じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2006年8月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
NICE! は特に良かったと思う作品
コロコロイチバン!2006年9号 小学一年生2006年9月号 小学二年生2006年9月号
小学三年生2006年9月号 小学四年生2006年9月号 小学五年生2006年9月号
小学六年生2006年9月号 プレコミックブンブン2006年9月号 月刊コロコロコミック2006年9月号
コミックボンボン2006年9月号 総評



2006年8月度
総評
じゃりまんの部
ボンボンは同社他誌の漫画家さんを呼び寄せるだけでなく
新人さんにも描かせる場を与えているようで
そのおかげか今月はいつもよりは
多少誌面全体がおもしろくは感じられたのはいい傾向。

しかしそういう期待を見事に裏切ってくれるのが
今のボンボンという雑誌。
近々とんでもないマンガが新連載するとの噂もあるしね。
相変わらず不安はぬぐえない。

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2006年8月31日 木曜日


コミックボンボン 2006年9月号
2006年8月11日発売
講談社 480円
▼恐竜世紀ダイナクロア:宇野比呂士
空の次は海での攻防戦か。
ロープレの基本に忠実に乗っ取ったストーリーでんな。
でも女の人のおっぱいぼよよ~んサービスは過剰。
巨乳が外側を向いていて不自然な描写。

▼天使のフライパン:小川悦司
帝都ホテルレストランに子供部門を作ろう企画で
国見くんと夏川仁が「心おどるハンバーグ」をテーマに料理勝負をすることになった。
夏川は天才料理人らしいけど国見に対して
「負けた方が厨房を出て行く」という賭けを宣告してきた。

これまで夏川は国見に割と冷たい態度を取ってはいるが
完全な悪でもなさそう。
ハンバーグの作り方をサラッと教えているし
なにか考えがあるのかもしれないな。
うーむ。

▼ガブリン:小林まこと
今月もおつまみに焼酎1杯が似合いそうな内容でまいっちんぐ♡

秀さんはガブリンの能力で子供になってしまってもやってることはヤー公と一緒!
10歳からやりなおすつもりなら丁半バクチもタバコもやるんじゃねー!!
つくづくオヤジ臭いマンガだ。

▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと
今回はジャスミンの大手柄でしたな。
・・・っていうかリーフは敵に捕まるわその後逃げてばっかで役に立ってねー!!
見どころは体張って敵をおびきよせてケガをしたジャスミンに
薬を塗ってあげたことくらいじゃん。
次こそはパーティの足を引っぱらないようにがんばりましょうねリーフ。

▼ろぼおっ!:小田太郎
ろぼお先生がシンプルイズベストなまんまる顔になったおかげで
ひろしくんの風邪が治ってめでたしめでたしじゃないか。
こんなお騒がせ先生でも一応役には立っているのね。

ただ、ろぼお先生がまんまる顔になろうとパーツがついていようと
どっちにしろ作者は描くのが楽なのでは・・・???

▼ジェントルさん:山路シャイ
2回の読み切りを経て連載化に昇格。

ジェントルマンスーツに身を包んだ自称・世界一の紳士ことジェントルさんの
紳士なコントがウリのショートギャグ。今回は4本掲載。

どのお話もジェントルさんの1人コントが、
コミカルな紳士の雰囲気を醸し出していておもしろい。
1人ボケツッコミも思わず笑ってしまうことが多し。

特に『電車でお年よりへの席のゆずり方』で
用意するものがあるのは爆笑。
電車と年寄りを用意するなんてムリだってば(笑)。
でも用意する物としては間違ってないところがミソなんだな。
こういうところがギャグセンスいいなと思えますよ私は。

この分だと次回以降も期待していいだろう。

▼真夜中ノック:かとうひろし
特別緊急読み切り。
ボンボン読者の家で起きた怪奇現象をマンガ化している。

深夜に部屋の中からドアをノックする音がしていたので
その部屋に入ってみると机の引き出しの中から
目玉が睨み付けたのでした。以上。

ま、こんなときには少年がやってみせたように
「おかあさ~ん」と叫びながら逃げるのが一番。
物騒な世の中ですね。

▼ゴキちゃん:須賀原洋行
ケンタが害虫軍団と一緒に「だるまさんがころんだ」や「缶蹴り」で
遊んでいるのがおもしろかった。
しかも害虫の習性から「だるまさんがころんだ」や「缶蹴り」が
害虫には向いていない遊びとしているところもGOOD。

それにしてもいつの間にかゴキちゃん以外の害虫も
ケンタと付き合うようになってんだなあ。

▼突撃チキン!:坂本憲司郎
チキンとM・Tはオンボロ洋館の中で
熱血ロックンローラーの亡霊・エルピスと知り合い、
力を合わせて魂を喰らう妖怪・ぬらりんを撃退!

エルピスは亡霊と言うよりは熱いロック魂そのものといった感じで
チキンの持つM・Tに、エルピスの燃え上がるロック魂の炎が加わって
友情の炎攻撃を見せてくれたのが良かった。
いまのところ明るい冒険マンガを地でいってる。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
ある雑誌に載っている女の子にモテる特集をうのみにして
急に誰にでも優しく接するへろへろくんが笑える。
わざとらしくてかつ押しつけがましいんですよね。
本心ではないところにおもしろさがある。

でもそんなニセモノの優しさで女の子にモテようだなんてムシが良すぎるのだ。
故にあのエンディングは当然と言えよう。

▼超速伝説:春日企画/株式会社ムーンスター
ハリケーンスパイクを手に入れて、超最速レースに決勝戦まで勝ち残ったハヤオは
練習だけでなく、速く走るコツを博士から聞き出してその努力の成果が見られるものの
優勝して女の子にモテモテになるのが目的なのが不純。
男同士の熱血勝負とは得てしてそういうものなのか。

▼Do(どー)するパラダイス:玉越博幸
今回の主人公は小六の大輔くん。
単行本の企画かなんかで主人公の男の子の名前に
読者の実名を使っているらしいが
そんなことはオレにとってはどうでもよく。

で、その大輔くんが山と緑の自然がある
おじいちゃんとおばあちゃんの家に5年ぶりに遊びに来て
その後虫を捕りに森の中を歩いていくと
川辺で幼なじみだった女の子・ほたると出会う―――

という出だしから物語が始まっていて
この後、ほたるの正体が明かされるわけですが
内容的にはホロッとくる話ではあるものの
このマンガで主人公の男の子が女の子と結ばれなかった
初めての回であります。

しかしほたると一緒に遊んだ思い出を大切にして
毎年おじいちゃんとおばあちゃんの家に行く
大輔くんの心の優しさは大事にしたいものですね。
都会を離れてそこで自然と戯れて時をしばし忘れるのもいいかもしれません。

そしてン年後、生まれ変わったほたると再び
―――はさすがにムリがあるかなあ。
そうなってしまうと2人の年が離れすぎちゃうし(笑)。

▼IDATEN翔:藤原としひろ
韋駄天バトルトーナメント決勝戦で相まみえることになった翔と獅堂。
2人とも互角に競り合っているもののもう既に限界状態。
と言われてもページ数が少ないせいもあってか
まだ勝負は始まったばかりとしか思えないんですケド。

相手を100メートル引き離した時点で勝者が決まるこの勝負、
どっちかがコケるか、スタミナ切れでぶっ倒れるかしないと
決着がつかないと思うなあ。
1日以上長引くのなら、走りながらの食事は必須だ。

次号最終回。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
ルイージは変装しなくてもセミの雰囲気がよく出てるなー。
ヨッシーのカマキリは似合ってないけど。

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎
ありふれた魂入れ替わりネタではあるものの
こちらは男同士の入れ替わり。
その上ですっぱだかになって史上最低の戦いをおっぱじめています。

今度は男と女でやっていただきたいものです。

▼ボンボンアカデミー:イラスト/津島直人
今月は新ロボ開発プロジェクト発進!!ということで
いろんな方が描いた夢のロボットが紹介されてますが
これはマンガじゃないよなあ。
早くも趣旨が脱線気味なコーナーだ。

しかし津島直人氏の「正義開業 屋台王」は
子供が喜びそうなロボットで実にいいです。

▼ボクのシアワセ:前川つかさ
校舎の屋根の上で先生と生徒数人が和気藹々と語る光景・・・って
今もどこかで見られるのであろうか。

▼スペースわんだー:吉田宙丸
読みきりで第1回ボンボンまんが大賞入選作品。

悪人によって100年ぶりにロボット犬に魂を乗り移されて復活した
伝説の宇宙海賊・ノア=ローソンと、旧型従業ロボットのトゥエルブが織りなす
スペースファンタジーコミック。
読んでみたらこれがなかなかのおもしろさ。

宇宙船内の限られた舞台の中で、
ノアが処分される運命にあるトゥエルブを励ましたり、
トゥエルブもそれに応えて破壊されたノアを修理して
これからも諦めずに働く決心をしたりとロボット同士のやりとりなのに
まるで2人から人間の感情が写し出されているのを目の当たりにしているような感覚になる。

コピーにダメロボットとロボット犬と書いてあるが
そんなことはなく、大宇宙を背景に心優しきロボットと、
決して諦めることをしない熱き魂が転生されたロボットの人間性が写し出された
スペースドラマと捉えていいだろう。

広い宇宙の中に存在するとある小さなステーション内で起きたお話―――
といったイメージがこのマンガには合っている。
敵とバトルすることよりもトゥエルブとノアの人間性を重視し、
ストーリーも全体的に前向きで読後感爽やかなマンガになっている。
満足。

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2006年8月28日 月曜日


月刊コロコロコミック 2006年9月号
2006年8月11日発売
小学館 480円
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
ホルスはジェドを憎んでいたのではなく
希望を捨てられずに重労働を強いられていた日々が辛かったのか。
2人のデュエルは壮絶なものであったが
終わってみれば切なさだけが残るな。

己の欲望を満たすために何の罪もない子供達を犠牲にして
破滅へ追いやるザキラは許せないとしかいいようがないっすね。
今の勝ちゃんではザキラとの直接対決は無理だろうが
せめてトトだけでもぶっ倒してほしいものだ。
頼むぜ勝ちゃん!

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
牛魔王は悟空のアホな攻撃に付き合わされて敗北した感じだな。
しかしこれこそコミカルになった孫悟空ならではの醍醐味。
鼻に仕込んだ如意棒で牛魔王に攻撃をするシーンも笑えたし
バトル・ギャグ両方の面で堪能できて満足した回だった。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
なあんだ、勝者の会のみなさんも努力型の人間だったのかよ。
まあ、能ある鷹は爪を隠すってわけじゃないけど
すさまじいまでの努力をしたことをひた隠して
天性的なエリート集団を装っていたのは
大したものだといえよう。

その後、不滅と佐々木はアイスの当たりくじにだまされて
アイス会社がオーナーのプロ野球入団テストを受けることに。
まさか不滅を長いこと影から追っていた人の正体は
アイス会社の部下だったの!?

▼ペンギンの問題:永井ゆうじ
ベッカムくんは小学校で非常識なことをしまくってるなー。
でも学校の廊下で老人達がハダカで行列を作るシーンは笑えた。
ヤケになってパンツ一丁でプールに飛び込むなおとくんもナイスだ。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド・パトロール外伝
ポケモンD・P(予告編):伊原しげかつ

先月、デュエルジャックが突然最終回になったのは
この連載のためだったのか。
オイラはポケモンのことはよく知らないのだけど
主人公のハレタに焦点を合わせていけば
普通にファンタジーアドベンチャーとして楽しめそうだな。
もう見るからに元気そうだしね。期待。

▼ケシカスくん:村瀬範行
ケシカスくんはあんなにボウズやミナコのことを茶化しておきながら
最後には「顔ばっか見てオレの心を見てくれようとしてないじゃないか」と
逆に2人を諭すなんてスゲー芸人魂を見せてるなと思った。

ケシカスくんの生き様というか人生観を感じるなあ。

▼おいでよどうぶつの森 ~ペーパー村のナッツ~:矢高鈴央
ナッツくんのヘアスタイルじゃなくて「部屋スタイル」をほめてるギャグは上手いと思った。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
最終回。
最初は熱斗くんと、ネットナビのロックマンとのやりとりがおもしろくて読み始めたけど
フォルテが出てきた辺りからバトルにあけくれてばかりで
正直ついていけなかったな。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
う~む、どうせなら全16ページテキトーに描いちゃってほしかったな~。
100ページもの大長編を描き上げたんだから
みんなそれくらい許してくれるはずなのに。

作者の肝っ玉が小さいのかそれとも根がまじめなのか・・・

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ヒロキくん、大きなプールを買って皆をよろこばせようとする発想は良かったんだけどね~。
1日中膨らませ続けてもし翌日雨だったら目も当てられない。

▼爆球HIT!クラッシュビーダマン:倉谷友也
人をオモチャ扱いして「あいつ壊してぇー!!」と表現するキョウスケの
イカれっぷりが最高だ。
物を破壊することに快感を覚えてるんじゃねーのかコイツ。
禍神後継者トーナメントで、
早くキョウスケの言う「壊すシーン」をバトルで見てみたい!!

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
んー、今月も見応えアリの展開。
3点を先制して勢いづいたカナリアはサッカー技を駆使して
ドラーズの攻撃を封殺していく。

野球とサッカーが融合した特別ルールだが
今回はロナえもん達のサッカー技が冴え渡る。
故に盛り上がってる方のスポーツのルールに有利に働いているようにも見える。
おまけにドラーズの選手もサッカー技を使うようになり、
野球ならではの技が見られなくなったのも
ドラーズが押されている原因にもなっている思うのだが・・・

そろそろドラーズが今度は逆に野球ならではのすごい技を見せつけて
ロナえもん達に野球のプレーをさせるくらい盛り上がらないと
勝機を掴むのは難しいと思う。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
グランドパーティでコロッケ以外で勝ち残ったウスターとプリンプリンは
ちゃんと己の技でコロッケの補佐役をこなしていたのがいいね。
やはりコイツらはコロッケと生死を共にした仲だけあって
ただのお笑いキャラではなかった!

▼推理の星くん:まんが/せいの奈々
今回はちょっとしたナゾナゾも交えて
星くんがトリックスターのアジトに潜入。
そうやってキンタロウヤッホーの正体を
最後の最後までお楽しみに取っておく配慮が実にいい。
今月もドキドキの展開でおもしろかった。

▼舞闘天国アフロダンサーズ:川野匠
アフ郎とハマーの熱さ対策がびんぼっちゃまスタイル(Byおぼっちゃまくん)で
バッチリ決めているのがよろしい。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
暗黒サバタ乱入で、暗黒闘技会が5回戦までに変更。
4回じゃ引き分けの可能性があるからこれは妥当なルール変更か。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
向こう見ずな冒険家・ザックの家庭環境は恵まれたものではなかった・・・
とはいえ、今回の話だけでは
ザックの父=ザックの母を見殺しにしたとは決めつけられないよなあ。
ザックの父がエデンシアの場所を
どうしてもつきとめなければならない理由の背景には
ザックの母が絡んでいたんじゃないのか。そんな気がするのだが。

※別冊付録

▼トレジャーガウスト:勝見直人
新連載。といっても、別コロや本誌読みきりで
もうすっかりおなじみのマンガですね。

今まで、極悪ガウストハンター・範人に向かうところ敵なしの状態だったが
範人を潰そうとするヘルセブンガウストを登場させ、
一話完結だったこのマンガにストーリーを持たせている。
これによって範人がヤバイ状況に置かれても
極悪な性格をこれまでどおり貫き通すことができるのか?
はたまた深刻なストーリーにはならずあくまでギャグ路線でいくのか?
注目度が高いマンガだ。

※さらに別冊付録

▼大長編 絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿

でんぢゃらすじーさんの100ページ巨編第2弾。

あのでんぢゃらすじーさんが、「放たれた友情」を副題にして
「友情とはなんぞや」という難題に真っ向からぶつかっていく
・・・ってほどのものでもないお話。

ユウ(男子・当時9歳)は世界一の強い男に、
ジョウ(男子・当時9歳)は世界一の科学者になると誓った親友同士だったが、
ユウが病気で死んでしまう。
その10年後、マッドサイエンティストになったジョウは
10年前にユウと誓いを立てた友情のために
死んでしまったユウを世界一強い男に甦らせた。

・・・とこんな前口上があってじーさんらを絡ませた本編へと進むのだが
例によってじーさんの辛口ギャグやおふざけが入り交じっています。
そもそも舞台が最強さんの腹の中であること自体とんでもない話。

ユウとジョウの友情を基本として、死んでしまった者を甦らせる行為、
甦ってしまったユウの心情、そういう生死を取り扱った深刻な状況下で
読後に残るのは友情よりも人間の生命を操作してしまった
ジョウの異常な行動そのものに尽きる。
かけがえのない友達とはいえ死者を生き返らせ改造してしまう
自然の理(ことわり)に反する行為をしたその報いとして
最期を迎えてしまうのは仕方がないなと・・・そう思えるよ。

でも果たして2人の友情話にじーさんのブラックギャグを投入して良かったのだろうか。
普段から何度も孫や校長を瀕死させ、自分自身も何度か死にかけ、
死んでは生き返る生命の尊さ&友情の大切さなどとは
まるで無縁のじーさんが繰り出すギャグが
却ってこのマンガのストーリーを深刻にしてしまってるような気がした。
読者の中には受け入れられない人も出そうだ。

しかし、ページ数の少ないギャグマンガ作品で
100ページもの大長編を仕上げる作者の力量はすごいと思います。
評価は難しいが、そやまんがのエキスがたっぷりつまった100ページと言えよう。
次は全100ページ完全ギャグストーリーに挑戦してみて下さい。


今月で読者投稿ページの「バカベンチャー」が最終回。
次号からイラスト担当が谷口あさみ氏になるので
下品度がかなり抑えられそう。

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2006年8月26日 土曜日


プレコミックブンブン 2006年9月号
2006年8月5日発売
ポプラ社 480円
▼大仏刑事(デカ):大崎亮平
初登場のお魚刑事は、体全体が本体なのか、
それとも魚の部分だけが本体なのか分からん・・・
いずれにせよ大仏刑事と同等の非常識キャラがまた増えただけだな。
とりあえずお魚刑事の登場でひどい目に遭っているゴトウ刑事に合掌。

▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす
初登場のタベチくん、無表情とはいえ強烈な個性があるのに
なんでアキラに気がついてもらえないんだ?と不思議に思ってたら
なるほど、背がちっちゃかったのね。納得。

でも今回の校内肝試しの一件で
タベチはアキラにばっちり覚えてもらうことができただろう。
無表情だけどやることが大胆だし、
自分よりかわいいキャラが許せないモモリも一緒だし。
なかなか好感が持てるいいヤツじゃないか。

それにしてもアキラと友だちになって欲しい子がいたなんてね~。
今までひとりぼっちのイメージしかないアキラに友だちだなんて
なんだか嬉しくなってくるね。これもサヌキのおかげ。いい傾向だ。

▼動物園は心の学校:原作/亀井一成・まんが/近藤たかし
3話構成の2話目。
今回はキリンの夫婦の固い絆の物語。

キリンは人間にあまり馴れないそうなので
感動の物語なんて見られないんじゃないかと高をくくっていたんですが
オスキリン・六(ろく)の、メスキリン・甲(こう)に対する夫婦愛はものすごかった。
火事になったキリン舎に取り残された甲を助けに行くために
六が燃えさかる炎の中を突っ込んでいくなんて普通の動物では考えられないことだぞ。
それによって六は頭にやけどの跡が残ってしまったけど
それは六の家族愛によってできたオスの立派な勲章にも見えて勇ましく、かっこいい。
キリンもこんな家族の絆を思わせる行動を起こすなんて衝撃的だし
感動する話でもありますね。

▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる
最終回となる今回のおけいこはパラグライダースクール。
久しぶりに珍しくてぶっ飛んだおけいこが見られておもしろかった。
小学生でもできるそうなので勇気のある方はぜひチャレンジしてみましょう。
なお、上級者の場合は着地に失敗してしまうと
罰金を取られてしまう場所もあるそうで
上級者は勇気の他に罰金用のお金も必要なようです。

罰金があるスクールって怖いよなあ・・・(汗)
あ、でも上級者だけらしいから初級者は安心よ♪

★ブンブン4コマバトル!!GAG-1グランプリ
第6回です。

▼アザラシエドちゃん:鳥坂アカネ
いかつい顔したアザラシ・エドちゃんが登場する4コマ。
エドちゃんは顔がいかついのを気にしていて
「キモイ」とか言われると凹んでしまうところがかわいくておもしろい。
本当は心優しいんだね。いい感じ。

▼カモカモパトロール:栗木広和
隊長のカモタローくん(人間)と相棒のカモフェニックス(鳥)が結成する
「カモカモパトロール」が小鳥町の平和を守るため
今日も元気にパトロールをするのでした。

・・・といってもこのコンビ弱すぎです。
怪人に情けをかけられています。
しかも小鳥町の人々に迷惑をかけているようです。
しかしそれがこのマンガのおもしろさに直結しており、
カモタローくんとカモフェニックスの精一杯がんばる姿を見てると不思議と憎めなくなります。
町の人達が激怒するタイミングでゴミ拾いをするカモカモパトロールがナイスですね。

カモカモパトロールは、ヒーローとしてはほとんど役に立っていないので
ハシラにあるようにホントに可愛さだけが取り柄のコンビだと思います。
なかなかの佳作じゃん。

▼ももまんガール:あおいまり
桃のおまんじゅう顔の自称・正義の味方「ももまんガール」が
運の悪い女の子・ナナミのピンチを救おうとがんばるけど
ボケてばかりという内容のマンガ。

児童誌でよくある「ありがた迷惑なヒーロー」が登場するマンガの
女の子バージョンといった感じ。
ももまんガールのちょっと冴えない顔の表情がいい味出してるけど
故にギャグが全体的におとなしめだ。
女の子向けのギャグ4コマかな?

▼大根乙女:ねじまき我人
「大根乙女」という名の大根が、
これまで自分を育ててくれた農家のおじさんおばさんに別れを告げて、
自分を食べてくれる人を求めて旅をするというマンガ。

趣旨としてはおもしろいけど
大根乙女が目的を達成したらこのマンガ終わってしまうのではないのか???
もうスーパーにたどり着いちゃってるし・・・
終焉はもうすぐそこじゃん。

結論

エドちゃんとカモパト。

▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき
ゾロリとチョースケは、おもちがついた手で約束の握手を交わす。
おもちでガッチリ結ばれた男同士の友情というものを感じますねえ。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

みなさん、クマに襲われたら
クマにモデルになってもらってその間に逃げましょう。
騙されてモデルになりきるクマさんと
律儀にクマの絵を完成させてるノシシにほのぼの。

▼熱血先生!:井漕尚樹
うーん、泥だらけの男子達がドブ川からハンカチを拾い上げて
女子達を見返すストーリーだったらかっこよかったのになあ。
男子達結構がんばってたのに・・・
でも熱血先生のおかげでドブ川が澄んだ川になったからいっか。

それにしても山ポン先生、
わざわざ衛星カメラを使ってまでしてゴミを発見する携帯を開発するなんて
オーバースペック以外の何者でもないと思うんですけど。
しかも「1コ100万円」ってアンタ・・・

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
転校生のフォルが悪いヤツだったようでなにより。
だってかっこいい美少年なんて魔法学校の生徒達と不釣り合いじゃん。

▼コロボットアドベンチャー:ナナスベトウジ
新連載。同タイトルのPS2ゲームソフトをマンガ化。
内容は主人公のナットがお父さんのような立派なトレジャーハンターを目指して、
古代遺跡から発見されたカラクリロボットのコロボット・コロと共に
お宝探しの旅をするという冒険譚。

ナットがお宝探しをすることよりも
不思議な力を持つコロボットの性能を引き出して
先に進んだりバトルしたりと
コロボットのバトルシーンが話のメインになっていきそうな感じ。

あるいはナットとコロが旅の途中で友情を深めたりするのかなあ。
今のところは不明だ。

▼タロットマスター:岩村俊哉
ザジタ、勇介、ミズキの3人が
空ガメの頭に刺さった剣を抜こうしても抜けないどころか
余計ドツボにはまってしまう姿がマヌケ。

やはり風のことは風に任したほうがよろしいようで。

▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ
横鳥ハカセがワッチーをやっつけるために作られた吸電コウモリ軍団のうちの
とろそうな一匹がなんとワッチーの仲間になってしまいました!

つまりコウモリ軍団がワッチーを襲う話ではなくて
実はワッチーに仲間ができる話だったのね。
でも生みの親は横鳥ハカセだし、
この事実を知ったら横鳥ハカセはきっと激怒してしまうんじゃないかしらね。
次号でまた復讐とかしないのかな?

▼からどろ:大西俊輔
激戦の末、零を封印。
気がつけば主要キャラ全員が集まっていて
みんなで力を合わせて零を倒したんだなー
って感じがいたします。

でも小悪魔のマグって今どうしてんだろ?

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
最終回。
地球を征服しにやってきたカチカチ星人にさらわれたたけしくんたちを救うため、
ガマーが、ぷるぷる学園の先生たちが、さらにいっくん(元死神)や貧乏神までもが
応援に駆けつけてくれたのが嬉しかった。
異星人であろうともみんな友達だし、地球のことも好きなんだよね。
最後は笑顔で迎える校舎に入っていく生徒達で温かく締めくくってくれて良かったです。

今回は体育の先生は出さなくて正解だね。

ぷるぷる星人ももともとは地球を侵略しにやってきたはずなのに
どこか人間くさくてたけしくんとのやりとりがほほえましいマンガでした。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
のぼるくんちの自家用車を洗車してきれいにするはずが
フロントガラスを割って破片が飛び散る様がきれいだなんて
ペットくんそりゃああんまりだぞ・・・

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
今月もチョコ・パ姫とシフォンの女同士による熱いバトルを展開。
チョコ・パ姫はカスタードくんに嫌がらせをしなくなった矛先を
完全にシフォンに向けてる感じだし、
シフォンも戦場で培った知識のせいで常識人とはズレた感覚になっちゃってるし
こりゃあどっちもどっちだよな。
やっぱこの2人がケンカしているときは関わり合わないのが一番よ。
だって殺されちゃうもん。

ち・な・み・に、
チョコ・パ姫のパンツ丸見えシーンがありましたが
ものすごくかわいくない・・・(冷汗)

▼ペンペとギンギー:中川いさみ
カブトムシの大量虐殺シーンは思わずビクッとくるものがありますね。
こーゆーことをかわいい動物キャラがしれっとやってのけるなんて
いささかやりすぎではないかと。ブラックジョークの域を超えている。

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
トシヤくんムリヤリサッカー部入部大作戦は

じゃが丸さんが家に侵入して
トシヤくんをつかまえて
町中を走り去る


という端から見たら肉食獣が獲物を捕らえて走り去る姿にしか見えない
非常にヤバイ強引なやりかたで遂行された!!
いくらじゃが丸さんが人間と同等の扱いだからってそれはまずいってば。
でも久々にじゃが丸さんのとんでもない行動が見られておもしろかった。

あと、残念ながらこのマンガ次号で終わってしまうらしいですね。
おもしろい児童向けサッカーマンガだっただけに惜しいなあ。

▼少年ダンディ:ボッカ

そ~ら天使をつかまえた!!

・・・・・・・・・
ダンディくん本人はかっこよくキメてるつもりでも
やってることはとってもイヤらしいセクハラ行為にすぎません。
でも思いっきり笑えた。

▼アニマルレンジャーズ!!:タチバナユウキ
第5回GAG-1グランプリ準優勝作品です。

タマネギ怪人と戦ったり、子供に「かっこ悪い」と言われたり
いろいろありますけど、アニマルレンジャーズはそんなこと無視して
常にマイペース。そんな雰囲気が漂いまくりのマンガです。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回は背景やキャラの服の模様などに使われるトーンの使い方講座。
マンガでは非常によく見かけますね。
ただし、あくまで手描きにこだわりたい人は使わなくてもOKだ!
でも本物のスクリーントーンみたく細かい点をきめ細かに描く必要はないんだぞ・・・って
ホントに描いて見せてる所がスゴイよなあ~。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号
2006年8月23日 水曜日


小学六年生 2006年9月号
2006年8月3日発売
小学館 580円
今月の特集は中学生活まるわかりガイドです。
全国の中学校の珍しい部活や研修旅行の数々の記事には思わず興味を惹く。
今から自分が行く予定の中学校にはどんな部活があり、
どんなイベントがあるのかチェックしておくといいですね。

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
天太と堀毛社長のカップおもちゃ対決は
どちらも子供達にウケがよろしくない展開に。
なんだかおもしろいことになってきましたね~。
ここからどんな逆転劇を見せるのか想像がつかないですよ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
まだまだ剣木くんが何を企んでるのか未だ不明。
果たして汐見くんに近づく剣木くんは天使なのか悪魔なのか。
仮に悪魔だったとしても、
彼が事故を仕立て上げた張本人だけにはなってほしくないと思うけど
剣木くんに対する不安な気持ちが後を引きますね。

▼トホホな犬:あいみてつろう
さすがに、トホホな犬が女性像の目玉役を演じるのは
不気味だと思うのだが・・・(汗)

▼夢への扉~放送作家 鈴木おさむの章~:漫画/鈴木小波・取材・原案/古川美奈
今月はテレビやラジオ番組のいろんな企画を考える「放送作家」のお話です。
放送作家は、日常の何気ないことから
何かを発見しておもしろい企画を考えつくことはもちろん、
時には、両親が1億円もの借金を作ってしまうという
自分にとって不幸のどん底に突き落とされるような出来事ですら
ネタとして提供しなければならないのです。
おもしろ企画のためなら自己犠牲精神をも厭わない
まさに体を張った仕事なのだと思った。
テレビの世界でなければ到底考えられない領域だね。

p.s.
鈴木おさむ氏が小学生の頃に披露した「赤ずきん君」っておもしろそうだな。
男の子がやる赤ずきんってどんなもんなんだろ。

▼ゐけゐけ!アリ☆ハマ:原作/よゐこ・漫画/市橋俊介
女装した教授を見て顔を赤らめるハマちん。
確かにそれは禁断の恋ザマスね。
教授が人間じゃないと分かったらどうするんだろ?

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2006年8月22日 火曜日


小学五年生 2006年9月号
2006年8月3日発売
小学館 550円
▼水戸黄門外伝 DOKIDOKIアキの忍法帳:すぎえみこ
新連載くのいち忍法帳マンガ。
テレビドラマにもなってるらしいですが
見たことがないので詳細は不明。

舞台は江戸―――
伊賀一族の忍びの里に暮らす姫君・アキ(11)は
ある日、母から魔力を秘めた「宝珠(ほうじゅ)」と呼ばれる伊賀の宝が
甲賀者に狙われているため、
宝珠を青龍の滝に封印するよう命じられ、
修行相手の鬼若とともに危険な冒険の旅に出るのでした。

・・・とは言っても、いかにもコミカルさをウリにしたような少女マンガに見受けられるので
アドベンチャーと言うよりは
旅の道中で甘々な恋愛だのバカバカしいギャグだのを前面に出したマンガになりそう。
アキが江戸時代なのに「Tバック姿のお姉さんがーっっ」とかほざいてるし、騒ぎまくってるし、
マンガの中では水戸黄門も登場してないし、なにより江戸時代らしくもないので
どこが水戸黄門外伝じゃー!!とツッコミを入れたくなる。

この手のマンガは一応、当時の時代背景にこだわりはなく
とにかく昔話であればいいわけだから
アキや鬼若などのキャラに焦点を当てて読むのがいいかな。
・・・というか、甲賀忍者が攻撃する中、防御は全部鬼若にまかせて
アキ自身は忍術とか使わないのかな?
謎。

▼激辛4コマ 暴君ハバネロ:アミーゴ・マサヤッチ
6月号に掲載されていた激辛スナックの読み切り4コマが再登場にして
新連載決定。
例によって暴君ハバネロがありとあらゆる状況にしゃしゃり出ては
激辛なツッコミを入れていく。

100万円のネックレスと50万円のドレスに身につけた女性に対しても
「お前本人の値段はどれだけかのう!?」とキツイ一言。
オレもタカビーな金持ちに対してそういうこと言ってみたいな~・・・なんて(笑)。

▼トホホな犬:あいみてつろう
トホホな犬もやるときはやる!!
カブトムシや鬼相手にバトルしてます。
でもトホホな犬自身に戦意はないんだよね。ごく自然体。
むしろ相手が戦意喪失しそうだ。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
つぼみが幹図くんのことが好きなのはハナから分かっていたこと。
なんせおちんちんのことも気さくに話せる仲ですからね~。
男として意識している証拠だ。

今回もつぼみが幹図くんの部屋で見つけた青年誌を見てドキドキしながら赤面、
ますます幹図くんを異性として認識していく。

つぼみちゃんも結構大胆だな~。
ある意味怖い物知らずだよね。

▼新・マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
マサルの今度の相手は水を操る女性棋士の金将。
金将は王様を守るべく側近に位置する駒。
なので野蛮な戦いは他の駒に任せるという彼女の発言も素直に納得いくものがある。
確かに金将は中盤の戦いに先頭切って出て行く駒ではありませんね。
金将をお嬢様風キャラに仕立てたのはうまい設定。

▼シンペイキングダム:中山雅也
タコが腕組みポーズでシンペイゲームを楽しむ姿が
味わいがあって良いです。

▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな
今度は大介がぬーの力を借りて7分間大人に変身ですか。
これは思いもしなかった展開。
しかし大介が大人になったということは
アッチのほうも大人になったということですか
これで大介は大人になったかっこいい姿を
まおにアピールできたか?
・・・って事件のほうはどうなった?

▼おっちゃん:原作/Q-LiA・まんが/タダエツコ
ははあ、小川さんはお茶の妖精さんだったんですか。
いやはや幻滅・・・じゃなくて和風な妖精さんですね。

※別冊付録

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ

優奈:「大嫌い」なんてウソだから!転校しないでー!!
荒川:引っ越すけど転校なんてしないぞー!

あ・・・甘っ!!
荒川が引っ越すから、てっきり転校してゲーム機で優奈と通信恋愛するのかと思ったら
実は学区内の引っ越しであって転校すらもしないとは!
しかも優奈の家の近くになるようで
こりゃあこの後ラブラブな展開になって当然だ。
ありきたりもここまでくれば至極真っ当。天晴れ。

みななあゆの激甘ラブストーリー、ここに極まれり。

▼リヴリーアイランド 5年3組の大冒険!:ふくやまけいこ
リヴリーのウンコは宝石のようにきれいなのだそうです。
でもいくら宝石みたいだからと言って手に取る気にはなれん(苦笑)。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこは自分含む性格の異なる5人のモデルを集めて
ショーの構成を考えるという非常に高レベルなことに挑戦しようとしているザマスよ。
男女が入り交じっている上に性格も五人五色とさまざま。
ななこはこんなクセのあるヤツらをうまくまとめられるかな~?
割と軽い性格のハワイ人・ティムくんにも注目。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
コロコロでは連載終わってますが、
小五ではがんばって密かに連載続いてます。
来月にも続きます。

▼文具天国:そにしけんじ
えんぴつって手動式よりも電動式のえんぴつけずりに
けずってもらいたいのか。
どっちも同じように見えるけど仕上がりが違うのかな?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
タタミのウソのあらすじ話、オレもまんまとだまされちまったよ。
でもおもしろい話じゃないか。
こんなことを瞬時に思いつくタタミは天才だ。
小説家の才能アリ。

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2006年8月21日 月曜日


小学四年生 2006年9月号
2006年8月3日発売
小学館 550円
打ち上げ花火もコンピュータで打ち上げる時代か。
確かにコンピュータで遠隔操作して花火を打ち上げれば
万が一事故が発生しても命は助かるやね。
これも21世紀の画期的な打ち上げ花火と言えるのかな?

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織

ななこが夏祭りの浴衣コンテストに出場する前に
ジュースを頭からかぶってしまって髪型が崩れてしまうピンチに。
しかしそこでまたしても汐見くんの優しい救いの手が。

ホントにいい子です汐見くん。
ななこちゃんのピンチをいち早く察知するだけでなく
ちょうちょの髪飾りまで持ってきてオシャレにも気を使うなんて
こんな男の子滅多にいません。
拍手だ拍手!

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ものまねが得意なペラップに
「ルージュラあいしてるよ」と言わせる
ルージュラの熱愛ぶりがとんでもなくすごいと思った。

▼空色のおんぷ:池田多恵子
奏が5歳の誕生日にお父さんからもらったプレゼントが
「かなで」という曲の楽譜だったなんてかっくいいな~。
実際楽譜もらって喜ぶ子供がいるかどうかは別として。

乃亜のピアノの上手さは奏も認めてるところだけど
どうも気乗りしないみたいだな。
やっぱ乃亜の性格に問題があるとか?

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿

赤パジャマ
青パジャマ

黄。パジェロ


なかなかセンスのいい早口言葉ですね。
じーさんナイスボケ。

読みきりの「自爆少年コッパミー陣」も
ネーミングセンスがいいと思います。
次ページで木っ端微塵になってるけど。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
ホルモン焼き用語で臓器のお勉強をするあさりちゃん。
「ギアラ」からギアラ星人を連想するお子様的な発想がかわいい。
でもギアラ星人ってなんやねん?

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊

ええい!!
こうなったら
オレの大事な妹をヨメにくれてやる!!


・・・ってこれじゃあ兄妹の関係じゃなくて
父娘の関係だよ弁慶・・・

▼トホホな犬:あいみてつろう
円く切った段ボールと軍手と野球のボールで
トホホな犬のぬいぐるみができあがります。
みんなもやってみよう!
でも後ろ姿はあんまり見ないで(苦笑)。

▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今回は社会で、関東と関西の味覚の違いについてがテーマ。

同じカップうどんでも関東(濃口)と関西(薄口)で味を変えてあることは
知っていましたけど、
ところてんが関西では黒みつかけて食べるのが主流なのは驚き。
(筆者神奈川在住)
関東では酢じょうゆが普通なので関西の黒蜜と比べると
ところてんはうどんよりも東西で味覚がかけ離れている。

あと、関東のおでんも関西ではそのものズバリ「関東だき」というのだとか。
食文化も関東と関西では随分違いがあるようですね。

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2006年8月20日 日曜日


小学三年生 2006年9月号
2006年8月3日発売
小学館 550円
今月の特集は、寿司ネタやフライでもおなじみのエビ(海老)から
世界の環境を考えるという小三にしてはなかなかレベルの高い内容を
取り上げています。

東南アジアでは日本にエビを輸出するために
マングローブの森を切り開いてエビの養殖場を作るそうです。
その結果、防波堤の代わりをしていたマングローブの森がなくなったせいで
津波が来た際に甚大な被害をもたらすのだとか。

じゃあ、日本人がエビを食べるのをやめればいいのかというと
そうしてしまうとエビを育ててる人にお金が入らず生活できなくなるので
それで済む問題でもないと。

まあ難しいですよね。世界の環境を考えるということは即ち
人間の環境をも考えさせられるということ。
普段の生活の中にもいろんな物が世界中から輸入されていて
それが世界の環境になにかしらの影響を与えてしまっているんじゃないかと思うと
あれやこれやと心配事が膨大になってしまって途方に暮れてしまう。
たった5ページだけど思わず自分自身の暮らしを振り返ってしまう
中身の濃い特集になっている。

▼カッチ・ポッチエクスプローラー:てしろぎたかし
今月は電池。しかもただの電池ではなく、
充電池についてと、
アルミや食塩水などを使ったお手軽電池作りの2つにスポットを当てている。

とはいえ、せっかく充電池によるリサイクルの大切さを語っているんだから
充電池1本に絞った方が良かったんじゃないかと思った。

10円玉と1円玉と食塩水で簡単に電池が作れることを紹介しておきながら
貨幣の改造は違法行為だからお金を電池にするのはやめましょうと表記するのは
なんか学習マンガとしておかしいような気がしてならないのだが・・・

※別冊付録

▼ゲゲゲの鬼太郎:水木しげる
読みきり。もはや説明不要の妖怪マンガの元祖・鬼太郎様が学年誌にお出まし。
今回は「さざえ鬼」という妖怪が鬼太郎を食べてしまおうと企むお話。

鬼太郎に変装したさざえ鬼が「カラーテレビでも買おうと思って」というセリフが
いかにも1960年代のカラーテレビがあまり普及されてない時代を思い出させ
時代の流れを感じさせる。
が、しかしストーリー的にはちっとも古くさくなく、むしろ新しい気持ちで読めた。

おどろおどろしい雰囲気を醸し出す画ではあるものの
恐怖とかそんなイメージはなく、
なんとも不思議な世界にのめり込むような妙なイメージが湧く。
こんな気分になれるのも鬼太郎というキャラクター性が生み出す
妖怪ファンタジーの成せる技ではないだろか。
素直におもしろかった。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
なんとロイヤルボンバーの力を得たのはミツバチのDr.ゲン!
パラの送り込んだ甲虫・インペリアリスツヤクワガタを
パワーアップしたミツバチキック(ダサイネーミングセンス)で一蹴!
さらにキングがとどめを刺した。

ミツバチがパワーアップしたから、てっきり針で攻撃してくるのかと思ったけど
Dr.ゲンはオスのミツバチ。
故に産卵管が変化した針は持たないからキックで応戦したというわけなんだね。納得。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
花火玉の代わりにボーリングの球を打ち上げるのはやめましょう。
そんなものが空から落ちてきたら危ないぞ・・・

▼星のカービィ:さくま良子
デデデ大王もカービィも、人気アイドルグループのコンサートを
メチャメチャにしちゃだめじゃん。
でもとどめを刺したのは例によってカービィ。
室内でトルネイドを起こしちゃいけません!

▼無敵蹴団!アイアンキャンディーズ:川久保榮二
今回はサッカーとすもうが融合した変則ルールで試合がおこなわれるも、
思いっきりすもうを茶化していたな~。
最後はジョーと力士のいわばただのデブ同士の対決になっちゃってるし。

でもフォワードを横綱に、ミッドフィルダーを大関に、ディフェンダーを関脇に例えた
布陣はおもしろかった。
もっとも、試合でその布陣が活かされることはなかったけど。

▼MLB(モンスター・リーグ・ベースボール)デビルキャッツ:窪田一裕とスーパーマウス
ろくろ首の首を使った走塁、
からかさおばけのボールを傘の上で回しながらのランニングホームラン、
天狗の羽うちわを使った場外ホームランと
日本の妖怪チームによる特殊な能力を活かしたプレーが次々見られて
いいテンポで話が進んでいき「ギャグマンガなのにやるじゃん」などと思わせておいて
その次が化けタヌキのキンタマ魔球が出てきた時には
思わず爆笑してしまった。

タヌキのキンタマ袋が大きく拡がる―――
これも下品な日本妖怪だからこそできるお家芸ですかね。
見方を変えれば急所を大きくしてるだけのおバカな行為とも取れますが。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより

XOパーツ→くそパーツ

確かに聞き違えないこともないかなあ(笑)。

▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
ライが「レイのことだってホントのなかまだと思ったことはいちどもないですわ」
と言ったことよりも
「オシャレは人との差をつける手段」と考える発想のほうが悲しいと思った。
そんな考えは自分自身を見失ってしまうことになりはしないか?

ライにはオシャレについてもう一度考え直してほしいものですな。

▼怪盗ルソー:坂井孝行
読み切り。
同タイトルのニンテンドーDSゲームをマンガ化。
悪人からしか物を盗まない正義の怪盗で、
百万の顔を持つ変装の名人・ミリオンマスクを祖父に持つ
流想(るそう)くんがおじいちゃんの跡を継ぎ、
万能マスクに変装したい人の顔を描いて変装する
正義の「怪盗ルソー」としての初仕事で大奮闘するというお話。

まー、なんつーか、ルソーくん、絵が下手ですね~。
全然変装しているという気がしなかったし、あんまりかっこよくなかったな。
初めての仕事とはいえもうちょっと絵心があっても良かったんじゃない?>ルソーくん

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2006年8月16日 水曜日


小学二年生 2006年9月号
2006年8月3日発売
小学館 550円
アフリカやブラジルには、人間とイルカが協力して
漁をする村があるんだってさ。
網にかかった魚を人間が捕らえ、網から逃げた魚はイルカがもらう。
すばらしいコンビネーションだ。
魚を網に追い込み、その上で食べ物を分け合うという
野生動物との共生関係ができている。
んーすばらしい。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
タマンタが華麗に水面をジャンプするのは良いのだが、
その後、跳びすぎて頭から砂地に突っ込んでしまうオチに失笑。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
人からオシャレをする気持ちを奪う黒魔法使いが登場。
うかつにもラブがその魔法に引っかかってしまい、
なんとパジャマ姿に変身してオシャレ魔女なのに
オシャレ感覚がゼロになってしまった!

数々のオシャレシーンが飛び交うこのマンガで
パジャマ姿は結構マヌケで笑えるなあ。
でも女の子からオシャレをする権利を奪う黒魔法は
かなり陰湿な魔法だ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
帆立市の夏祭りで「スイカつり」がおこなわれるとのこと。
スイカを釣り上げるなんてさすがにムリがあるだろうと思ってたら
スイカ模様のビーチボールを釣る遊びでした。ちゃんちゃん。

まぎらわしいなあ。だったら「ビーチボール釣り」と表記すべきだろうに。
でもあさりちゃんが「スイカつり」から
スイカの形をした魚を釣り上げることを想像しているのが笑えた。

スイカの形をした魚が丸っこい体で水面をプカプカ浮いている姿がかわいい♡

▼わんこ・みっくす:あべさより
シャンプーのおかげでフルーツのいい香りがするアートに
思わずチューをするさとみちゃん。
それをみたタスケはもちろん嫉妬。

タスケはなんとかさとみちゃんの愛しのチューをゲットするために
いい匂いをつけようとがんばっちゃってるけど
さとみちゃんが一番好きなのはタスケそのものの匂いだったのだ。

そもそもタスケは匂いだけでなく、その笑顔、発想、行動、全てに於いてかわいい。
つまりタスケそのものがさとみちゃんにチューをしてもらえる要素となるのだ。
オレもタスケにチューしたい

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子
睡眠不足のせいでぶっ倒れてしまったきらりちゃん。
その後、宙人くんの家に運ばれてお部屋の中のベッドで寝ていたのでした。
そこでちっこい宙人ブラザーズと出会って
宙人くんの意外な事実が知らされるのだった。

かわいい弟たちと、その弟たちの面倒を見るために
裁縫や料理が得意な宙人くん・・・
家ではいいお兄ちゃんしてるんだ。
こりゃきらりちゃんが宙人くんに気持ちが傾き始めるのも当然だよな。
オレから見てもいい少年
でもこうなると星司くんの私生活も覗いてみないと
どっちがいい男なのか比べられないのでわ?

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
ニードルはカクタスの最強甲虫をナイショで連れてきても
またタンゴ達に完敗するとは・・・
頭だけじゃなく実力もだんだん弱くなってきてるなあ。

同じ負けるにしてもちったあ強さを見せつけないと
カクタス様に見捨てられちゃうぞマジで。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィがゴミをコレクションしているシーンに爆笑。
そもそもなんでも物を食い尽くすカービィが
コレクションに挑戦だなんて土台無理な話。
ゴミをコレクションするのが一番似合っているのだ。

▼超人だじゃれマン:上重☆さゆり
ひゅう太が乗る自転車には補助輪がついているが
これはひゅう太がだじゃれマンに変身した時に
補助輪から「ジェットふんしゃりん(噴射+車輪)」が発射され
スピードアップやジャンプ力アップに貢献しているから
必須アイテムなのだ!

だから決してひゅう太が補助輪付きの自転車じゃないと
乗れないというわけではない!

・・・ことにしておこう(笑)。

でもひゅう太が補助輪付き自転車に乗ってる姿は異常なほどによく似合っている。
三輪車も多分、似合うと思う。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号
2006年8月16日 水曜日


小学一年生 2006年9月号
2006年8月1日発売
小学館 550円
スイカの特集を見たけど
スイカっていろんな種類があるんですね~。
中の色が黄色かったり、形がラグビーボール型だったり、
外皮の色が黒かったり・・・
でも味はどのスイカも同じそうですね。

▼GOGO!たまたま たまごっち:ヤスコーン
ウラめめっちの部屋で15点の答案用紙を発見。
どうやらウラめめっちは頭が良くないようです。

▼甲虫王者ムシキング ポポの冒険編:三鷹公一
これまで単体でしか現れなかったコーカサスオオカブトも
3体集まると威圧感があって手強いですね。
コクワガタの協力がなかったら
ムシキングもどうなっていたか分からん。
アダー、容赦ねーなー。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
さすがにおばけやしきのおばけにオシャレをさせてしまうのは反則でしょう。
営業妨害じゃないか。
本物のオバケをオシャレさせるのであれば話は別だけど。

▼きらりん☆レボリューション:げんさく/中原杏・まんが/小坂まりこ
タコやらイカやらサカナやらまるごと口にほおばるきらりちゃんって悪食ネ♡

▼キーボッツ2 希望の紋章:犬木栄治
雷の国を支配しているサイコナーガを前に
バニングバーンとライシャンマオーとサンダーシンガが3体合体!
3種類ものコアモンスターを合体させたら
メチャクチャな姿になるんじゃないかと思ったけど
基本形はバニングバーンの体で、左の拳にサンダーシンガ、
右手の武器にはライシャンマオーがデザインされた勇ましい姿となった。
その名も「バニングライサンダー!!」
これなら敵も圧倒だ。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
料理を作っている時のシフォン顔は鬼同様の恐ろしさがあるよな。
できあがった料理にも恐怖が表現されてしまっている。

▼星のカービィ:さくま良子
うーーーん、デデデ大王の写真集は・・・・・・
誰も買わないんじゃないか(笑)?

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回は身近な疑問を大切に!
・・・ってことで海にやってきたマルちゃん一家。
マルちゃんがふとしたことから「塩って何から作ってるんだろうね」と疑問を持ち、
その後みんなで塩作り学習体験に挑戦しています。

塩はもちろん、例外なく海水から作られているんですよ。
海水から作りたての精製されてない塩は海の栄養素がたっぷり含まれていて
おいしいんですって!
うーん、なめてみたいですね。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号
2006年8月14日 月曜日


コロコロイチバン! 2006年9号
2006年7月25日発売
小学館 440円
▼飛ばせ!ぼくらの夢!!折り紙ヒコーキチャレンジブック:
監修/戸田拓夫・まんが/青木たかお

読みきり紙ヒコーキ実践マンガ。
“日本折り紙ヒコーキ協会会長”なる人物が監修しており、
たった1枚の紙を折っただけで作られた紙ヒコーキでも工夫を凝らせば
より高く、より遠くへ飛ばせることができることが分かり、
実践編としては結構本格的。

マンガのほうも主人公の少年が
0点のテストで紙ヒコーキを作ったことがきっかけで
日本折り紙ヒコーキ協会の戸田さんと知り合い、
紙ヒコーキに惹かれていくというストーリーもよく描けていて、
何気ないことがきっかけでも
紙ヒコーキは誰でも楽しめるということがこのマンガを読めば容易に理解できる。
オレも実際このマンガを読んで「紙ヒコーキって楽しそうだな」って思えた。
学校、山の中、河原、どこで飛ばしても絵になるのが魅力だね。
良作。

▼わざぼー:曽山一寿
技風むむの目的は、みみみを山から追い出して
たからを守る役目を奪うことだったのか???

と、いうことはこれまでみみみの前に現れた敵キャラも
目的は同じだったということなのか?

分からないな~。
また謎が増えてしまっただけじゃないかこりゃ。

▼デュエルマスターズ ファイトッ!:松本しげのぶ
白銀のシュシュが、不眠症のれくちゃんを眠らせるために
巨大なハンマーで殴りつけてしまって
永眠したらどうするんだ!と思ってたら
ホントに永眠させるつもりだったとは!!しかも衰弱死で。

1ヶ月間眠り続けてなおも笑顔で衰弱したまま眠りこけているれくちゃんがとても哀れです。
現実逃避ばかりしてるとこうなるぞといういい見本だけど
本編のれくちゃんは決してこんなんじゃないぞっ!

▼だるだるばあさんとほげほげじいさんのギャグギャグ日本昔ばなし:大崎亮平
浦島太郎の話に出てきたおじぞうさん、一瞬、大仏刑事かと思った・・・

▼たいけつ!ビックリマン小学校:原作/下田淳・まんが/むさしのあつし
夏休みのどまん中なのに行くところがなく泣き叫ぶテンマくんだったが
ビックリマンの世界に行って肝試しができて良かったじゃん。
しかもスイカ割りのスイカ役にまでなって
スイカ割りが大好きなテンマくんにとっては至福の瞬間だったろう。

▼ミニドラにおまかせ!:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則
広範囲で希望通りの天気にできる「お天気ボックス」よりも
家1軒分のお天気だけを変えられるミニドラのお天気ボックスのほうが
小回りが利いて便利そうだね。
万が一の失敗も被害が少なくて済むし。

▼ダジャ拳だじゃ丸:のむらしんぼ
野菜を使ったダジャレ連発。
しかもちゃんとバトルになってる!
でもなんでおしっこシーンを出すかなあ。
しんぼ作品の宿命か?

▼ガルル!ロックマンエグゼ:永井ゆうじ
電気の力を得てロックマンがちょうちんあんこうに獣化するアイデアがナイスだった。
タコに獣化したロックマンもかわいかったし
ロックマンは海の生き物と相性がいいのかも。

▼われら!キーボッツ学園:さいとう ひろ
雷の国ではなぜか秋葉原が流行っているようで
そこにいるコアモンスターが「もえもえ光線」を使って悪事を働いている!
この光線を受けた勇者達がいっせいに

もえ~っ!! もえ~っ!! もえ~っ!!

・・・と連呼して盛り上がっているけどこれじゃダメじゃん。
ちゃんと「萌え」って漢字で表記せんと。
それとも何か問題でもあるのかい?

▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう
今度はシーラカンスと対決。
しかし絶滅寸前の生きた化石を釣り上げようとするなんて
問題じゃねーのか?と思いきや
たろうとカメスケが3億年前の世界にワープして
そこで釣り上げようとしてるのですから
これならレッドリスト掲載の生物(せいぶつ)は大昔では関係ないので釣り上げてもOK!
希少動物の乱獲防止に配慮したマンガですな。

▼兄弟戦士お兄マン!!:立川史
うわ、なんてアホなマンガなんだ・・・
今回もお兄マンがサトルのくんの兄であることに意味はないが
多少サトルくんの役には立っていた分おもしろく読めた。
下ネタを多用しているがかわいいしセンスはある。

▼最強番犬ガオー:こしたてつひろ
新連載。
舞台は獣人が住む世界で、勇者の血をひく番犬ガオーが主人公。
ケモノ神(しん)の命により、
強大な力を秘めた伝説の“ケモノ石”が入った箱を守るのがガオーの使命であったが
ブタの化け物に箱を開けられてしまい、
ケモノ石の力が世界中に解き放たれてしまった!
こうして番犬ガオーはブタの化け物と共に
ケモノ石を取り戻すべく冒険の旅が始まるのでありました。

オツムは足りないが元気だけが取り柄の主人公を起用した
こしたてつひろ氏らしい熱血度満点のマンガ。
世が乱れぬよう強者相手に全ての力を集めた勇者様と違って
ガオーの場合は自らのドジでケモノ石を集めるハメになってしまうおマヌケぶり。
でも正義感だけは人一倍で
やっぱりこれまでのこしたてつひろマンガの主人公の心根を継承していてるんですよね。
今回はそれが人間界では収まりきらずに
獣人界にまで発展した形になっているが
初回としてはそれがうまくハマっておもしろく読めた。

今まで番犬だったガオーが未知なる世界に飛び出して
どんな冒険を繰り広げるのか見もの。以降要チェック。

▼どーぶつのはなし。:河合じゅんじ
のんびり屋さんのしろくまのおとーさんも
アザラシを目の前にしたら本性を現すのねえ。
獲物が目の前にいるのに食べることができないシロゾーが
見ていておもしろい。

もし牙をむいたらギャグマンガじゃなくなるので
こういう場合は肉食獣が我慢しなければならない運命にある。
シロゾーが小魚で我慢することが動物にとっても読者にとってもセーフティなのだ。

※別冊付録

▼まちがい王国:木村聡
読み切りまちがいさがしマンガ。
基本はギャグマンガだが話の途中で
2つの全然違う絵から同じ部分を探すゲームが盛り込まれている。

ん?でもこれじゃあ「まちがいさがし」じゃねえなあ。
「同じのさがし」じゃないか。

▼ムシキングバトラー力(リキ):犬木栄治
ムシキングのテーマパークに繰り出したリキとカン太。
(いつの間にカン太はリキの相棒役になっちゃってるな・・・)
そこへ悪者・ワルキング団が現れ、バトラー達を洗脳する辺りが
DSの世界観が特撮ヒーローっぽい展開に見えておもしろい。
最後はリキの銅像が堂々と建っていたのでまさか最終回!?
と思ったら夢オチだったところは脱力感のある笑いがこみ上げてしまった。

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2006年8月12日 土曜日