのり子の将来像を描いているようだなあ。 オチのあかねちゃんは、となりのおばちゃんと化してるし 小鉄って実はのり子とお似合いなんじゃないかと思ってしまう今日この頃。 微笑ましくてGOOD。 ▼キューティーハニーVSあばしり一家:永井豪とダイナミックプロ あばしり一家のオヤジさんってグレンダイザーにも出てたんか? 覚えてないな~。 ・・・ってか、外見が同じで違うキャラとして登場していただけなんじゃないのか? いずれにしても長年多数のマンガを描いてきた実績があるからこそ成せる業。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘が屋上のゲームコーナーで増やした大量のメダルは あの後、どうやって処分したんだろうな・・・ 持って帰ってもしょうがないし。 |
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2009年4月27日 月曜日 |
週刊少年チャンピオン 2009年20号 |
2009年4月16日発売 |
秋田書店 260円 |
▼ナンバデッドエンド:小沢としお 修学旅行当日、剛は玄関で熱ーいヤンキー一家に見送られ、 その上、猛兄貴のご厚意で特服まで持たされるハメに。 水野さんの一件に加え、この特服・・・ こりゃ水野さんの件が解決した暁には、剛が広島、西日本も制覇する お膳立てが10割方決まったようなものだな。 それにしてもここまであからさまなお膳立てであってもわざとらしくなく、 自然にサラッと読めるのがすごいというかなんというか。 ▼キューティーハニーVSあばしり一家:永井豪とダイナミックプロ 週チャン創刊40周年記念特別読みきりマンガ。前後編で今回は前編。 36年前まで週チャンで連載されていたあばしり一家が キューティーハニーと共に復活。 内容は両作品の極道とエッチな部分がブレンドされた 少年漫画に於いてこれどうなのよ?的なお話ではあるものの、 基本はギャグマンガなのでおもしろく読めました。 男も女も大事なところは見えてないのでセーフティだと思います。 ▼仁侠姫レイラ:原作/梶研吾・漫画/米井さとし レイラはイケメンレスラーにも好戦的態度。 いいですね。彼女こそ日本プロレス界の夜明けだ。 ▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗 最終回ですか。弟編の単行本は11巻。兄の3分の1。 なんだかな~。 ▼号外!!新撰組カズエ:吉川聡史 いやいやいや、3話目もおもしろかったじゃないですか。 新撰組一番組組長・沖田総司はただのヘタレだと思ったら、 やるべきことはキッチリやっていたのですね。 その後、その強さを誇示しつつこの世を去りました。(カッコイイ) カズエはその意志を継いで数年後には新撰組隊長に・・・・ いや、これで終わるのは実に惜しいぞっ!! カズエの隊長としての活躍をもう少し見てみたかった。 きっと隊長になっても、すり寄ってくる男共にあれこれされる日々が続くのだろう。 強く、そしていろんな意味で女らしさも見せてくれるカズエはキャラとしてとても魅力がある。 1話目から確実に成長しましたね。おもしろかった。 次回期待。 感想は書かなかったけど、弱虫ペダルが熱いっす。いじょ。 |
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2009年4月21日 火曜日 |
週刊少年チャンピオン 2009年19号 |
2009年4月9日発売 |
秋田書店 270円 |
▼ナンバデッドエンド:小沢としお 剛の修学旅行先が広島で、水野さんを借金で苦しめる問題児も広島ですか・・・ うまくいきすぎるくらい最悪な方向に話が進んでまんなー。 とっても楽しみにしていた修学旅行だけあって 剛にとってこの一件が悪い思い出にならなければいいがと 今から心配してしまう。 ▼がきデカ:山上たつひこ 特別読みきり。1970年代後半に週チャンで一世を風靡したこまわり君が 約28年ぶりに復活。 ちなみにオイラは「がきデカ」のことは知っていましたが 昔、アニメで数回見ただけでマンガとして読むのは今回が初めて。 内容はこまわり君が近所のおばさん(←レギュラーキャラなの?)に メシを食わせろと要求し、その後、勝手に家の中にズカズカ上がり込んで イジワルコジュウトのように掃除のこととか料理のこととか チマチマ指摘するというモノ。 この1話だけでこまわり君の人間性がよく窺がえるお話ざんすね。 しかしこれだけ人の私生活をバカにした発言をしてれば キャラ的にも相当嫌われるはずなんですが、 嫌みなくサラッと読める内容に仕上がっていたのは大したもの。 下品なマンガと聞いているけど、下ネタを抑えた点が逆に功を奏したのか なかなかおもしろかったです。 でもこれきっと単行本ではすごいネタのオンパレードなんだろうな・・・ どうなんでしょ。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 アヴィ曰く、トムくんと闘っている両親は偽物であると・・・ しかしトムくんにはまだその疑念が晴れず。 ミートパイ・ルーレット攻略に加えて、両親が本物かどうかも見分けなきゃならんとは トムくん圧倒的に不利だなあ・・・ ▼仁侠姫レイラ:原作/梶研吾・漫画/米井さとし 短期集中連載。要約すると、人気(にんき)のないプロレス界に 1人の女子高生プロレスラーが殴り込んで プロレス界に覇気を取り戻そう・・・ってな感じのストーリーですが おもしろかったっすね。 女子プロレスラーだからといってお色気なしの 男子プロレスラーと同等の扱いにしてるのがGOODだな。 2話目も期待。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 ジャンケンですか。イカ娘の場合はジャンケンの前の駆け引きは しないほうがドツボにはまらなくて勝率が高まるのではなイカ? ▼トンボー:沼田純 子供笑い3大「んこ」って、うんことちんこと、 あとひとつはなんだ?まさか、ま・・・・・・(以下自主規制) ▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗 次号、最終回。弟は兄を超えられませんでした。 ▼号外!!新撰組カズエ:吉川聡史 なんだなんだ?男として生きる道を選んだ女剣士を 新撰組の男共があんなことやこんなことをしでかすコメディ路線で 突っ走るつもりなのか?や、実にいい傾向じゃないか。 露骨じゃないムッツリ系なおもしろさが心地いいです。 |
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2009年4月14日 火曜日 |
週刊少年チャンピオン 2009年18号 |
2009年4月2日発売 |
秋田書店 270円 |
▼750(ナナハン)ライダー:石井いさみ 1975年から10年以上にも渡って連載されていた 学園バイクマンガが約25年ぶりに読みきりで復活。 単行本も50巻まで刊行されていたことからも 週チャンではかなりの人気作品だったことを窺わせる。 で、全体的には扉絵のコピーにも謳っているように 青春って言葉が似合う学園ストーリーになっているかな。 個人的には主人公よりも掃除大臣の順平くんが おもしろくて好き。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 ゴールまで残り100何メートルしかないのに 2年と1年のデッドヒートの中にそれぞれ想うものがあって熱いですね。 誰がゴールを制するのか楽しみ。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 炎の鉄球が投げ込まれ、鉄球のスピードが落ち、 人質がミートパイになるか否かの運命が懸かった瞬間、 水原が瞬時にカイザー水原に化けて本性を現したのには笑った。 この緊張感溢れる場面でギャグをかますとは 水原も外野なりに体張ってんのね(笑)。 ▼ナンバデッドエンド:小沢としお 前言撤回。伍代は酒を飲んでも腕っ節は強いままだった。 ただ理性を失うだけで。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 一人の女性を巡って2人の男が殴り合いのケンカするって 最近のマンガでは珍しいなあ。ましてこのマンガで。 千鶴は最強キャラだけに、他人の殴り合いも見るのが大好きなのか。 吾郎にとっては重要な戦いも、千鶴にとってはただのエンターテインメントだろう。 ▼号外!!新撰組カズエ:吉川聡史 短期集中。1864年の京都が舞台で、 主人公は女の身でありながら幕府を守る最強の剣客集団・新撰組に 入隊を希望する相馬主計(そうまカズエ)。 カズエは志半ばに死んだ父のために動乱の世を救うべく 自ら男として新撰組に入隊する覚悟を見せるのだった。 カズエは自ら「拙者は男だ」と言っておきながら、 女としての勇ましさが全面に出ており、それが良い具合に おもしろさと直結しています。掴みはOK。 でも、2話目以降はどうかな。 ただ人を切り刻むだけのバイオレンスな時代劇だけにはなってほしくないな。 期待。 |
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2009年4月3日 金曜日 |