じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2008年9月分
今月読んだマンガリスト:5冊 |
◎NICE! は特に良かったと思う作品 |
週刊少年チャンピオン2008年39号 週刊少年チャンピオン2008年40号 週刊少年チャンピオン2008年41号 週刊少年チャンピオン2008年42号 週刊少年チャンピオン2008年43号 |
週刊少年チャンピオン 2008年43号 |
2008年9月25日発売 |
秋田書店 260円 |
▼範馬刃牙:板垣恵介 あー、グロい、グロいよ克己くん。 自ら繰り出した音速を超えた正拳の衝撃波によって 筋肉、血管、神経全てズタボロに引き裂かれて、 もうその腕は使い物にならないも同然。 烈海王がピクルによって足を奪われてしまったのと似たようなものだなー。 ピクルの強さに惹かれてしまったばっかりに 五体満足じゃなくなる者が増えてゆく・・・ ▼弱虫ペダル:渡辺航 坂道の弱点は激坂登りには必須であるダンシングを覚えてないこと・・・ と思ったら坂道はダンシングを習得していた!? いつの間に??? これにはクールな金城主将もビックリ。 今泉も言うように、短時間でどうやってダンシングをものにできたんでしょうね坂道は。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 クラスの地味な子ほどいろんな情報を知っている・・・ 壁に耳あり障子に目あり、ですな。 NYA(エヌワイエー・小鉄のクラスで一番地味な女子3人組のこと)の3人は バカ春巻の部屋と間違えて、どこぞの老人の部屋を掃除して表彰されていましたけど、 もしバカ春巻の部屋を掃除していたら、何か良からぬ春巻情報をゲットしていたのかもね。 地味なヤツって恐ろしいわ。 ▼釣り屋ナガレ:竹下けんじろう ナガレの機転で敵対していたおじさんも大イカ釣りに加勢し マキエはなんとか大イカを釣り上げることができた。 これで、おじいさんが元気を取り戻してくれたら大団円なんだけど せめてマキエが釣り上げたイカを見せることだけでもできたらいいのだが。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 ビクトリーフラッグ編が完結しましたが、 今回の阿鼻谷の発言&行動にもはや人の心など微塵も無いだろ。 「虹の力を解明し人類の輝かしい叡智に新たな一頁(ページ)を加える為だ」 ・・・ってアンタ・・・(滝汗) 知的好奇心とやらを満たした阿鼻谷の表情に人間の面影は無いですな。 「あなたにいくばくかの人の心が残っているなら」 だから残ってない残ってない。 あとトムくんが切り札として水原に飛行船を用意していたのには驚いた。 そんなこと今まで全く知らなかったぞ・・・ トムくんの切り札として登場した水原がなぜかかっこよく見えた。 少なくとも阿鼻谷よりは。 ▼みつどもえ:桜井のりお 乗馬マシンと戯れるみつばが表立って 母親がよその子のセクシーポーズをデジカメに納めたことはサラッと流されてますが・・・ それはもうレッドカードではないでしょうか?人として。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 こちらも女の子として、いや人としてやってはいけないことを犯している輩が・・・ 自分自身がプレゼントだなんてバカな男がやることだぞマンガの世界では・・・ 早苗はどうやら後戻りが利かない暴走機関車と化してるなー。 おもしろいからいいけど。 ▼金縛っておくれよベイベー:西森茂政 ミツ子の金縛りを解いたり、念仏でミツ子を成仏させようとしたり ミツ子にとって天敵とも言える霊媒師・怨藤黒美(えんどうくろみ)登場。 マッすんにとってはありがたい存在になるかと思いきや、 何かにつけて金をせびるので、残念ながら迷惑キャラが1人増えただけ。 合掌。 ▼バーサス:島崎カオル 新連載。どうやらヤンキーバトルマンガですね。 扉絵の4人がメインキャラとなりそうなんですが 初回はデカブツとの出会いを絡めて ヤンキー共のダラダラとした日常を絡めてまあ普通に楽しめるノリ。 次号以降はどうなりますか。 ▼モイラ:原作/藤澤勇希・作画/高木智誠 こちらは前後編の読み切り。 犯罪者がうごめく荒廃した近未来都市が舞台で、 巨大なバイクを操る女性の殺し屋・モイラがある人物の依頼を受けて 犯罪組織の大幹部を討ちに行く。 藤澤勇希ってどっかで聞いたことある名前だな~と思ったら BMネクタールの人だったのね。今回は原作に回ってるのか。 画は別の方が描いていますが、藤澤勇希氏独特のバイオレンスな SFっぽさは出ていますね。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 ゲームを始める前の制作会社のロゴ表示はとってもうざいですね。 ファミコン時代は電源入れればすぐタイトルだったんですがね。 リセットも気軽にできるしゲームスタートはスピーディに行いたいものです。 DSはファミコンに比べたら電源入れてからゲームスタートまでの時間はかかるけど プレステよりは遙かにマシでしょう。 あと、野球でアニメがつぶれて憤るのは 最近はそんなにないんじゃないかな? |
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2008年9月29日 月曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年42号 |
2008年9月18日発売 |
秋田書店 270円 |
▼みつどもえ:桜井のりお 今回は運動会をテーマに2本立てで どちらも6年3組のエロスなパワーが漲ってておもしろかった。 特にバトンを素早く受け取るために千葉雄大がバトンに工夫を凝らしたアイデアは 6年3組の女子の習性を活かしていてすばらしい。 勝つためならば1時間自分のワキで熟成させたバトンを女子に渡しますか・・・ 千葉くんはホントに女子をよく研究してるなーと思わせる回。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 坂道が今泉に追いつくためには回転数をさらに上げるしかない。 今、持っている坂道の技術を、それも坂道の持ち場である激坂で やってのけているところに現実味が出ていると思います。 ただがんばって今泉に追いつくとしないところに説得力がありますな。 激坂の結末はまだまだ予想がつかないですよ。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 裕太がじいちゃんと稲川もどきの怪談話におびえておしっこもらす話になるかと思ったら 腹話術で爺2人を驚かせたオチは意外だった。 ・・・っていうよりは裕太が晴郎から声優レッスンを受けさせられていたことのほうが オレには驚いた。 何の目的で晴郎は裕太にそんなことをさせたのだろう・・・ ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 トムくんが傷つけたのは己の眼球じゃなくて鼓膜でしたか。 いずれにしても狂気の沙汰であることには変わりありませんが、 エミリーの虹の催眠術が目だけでなく声にも関係していることを発見して 鼓膜を破る作戦を思いついたのは素直に見事だと言いたいですな。 で、例によって強者との抱擁を終えたトムくんにの前に現れたのは ビクトリーフラッグの行く末を一部始終見ていたあの阿鼻谷。 オマエはホントにどこにでも出てくるんだな。 なにが地獄の延長戦だ・・・と言いたいところですが、 今度はどんな非常識なゲームを吹っ掛けてくるのか一応期待はしておく。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお ナンバMG5としては中途半端な最終回でしたが、 この続きは“ナンバデッドエンド”とタイトルを新しくして 別作品として近々スタートする予定らしい。 しかしこの状況で一端終わらせる理由ってなんだろう? ▼金縛っておくれよベイベー:西森茂政 前に短期集中連載していたお騒がせ幽霊ギャグマンガが再び。 早速連載再開初っぱなから、女子高生幽霊の丑ミツ子がマッすんの体を乗っ取って 疫病神っぷりをみせつけています。 バカバカしいノリは今も健在で、楽しく読めますね。 画、内容ともに外しすぎないハメの外し方が絶妙な作品。 負の要素をうまく笑えるギャグに変換できている。Oh遺影! ▼フジタチバナ:にくぼし 愉快な農村エッチコメディこれにて終了。 美少女姉妹との農村生活が楽しくなって居心地が良くなった和哉。 そんな橘家とお別れの日が来たのですが、まだまだ橘家には男手が必要ということで 和哉の農村お手伝い延長が決定したのでした。 めでたしめでたし・・・ 農村コメディとエッチな要素が水と油のごとく絡み合ってないマンガでしたが 得てしてエッチな作品というものは特に出す理由もなくエッチな画があれば それで良いとオイラは思ってますので、 それに目をつぶれば美少女姉妹に囲まれた男のドジぶりを堪能する フツーのコメディとして楽しめました。 ただそれだけにエロ要素を入れない純粋に美少女農村コメディとして 描いたほうが良かったですな。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 「転校した友人の思い出」は「ゲームを返さずに転校しやがったこと」ですが、 似たようなことをオイラも経験しています。 ゲームを借りたり貸したりしたまま卒業して友人と会う機会がなくそのまま・・・ってケース。 ま、今さら返してくれなんて言わないし、逆に返しに行こうなんて考えちゃいません。 もう@年前の話だし。 |
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2008年9月19日 金曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年41号 |
2008年9月11日発売 |
秋田書店 260円 |
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 9月の炎天下でゆっくり歩いて帰ればアイスは溶けてしまうし だからといって走ってしまうと炭酸ジュースが吹き出してしまう苦境に 立たされてしまった中田さんでしたが この状況を打破してくれたのが花子だった。 いつもは人を襲うだけの暴力女もたまには役に立つのですね。 花子自身も退治できて中田さんナイスアイデア。 ▼範馬刃牙:板垣恵介 カッツミー、ピクルよりも空気の壁を越えられず・・・か。 言い換えれば空気の壁を越えなければピクルを倒すことはできないところに 克己の限界が見えてしまっているような。 ・・・ということで、やはりピクルのほうが何枚も上手(うわて)のようだね。 あとは撃沈一直線か。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 クールで孤独が好きな今泉が坂道の激坂登りに触発されて闘争心剥き出しに。 今泉曰く、1位になればウザいヤツらを黙らせて静かになれる、とのことですが 周囲に今泉の闘争心をかき立てる起爆剤となる人たちがいなければその夢も叶いますまい。 そういう意味では今泉は御堂筋や坂道、それに今泉を長年見てきた寒咲さんなど 自分を強くしてくれる人たちがいて恵まれているな~と思わせる回。 ま、よーするに今週も熱いですよ。 ▼スクール人魚:吉富昭仁 3週連続集中連載。夜になるとプールに現れる人魚の肉を食えば 恋が叶うという噂を信じて、恋に飢えて殺気だった2人の女子学生が憎み争うという ホラー系の作品。前にも短期で連載してたっけ? 扉絵の刃物と金属バットを持った2人の女子学生がなかなか恐怖感を誘っています。 もしかしたら人魚よりも怖いんじゃないのか? ちなみプールに現れる人魚は下半身が魚ではなく、 外見上はごくフツーの女の子と変わり映えがないので コイツは人魚だという実感があまり沸かないですねえ・・・ キャラとしてはとても地味。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 ソープにキャバクラ温泉芸者 ベンツにドンペリ大トロじゃい!! 一度はエミリーの虹の瞳の催眠術にかかりかけたものの、 フラッグを自ら飲み込み、「欲望の虹」パワー全開にして 催眠術を跳ね返すゴキ島の底力に、ヤツなりの根性を見た! まるで己の体から蛭子汁ならぬ“カオル汁”でも分泌したかのよう。 しかし無闇にエミリーに接近したのはまずかったなあ・・・ まあ、理性を失ってるから仕方のない結末でしたけど。 一方、トムくんがエミリーと最後の決着をつけるためにしたことは・・・ どーみても己の眼球を傷つけたとしか思えない描写でしたが、 さすがにそれはないんじゃないかなー。 某賭博師のカイジくんですら目を傷つけることは避けたわけだし。 それにしてもこの光景をあざ笑うアビィと学園長の姿が目に浮かぶ・・・ ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお え!?次回で最終回?この熱海編が最終話なの??? じゃあ剛の二重生活はバリバリヤンキーな兄・猛に知られるところで終わってしまうのかい? あっけね~! 次週、たった1話で剛の想いを、猛をはじめとする難破一家にどう決着つけるのか。 せめて小沢節を利かせた人情ドラマっぽい締めくくりであってほしいが。 ▼釣り屋ナガレ:竹下けんじろう あー、ナガレの謎は性別じゃなくて左目に有りか~。 こら全く気がつかなんだ。 左目にどんな特殊能力があるのか知らないけど なんかダークな過去を背負ってそうね・・・ってのは 安易な考えでしょうか。 それはともかくナガレ達の目的はアオリイカから大イカへ変更。 この分だと今まで敵対していたおじさんと協力して 大イカを釣り上げるってのもこのマンガのストーリー的にはアリだなあ。 ▼フジタチバナ:にくぼし 今回は農村話よりスケベ話がメインか。 和哉が巨乳と貧乳を批評しているシーンが笑えました。 貧乳でも「無限の可能性を感じさせる乙女の蕾(つぼみ)」とほざくあたり、 コイツは女の胸ならなんでもいいんだな・・・と思わざるを得ませんな。 要するに根っからスケベなだけ。 ▼PUNISHER(パニッシャー):佐渡川準 森の中の葉っぱ人が生きるのに必要なのは水と土と太陽の光、 そして死ねば腐葉土になる・・・って この人達はどこまでも葉っぱなんですね。 名前もリリフだし。 敵のヤック族とやらも葉っぱ人。 食べることを覚えたってことで食虫植物かとも一瞬思ったんですが、 見た目はリリフ達となんら変わりはない。 どういう体の構造しているんだコイツらは? ますます謎めいた生き物だ。 ▼荒神:近藤豪志 短期集中最終話。 なんか尻切れトンボ感が否めない幕切れでしたが、 とりあえず憑神を退治できて、姉ちゃんも救出できて ハッピーエンドで終わらせた点はGOOD。 ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 蟇目はフカヒレ料理にラジコンカーを使うのは通常ありえない奇抜な発想ではあるが、 ラジコンカーにタワシを装着してフカヒレをかき混ぜるってのはいかがなものか。 タワシで食材をかき混ぜられると食欲が失せるな~。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 カルピスをかき混ぜ終わった後のかきまぜ棒(マドラー)、 なめるとまるでアメ玉のように甘くておいしいですよね。 オイラもよくやります。 でも自分専用だからそのまま別の人のカルピスを かき混ぜるなんてことはもちろんしませんよ、ええ。 |
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2008年9月13日 土曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年40号 |
2008年9月4日発売 |
秋田書店 260円 |
なんかぶ厚いな、今週のチャンピオンは。 ▼範馬刃牙:板垣恵介 ピクルをひれ伏させるほどのスピードで正拳を打ち込んだ克己ですが、 それと引き替えに己の拳を破壊するという点が 他の格闘マンガとは違うこのマンガならではの正論というか正解というか 克己らしいというか。 格闘家の命ともいえる拳1つ潰してピクルに勝てるんですかねえ。 このまま克己の独走が終わってしまいそうな気がしないでもない。 ▼みつどもえ:桜井のりお 避難訓練で、「机の下なんて私の居場所じゃないわね」とお高くとまるみつばと、 そんなみつばに対して はい死んだ!! 死にましたっ と、幼児根性丸出しの矢部っちの指摘にちょっと笑ってしまった。 そして死んでもなお矢部っちを奴隷扱いするみつばとのコンビネーションも抜群だ。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 一挙2話掲載。 今週も坂道くんの激走が今泉や鳴子、先輩たちのハートを熱くしてますな。 激坂で鳴子が坂道の手を取って根性を注入するシーンは感動モノ。 見ているこっちまで熱くなります。 今の田所っちと同じ心境。 このまま最後まで3人の熱いドラマを展開しつつのレースになるのかな。 楽しみ。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 「豚もおだてりゃ木に登る」 ゴキブリに続いて豚扱いとはとことんやられ役にはまってるなゴキ島・・・ 結局、今回もトムくんの真の狙いのダシに使われただけなんじゃないのか? 抜け目がないトムくんのことだからそんな気がしてならないのだが。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘のことを真の侵略者だと思いこむ新キャラ・渚ちゃん登場。 今までイカ娘のことをフレンドリーに接してきた人たちが多かっただけに新鮮だ。 でも渚ちゃんは侵略者に対する考え方がかなりズレているので 早苗やシンディと同等にお騒がせキャラになるのだろう。 ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 ま、胃の中で爆発するコーラなんてどうでもいいが、 ただでさえ難しいお題を吹っ掛けてきた輩を怒らせて 自分自身にマイナス50点のハンデをつけたのはジャンらしくおもしろい考えだ。 ただ、もう前置きはいいからそろそろ本題の低価格のフカヒレ料理に 取りかかってもらいたいものだ。 ▼トンボー:沼田純 人がハガキになりきろうなんてどう考えてもムリがある行動を 強引に押しているところがおもしろし。 どう見てもハガキには見えなかったけどねとんぼちゃん。 ▼PUNISHER(パニッシャー):佐渡川準 アルト達が秘境の森の中に入ってからは 純粋なファンタジー冒険マンガとして楽しめますね。 森の中には、鼻や耳に進入してくる恐ろしい虫がいるということですが、 そんなのがアルト達をおそったらおもしろくなりそうなんですがねえ。 現れたのは見るからに葉っぱな生き物ですよ。 分かりやすいキャラ造形ですね。ええ(苦笑)。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 利子は数円しかつかないのにATMであっさり105円の手数料・・・・・・ あー、そういうことは考えたくないなー、 これまで何円の手数料を払っているのかと思うとやりきれなくなるわい。 |
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2008年9月10日 水曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年38号 |
2008年8月28日発売 |
秋田書店 260円 |
▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 トムくん、獅子堂のバラを見送った後はゴキブリと共闘か。 しかもゴキ島はトムくんの提案した作戦を呑むために 賞金の100万ドルを一人せしめる条件を出す強欲さ。 ま、どうせトムくんにそそのかされるのであろうが、 とにかくエミリーとの直接対決がどうなるのか楽しみだ。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 1年生ウェルカムレースは もう完全に坂道、今泉、鳴子の3人だけの世界だな。 ポリシーも走りも三種三様でますます引き込まれます。 3人が3人に影響を与え合ってヒートアップする様がすばらしい。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘、ビーチフラッグスで悟郎に勝って屈辱を与えるつもりが 逆に悟郎にとってはいい練習になってライフセーバーの大会で優勝してしまうオチが ほほえましくもおもしろかったです。 ハシラのコメントのとおり、敵に塩を送るところがいかにもイカ娘らしい。 また、冒頭でビーチフラッグスの練習をしている悟郎を見て 「1人でゴミと遊んでるなんてどれだけさびしい奴」とほざくイカ娘にも笑えた。 ビーチフラッグスを知らない人にとってはそんな風に見えるんですかねえ・・・ ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお 熱海で地元ヤンキー同士の抗争に巻き込まれた剛ですが これがきっかけで静岡制覇を達成するのかと思ったら 抗争の一部始終を猛に見られてしまって意外な展開になってきましたな。 この抗争の一件が片づいたその後、剛と猛に変化は見られるのでしょうか・・・ もし仮に剛の真意が猛にバレてしまっても、剛には大丸と伍代がいるから なんらかのフォローはしてくれるとは思うけど。 ▼釣り屋ナガレ:竹下けんじろう おっと、ここで読み切りの時に登場した会社員がカタチはどうあれ 今度はナガレの敵役として現れましたか。 まー、それにしても会社員広岡くんは運がないですねー。 釣り知識もロクに知ろうとしないバカ社長どもの相手をしなくちゃいけないのだから。 波夫オジサンだけ悔しい目に遭って広岡くんは救われる展開希望。 ▼荒神:近藤豪志 短期集中連載。時は戦国時代で、 神懸かり的な力を持つ妖(あやかし)・“荒神(あらがみ)”と共生して ともに戦う部族の一員である少年・旺器(おうき)が主人公の 戦国妖怪退治マンガ。 これどっかでみた画だな~と思ったら、前に「私は加護女」を描いていたヒトだったのね。 今度は原作者ナシの完全オリジナル作品で登場ですか。 妖怪は妖怪でもただの妖怪ではなく、 人に取り憑く得体の知れない妖怪っつーところが作者らしい発想。 人を斬るの当たり前の戦乱の時代という舞台設定もまた さらなるおどろおどろしさを際立たせる。 ま、チャンピオンらしいマンガではありますよ。ハイ。 ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 スグルが思いついたスナック菓子みたいな歯応えのするイナゴの干物もおもしろいけど、 やっぱ本命は材料費1000円のフカヒレ料理。 この難題にジャンは自信満々で挑戦を受けた。 もともと無理難題にイチャモンつけるタイプではないが、 これまでも決して空威張りではないレベルの高い料理を作ってきた。 勝敗の行方はともかく、少なくとも1000円でフカヒレを作るというノルマは 達成できるでしょ。 ▼フジタチバナ:にくぼし なんつーか、エロがなければ、ただのほのぼの農村マンガだなこりゃ。 でもだからこそエロなんてない方がいいのでわないのか・・・? |
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2008年9月3日 水曜日 |