じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2006年6月分
今月読んだマンガリスト:10冊 |
◎NICE! は特に良かったと思う作品 |
コロコロイチバン!2006年8号 小学一年生2006年7月号 小学二年生2006年7月号 小学三年生2006年7月号 小学四年生2006年7月号 小学五年生2006年7月号 小学六年生2006年7月号 プレコミックブンブン2006年7月号 月刊コロコロコミック2006年7月号 コミックボンボン2006年7月号 総評 |
2006年6月度 |
総評 |
じゃりまんの部 |
コロコロは元気な男の子が読む雑誌、 ブンブンは親子で楽しめる雑誌、というイメージが 私の頭の中でパッと思い浮かぶのだが ボンボンは・・・思い浮かばない。 お子様向けの新連載マンガ・ボンボンアカデミーからオッサン向けのガブリンまで いろんな年齢層のマンガが揃っている雑誌と言えなくもないが ジャンルの方向性がみんなバラバラですからねー。 そうなると読み飛ばすマンガが多くなっていずれ買わなくなっていくんですよ・・・ せめて今いる読者だけは大切にしてほしいものです。 ボンボンは善良な読者によって生きながらえている雑誌だ。 |
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2006年6月30日 金曜日 |
コミックボンボン 2006年7月号 |
2006年6月15日発売 |
講談社 480円 |
んー、今月からボンボンのロゴが変わりましたねえ。 もっとも今さらロゴを変えたくらいで誌面活性化する訳ではないので 所詮付け焼き刃だな。空しい。 ▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと 正解は“106”~!! ・・・まともに考えたオレがバカでした。 そういやこれプレゼントクイズでもないし まじめに答える必要はなかったんだな。 ・・・にしてもこんなインチキなクイズ、さすがに当てたヤツいないだろ? あの巨人、クイズ出す度に正解の数変えてないか? 今月号は一挙3話掲載。 1話目でインチキクイズを出題した巨人との対決、 2話目でリーフ達が旅の途中で大工種族のララド族の少年と出会い、 3話目でゴキブリホイホイの如く怪物の罠にはまったリーフ達が 怪物に食われそうになるところで終了。 嘆きの湖は全体的に謎解きな場面に出くわすことが多いな。 まるでお子様向けなぞなぞ本をファンタジーに発展させたようなストーリーで 見ていて楽しい。 ▼ガブリン:小林まこと ネコのしぐさそのまんまの母娘と、その行動に悩まされる父・・・ このシチュエーションはいいんだけどいかんせん描いてるヒトが・・・ね。 とりあえず母子2人が股おっぴろげて寝てるシーンを描くのはやめて下さい。 汚ねーから。 ▼天使のフライパン:小川悦司 帝都ホテルの調理場で先輩から受けていたイヤガラセを真に受けたことで 逆に先輩の邪心を浄化させることに成功した国見。 ま、これも国見くんの料理修行の見どころの1つやね。 でも、あか鍋で作ったグリーンオムレツを食べた時に ハダカの天使が現れなかったのが不満要素。 ▼ゴキちゃん:須賀原洋行 うん、今月もおもしろいね。 ゴキブリアレルギーのお母さんが、ゴキちゃんにいろいろお手伝いをさせることで なんとか慣れようとする涙ぐましさがステキ。 アットホームな雰囲気が伝わってきます。 ▼恐竜世紀ダイナクロア:宇野比呂 翼竜の供物として我が身を捧げんとする娘さんが一人・・・って 200年後の日本ではこんなおとぎ話のようなイベントが現実になっちゃっているんですかっ! まいったねこりゃ。さらにこんなところで翼竜と人間による生態系が作られていることにも驚き。 完全に弱肉強食の食われる側に回ってますよ人間様が。 ・・・しかも翼竜に供物を捧げて峡谷に住まわせてもらってるって 言いかえれば人間という生き餌を翼竜が養殖してることと同じじゃん。 こんな食わせ物の翼竜に「国つ神」などと崇める必要はなし! ユウとヒミカで協力して人間様が翼竜の棲み家を完全に乗っ取ってしまおうぜ! ▼ボクのシアワセ:前川つかさ うんうん、行きつけの床屋さんに置いてあるサザエさんの単行本、あったよな~。 うわー、お母さんの足踏みミシン、なつかし~。 ・・・・・・なんておじさんおばさんが懐かしみながら読むマンガじゃないのか?これは。 それにしても足踏みミシンなんてこれまたマニアックなアイテムを持ち出してきたな~。 レコードですら今の子供達にはなんのことだか分からなくなりつつある時代なのに 足踏みミシンなんてなおのこと平成小学生共には想像もつきますまい。 いいマンガだと思うけど、絶対掲載誌を間違えてると思う。 お父さん、お母さん向けのマンガにしても ボンボンという雑誌そのものが親子で読むタイプのコミック誌じゃないのよね。 ▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎 2話ともおもしろい。 このマンガは荒みきったボンボン作品の中での一時の清涼剤だね。 ・・・ところで、ペットのヂャンポールさんってまだいたんですか・・・ マーキングシーンがとっていい味出しすぎです。 ▼IDATEN翔:藤原としひろ 獅堂京一復活。一度はMTBを見失っていた獅堂だったが 山ごもりからの下山中にガケから落ちて動けなくなった子供を MTBを使って助けたことがきっかけで 楽しかったあの頃を思いだし、MTBに対する想いがわき上がるのでした。 つまり獅堂はMTBを復讐の道具だなんて最初から思ってなかったってことでしょ。 回りくどいシト。 ▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ 子供のヒーロー・金もちマン!! 金もちマンなんてネーミングセンスからしてダサ過ぎなのに マスクをぬいだ金もちマンの正体があまりにブサイクで ダサダサのダブルパンチを食らってしまった! でも笑えた。おもしれー! ▼ボンボンアカデミー:ほしの竜一 新連載。 みんなが知りたい疑問やナゾを、バクくんとミルちゃんとズバッと博士が ズバズバ解き明かすという趣旨のマンガ。 記念すべき1回目は超極細の注射針・ナノパス33の解説。 針を極細にすることで神経の痛点部分を避け、 注射した際の痛みを軽減できる効果があることや 極細針は日本の町工場で作られていることなどを マンガを通して解説している。 超極細の注射針をテーマとし、さらに進行役が男の子+女の子+博士という 教育マンガスタイルであることもあいまって、 児童向けサイエンスマンガみたいな感じに仕上がっている。 超極細注射針の開発秘話を交えて日本の技術力の高さを マンガで感じ取れることはいいことですね。 現在のボンボンの中では浮きまくっているマンガだけど 次月号のテーマはよりによってガンプラだ。 すぐなじむだろう。 ▼Do(どー)するパラダイス:玉越博幸 中1の男子と女子が学校のプールで恋物語っすか。まぶしいねえ。 でもオレは眞(まこと)くんの葉っぱ1枚姿が一番まぶしかったよ。 ▼ろぼおっ!:小田太郎 ドッジボールって2人でやるととても悲しいスポーツになるんですねえ・・・ それを紛らすためにボールの代わりに こんぺいとうみたいな鉄球を使うということですね多分。え?違う? ▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる クッパはマリオを倒す作戦も思い浮かばないなんて もう敵ボスの存在意義すらないぞ・・・ ▼B.B.D(ビービーディー):御童カズヒコ あの・・・あまりに話が劇的に変わりすぎてとってもついていけないんですけど・・・ しかも完結してないし・・・ ちゃんちゃん、としか言いようのないエンディング。 一体なんのために新生ボンボンにこのマンガが投入されたのでしょーか? こんなやりきれない結末を迎えてしまったのは 御堂カズヒコ氏じゃなきゃ描けないBIGな新連載が 近々始まるためだと思うしかない。 今のボンボンの実情を考えたらとっても甘い考えだとは思うけどさ。はぁ。 やまにのぼる氏のとびだせ!!ターパンがまた休載。 現在の児童マンガの中では数少ないウンコチンチンマンガなので無いとなんとなく寂しい。 とりあえず連載再開を待つか。気長に。 |
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2006年7月5日 水曜日 |
月刊コロコロコミック 2006年7月号 |
2006年6月15日発売 |
小学館 480円 |
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ れくちゃんがデュエルしてる際に起きた大地震が 実はれくちゃんが恐怖で震えていただけという描写にシビれた。 勝ちゃんもきっとこんな大地震を何度も経験して その度に恐怖を克服してきたのでしょうね。 とにかくれくちゃんのデュエルの強さはともかく、 精神面での成長がこのバトルの一戦に集約されていていい話。 負けはしたけど。 ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ いかにもまじめなサラリーマン風のマナトの父がアメリカに出張して早1ヶ月・・・ マナトの父は女のマネキンを従えて、ちょい悪(ワル)になって日本に帰ってきた!! ちょい悪になったのはともかく女性の人形を常に携えるなんて、 一体アメリカの何に影響されたんだ!? 銀河のパワーよりも強いマザーに白い目で見られなければ良いが。 ▼ペンギンの問題(予告):永井ゆうじ 次月から始まる新連載マンガの予告編。 構想に10年、制作費20億円かかっているらしいです。 タイトルでも分かるようにペンギンが主人公のマンガ。 言葉をしゃべるしとぼけた性格なのでなんとなくおもしろそうだけど いかんせん主人公がペンギンなのが気がかり。 まあそこは今までコロコロイチバンや別コロで「すけかく」などの 愉快なギャグマンガを描いてきた永井ゆうじ氏のことだから心配はないと思うが、 評価は新連載の内容を見てからだな。 ▼ケシカスくん:村瀬範行 今までケシカスくんのカスネタだけが表立っていただけに このマンガに定規が登場するのは珍しい光景といえる。 しかしそれでもケシカスくんは消しネタを披露して定規の目盛りを消してしまいましたが 大丈夫。定規は線を引くことが目的の文房具。 長さなんか測れなくてもいいのだ。なあ定規くんよ。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 鬼ゴッコに最強さんなんかいれたら 鬼もへったくれもあったもんじゃないだろう・・・ 子供まで魂にさせられてしまって もう別のゲームになってしまっているぞ。 ▼ミラクルボール:ながとしやすなり 沢村は父親の真意を知り、腕のケガを押して再びマウンドに立つ。 すさまじいまでの努力で得た力を出し尽くすために。 ―――ってことで沢村は この試合勝っても負けても 父親や荒木キャプテンに辛く当たったりすることはもうないんじゃないかしら。 たぶんこの一件で、彼はエリートへの執着心から解き放たれたと思う。 でもよりによって冷たくしていた父に後押しされるなんて泣かせるよね。 森会長もこんな感じで改心してくれないかしら? 無理か。 ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴 文具ネタ。 ムリヤリな三角定規とえんぴつけずりロボットがおもしろし。 ▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行 悟空の不意打ち技炸裂。 というか如意棒がまだ2本のままなのがこっちにとっては不意打ちだ。 ついでに妖怪馬より悟浄馬のほうが化け物なのも不意打ちだ。 ▼トレジャーガウスト:勝見直人 国民的に大人気なあの釣りホビーが ついに・・・ ついに・・・ ついに・・・ まんが化だ!! ・・・ってもう別コロでマンガ化されてるじゃん。ヘンなの。 まあいいや。 ・・・ってことで別コロから出稼ぎで登場。 コロコロでも範人くんのガウストを手玉に取る悪辣ぶりがいい味出してます。 良い感じです。 ▼おいでよどうぶつの森 ~ペーパー村のナッツ~:矢高鈴央 新連載。同タイトルのDSソフトを4コママンガ化。 主人公はナッツくん。 ・・・といっても画が矢高鈴央ワールド全開なので 普通の4コマギャグとして読んでも楽しめるでしょう。 ・・・っていうかいっそのこと矢高氏にはオリジナルギャグを描かせるべきだよ。 ▼爆球HIT!クラッシュビーダマン:倉谷友也 アハハハ! ビーダマンの特訓が滝に打たれる修行なんて 全然意味ねーじゃーん しかも必人は毎日6時間も滝に打たれてるそうで ご苦労様というかご愁傷様というか。 自分の時間を犠牲にして体まで壊してしまって そんなんで得た「気持ち」って一体なんなんでしょうね必人・・・ ▼舞闘天国アフロダンサーズ:川野匠 アフ郎はダンスしてないと死んじゃう体質だったのか・・・ そのためならば校舎を回すことだって厭わない! 命がけなんですねホントに。 ▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒 現実世界に電脳獣降臨。 フォルテの攻撃をもエネルギーにしてなお巨大化する電脳獣は 見ただけでものすごい迫力がある。 超獣化したロックマンがどう攻略するのか見物。 ▼~なめねこ又吉最強伝説~なめんなよ!:瀬戸カズヨシ 読み切り。 20年位前に流行った学ランを着た不良ネコ・なめネコがなぜか最近復活、 そのなめネコをテーマにした熱いネコ学園ドラマコミック。読み切り。 舞台はカツオ市立ツナカン学園。 2年A組いじめられっ子の学級委員長・井戸中ちくわくんと転校生のツッパリねこ・又吉が いじめっこ不良学生のレオとの抗争を交えつつ男の友情を描いた物語だ。 すげー真っ当な熱血学園マンガじゃないかこれは。 ギャグシーンとかメス猫がどうだとかそんな余計な茶々は一切無しの 男の友情のみをまっすぐに描いている硬派なマンガ。今時いい意味で珍しいぞ。 なのでネコ界でありながら実際の人間の世界を思い描きながら 最後まで2匹の友情話を堪能できた。 邪念が全くないからストーリーにわざとらしさなんて微塵も感じられない。 読んだ後に残るのは又吉とちくわが猫だち(猫の友だち)であるという事実。それだけだ。 しかしこれだけ生一本な男の友情というものが誌面からビビーッと伝わってくるのは 久しぶりっていうか本当に珍しい。 登場キャラが猫であることが功を奏して 人間よりも感情移入しやすくのめり込みやすかったか? いずれにせよ平成漫画界に於いて貴重な作品を見せてくれたという意味でNICE!。 永久保存版。 ▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ ロナえもんの真の目的は、 ドラーズにサッカーが世界一のスポーツであることを証明すること。 勝った方がスポーツの頂点。 故に野球とサッカーが融合したこの試合にこそ頂点を決める勝負として相応しい。 と言っても、野球のルールを基本としてあとは成り行きで サッカーのルールを取り入れてる感じもしますけどね。 でも試合はおもしろいので良しとしましょう。 ▼ハガキ伝説 バカベンチャー(読者投稿ページ) 「チンカスくん」はネーミング的に載せるのはまずいんじゃ・・・ ▼コロッケ!:樫本学ヴ ストロガノフ部屋のバトルは誰が立役者なのか分からん試合だったな。 ウズラ部屋もそうなるのか? ▼推理の星くん:まんが/せいの奈々 星くんが茶化しながら 時間魔術師・ミスターCLOCKのトリックを暴くシーンがおもしろかった。 時を止めるって言うから、てっきりホントに魔法を使ってくるのかと思ったけど ちゃんとトリックを使っていたところがすばらしい。 最後の「バカっていうほうがバカなんだーっ!!」にも爆笑。 ▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠 伯爵が4人!その中で本物の鍵を持っているのはただ1人! いや、それよりもどの伯爵が本物であるかのほうが重要な気がします。 とりあえず1人が本体で残りの3人は複製であることを祈ろう。 ▼マスカレード:板垣雅也 バス仲間3人が犬・猫・豚獣面に圧勝・・・ というかホコリを息で吹き飛ばすようなあっけない戦いだったな。 友情のバトルとはまるでほど遠い。まあ勝ちゃあいいんだけど。 そして敵のハイエナ獣面の能力は 戦闘不能者から能力をコピーする“廃品回収(ジャンキーコレクション)”。 ハイエナからそんなイメージを膨らますなんて 発想をかなりひねってるね。 ▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお なんか今回の敵キャラは2匹とも下品な顔をした甲虫だなー。 舞台が便所だからか? ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦! ミリモンスペシャル:後藤英貴 プレステ2で発売される「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」のマンガ版。 マンガを見る限りではピポソルジャーズが何匹集まろうと所詮サルといった感じだな。 ※別冊付録 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん特別編 ひげのゲーム:曽山一寿 ニンテンドーDSソフト・Newスーパーマリオブラザーズ発売記念として そやまんががスーパーマリオの世界に殴り込み! 早速、じーさんがヒトデみてーな物の力を手に入れて無敵状態になり、 その後は完全に無敵じーさんギャグが炸裂しててオチも決まって 最後まで楽しく読めた。いいですね。 ▼ケシカスくん 目指せ!マリオ編:村瀬範行 こちらも、ニンテンドーDSソフト・Newスーパーマリオブラザーズの世界に ケシカスくん達が登場。 しかしじーさんとは違って、 ぼうずの「マリオは21年間愛され続けるスーパースター」というセリフに 心を打たれてしまった。 そうですよ。マリオは21年もの長きに渡ってゲーム界の看板スターとして いろんな世代の子供達に愛され続けてきたのですよ。 おそらく、ぼうずのお父さんもまだ子供だった時代から マリオはゲーム界の人気者だったはずだ。 故に、ぼうずのお父さんももうちょっと懐かしい反応とか 見せてくれても良かったんじゃないかと思った。 それにしてもじーさんもケシカスくんもマリオのこと「ひげ」とか言ってんのな・・・ まあ、知らない人から見たらそんなモンか(笑)。 |
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2006年6月29日 木曜日 |
プレコミックブンブン 2006年7月号 |
2006年6月6日発売 |
ポプラ社 480円 |
▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし 今月は巻頭カラーに相応しいストーリーで、 周星くん一家を取り巻く、ケッタの周星くんゲット大作戦が おもしろくて笑わせてもらった。 周星くんの母親が周星くんにサッカーをやらせない理由は 父親の家族愛が元だったのか。温かくていいなあ。 母親を改心させるのではない、父親の家族愛が生み出す健全なストーリーがベリグー。 母親達のチアガールはちとやりすぎ感アリだが これもアットホーム感を出すための演出と思えば問題なし。 サッカー以外のストーリーもぬかりはないなこのマンガ。NICE! ▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす サヌキとアキラは、サヌキの故郷・うどん王国へワープ。 そこでラーメン帝国のワンタンと大ゲンカ! 以降もサヌキ達がケンカするたびにうどん王国へワープしてくれれば アキラの住む近所に被害が出なくて済みそうですね。 ▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ 3話目にして初めて平太くんがメインの話。 平太くんはどうやら寝ぼすけさんのようですが、 今回のワッチーの活躍のおかげで(?) 平太は当分寝坊することはないだろうね。 ワッチーは異国の地まで平太くんを連れて行っておいて、 そこでちょうどバッテリー切れだなんて、 ワッチーの無責任さがよく現れていておもしろいです。 ▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし モーちゃんのお姉さんの恋が実らないことは最初から分かっていたけど あの結末はちと可愛そうすぎるな。 でも既に彼女がいたという結末よりはマシなのかな。 ▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき スーパースナイパー・ゴルゴルのちょうちん部分に 豆電球以外のいろんなものをつけて試すシーンがおもしろかったけど 豆電球以外はみんな変化がなかったのが物足りなかったな。 いろんな電球に合わせてゴルゴルの態度も多少変化があればいいのに。 ▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・ まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子 眠れない時にヒツジじゃなくてひつぎを数えたら そりゃ怖くて眠れなくなっちゃうやねえ。 ▼大仏刑事:大崎亮平 大仏刑事の息子はかわいくないなあ。 なんか息子と言うよりは大仏刑事のミニチュアじゃないのかアイツは。 ▼タロットマスター:岩村俊哉 洋介は「二つの真実の玉」を手に入れた瞬間、超人になってるな。 体中から炎を発して空飛んじゃってるし。 ▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる 今月は、Jリーグの浦和レッズ直属のキッズ向けサッカースクールの紹介。 マンガを見る限りでは子供達がサッカーを難しく考えずに、 初心者とじょうずな子が協力してゴールを決めたり、 ゴールした時の声援が大きいとさらに1点プラスしたり、 友だちとのコミュニケーションを重視して 心身共に育まれる効果を期待しているみたいね。 サッカーに少しでも興味があれば遊び感覚で気軽に参加できるのが嬉しい。 他のJリーグのチームでも同じような企画をやってそうだから ホームページ等で調べてみてはいかがでしょ。 楽しむことを目的としているから初心者でも大丈夫なはずだ! ▼からどろ:大西俊輔 香流の体から離れたゼロがついに真の姿を現す。 ・・・にしても見た目がケダモノで悪魔丸出しだなー。 からどろもこんな姿してんのかね? ▼まかせてペットくん:そにしけんじ リサイクルロボットVSアイテム課チームのサッカー対決を見てると サッカーとは、ルールを全くを知らない人でも十分楽しめるスポーツなんだと思わせるね。 ▼熱血先生!:井漕尚樹 世間知らずのお嬢様教師兼4年3組の副担任・ おじょう先生こと尾城茶真(おじょうさま)先生登場。 おじょう先生の悲しみの熱血は教室の天井に亀裂を生じさせる!! に、してもなぜ小学校の教室に剣山みたいな天井が仕込んであるんだッッッ!!! いくらなんでもあんな天井はないでしょー普通。 熱血先生に熱血させるためのムダな演出に爆笑。 ★ブンブン4コマバトル!!GAG-1グランプリ 第5回GAG-1グランプリ、勝ち残ったのは、なんでも屋ゼロとアニマルレンジャーズ。 ある意味アニマル対決っすね。 さあ、勝つのはどっち? ▼何(ニャン)でも屋 ゼロ!:南城光 前回よりかなりムリヤリなギャグが目立ちますが、 ゼロが草男の代わりに学校へ行く任務を最後までキッチリこなしていたのは エライと思う。 ▼アニマルレンジャーズ!!:タチバナユウキ アニマルレンジャーズの敵はタマネギマンだから てっきり野菜軍団の一員かと思ったら 怪談だのカメラだの鏡だのバラバラじゃん(笑)。 それに初っぱなのアニマルレンジャーズも大してかっこよくないのに イケメンヒーローとか言ってるタマネギマンのズレた感覚にも失笑。 全体的にバカバカしいノリが良し。 ※結論 やっぱりアニマルレンジャーズかな。 ▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ 星の国の織姫と彦星の物語。 彦星役のアルキオネさんは頼りなさ全開な面もあるけど 自分が住んでいたところに戻れなくなるのを覚悟で 星を持ってマイアに会いにきたのだから芯は強いはず。 平凡だけどいざというときだけカッコイイヒーローも魅力の1つだと思う。 ▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと 2話ともおもしろかった。 たけしくんのおじいちゃんは体育の先生とはいいコンビになれそうですね。 死神の話も、感動があっていいお話だった。 命を奪う死神が命を育てようと決めた決意、 地獄で一番エライ地獄神様の懐の広さ、 生き神として生まれ変わった死神の「いっくん」というネーミング、 どれをとっても言うこと無しの感動のストーリーだ。満足。 ▼桃っ子モモタロー:鳥坂アカネ 読み切り。 2006年春期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。 桃太郎をモチーフとしたマンガで、 女ボスの鬼軍団が人間達にいやがらせをして困らせているところへ、 見た目がキャピキャピしたかわいいモモタロー軍団が現れて、 鬼軍団を成敗するというお話。 いわゆる桃太郎をパロディ化した作品。 最初のページでなかなか勇ましい桃太郎一行が登場しているので コイツらがバカやりまくるお話になるのかと思ったら なんとも女の子が使うメモ帳のキャラみたいな(←この言い回しが好き) かわいいモモタローだったので、 逆に鬼にやられまくっておしまいか?と肩すかしを食らった気分になったけど 最後にきびだんごを食べてパワーアップしたモモタロー軍団がすごかった! 普段はかわいく振る舞っておどけて笑わせ、 きびだんごを食べてパワーアップした時にもそのムチャクチャな変身で笑わせてくれる。 犬がライオンに変身してしまうのはギャグマンガだからこそ許せる技ですね。 このおかげで鬼は終始モモタロー軍団に振り回されっぱなし。 読者のオレも最後まで楽しく読めました。 桃太郎という有名すぎる童話をモチーフにして よくぞここまで作者ならではのストーリーに持って行けた。 今度は完全オリジナル作品にもチャレンジしてみてはどうだろう。 おもしろかったです。 ▼ワールドカップドリーム 夢のかなたへ:出月こーじ 読み切り兄弟サッカーマンガ。 作者はボンボンでメトロイドとか描いてたヒト。 夢野カナタ(10)は兄・夢野ハルカ(12)とともにワールドカップを夢見るサッカー少年。 しかしカナタは自分の実力にうぬぼれて練習もサボり気味で試合でもなかなか本気を出さない。 ある日、カナタは尊敬する兄と50m走をして負けてしまい、 ハルカの実力は日々のたゆまぬ努力の成果だと言うことを思い知る。 今まで兄の技術を受け継いでいると思いこんでいたカナタはこれを受けて心機一転し、 自分も兄と同じ努力をするのだった。 42ページもあったけど一気読みしてしまいました。 尊敬する兄を追ってガムシャラに突っ走っていく弟の姿だけが鮮明に現れていて それ以外の不純な要素が全くないんで、カナタの行動に共感できて ガガーッと一気読みできるんですね。 カナタが兄以上の努力をするようになっただけでなく 敵のラフプレーにも動じない強い精神を見せつけたのがGOOD。 くつの履きつぶしが夢野兄弟の努力のシンボルとなる締めくくりも良かったです。 これぞ児童向け少年サッカーマンガだよね!NICE! ▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明 竜騎士のシフォンがカスタードくんに惚れてしまって ラブラブな展開になってますね~。 さんざんチョコ・パ姫から拷問を受けていたカスタードくんにとっては ようやく普通の男の子に戻る時が来たようですな。 こんな状況になっても自分の性格を変えるつもりは全然ないようで・・・>チョコ・パ姫 困ったモンだネ。 ▼少年ダンディ:ボッカ くっはー!! 今月はダンディくんのいやらしさ全開だな~。 しかしそれがこのマンガのおもしろいところだから仕方ないな~、 ええ、仕方がないです。 それにしてもダンディくんは他人のテストの点よりも 女教師のパンツの柄のほうが気になるのですか・・・(汗汗) ▼あくまで悪魔 ユラとカイト:田伊りょうき 読み切り。 2006年春期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。 おちこぼれ悪魔(♀)のユラは、人間にいたずらを仕掛けても 結果として人間に喜ばれることばかりで困らせることができず、 なかなか悪事ノルマを達成できない。 そんなある日、ユラは天使に近づくために修行をしているカイトという少年と出会い、 早速、カイトに攻撃を仕掛けるがまたしてもカイトに喜ばれる結果となるのだった。 全体的にやさしい感じが漂うマンガですね。 カイトがなぜ人に追われていたのかはおきざりにされてしまっているが、 ユラのイタズラがカイトと出会うきっかけとなり、 以降、ユラのイタズラが全てカイトを救う形になって、悪行が一切合切ないのが好印象。 確かにユラが最後には悪魔の国から追放されるという展開は見え見えではあったけど、 人を悪の道に誘うことを目的とし、 人とは決して仲良くなるはずがない悪魔と人間が仲良くなれる方法の一つを 提示して見せたのは大したものだと思った。良かったです。 ▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二 今月は背景の描き方。 確かに建物や箱を立体的に描くのは難しいが 背景を描き込みすぎるとコマがごちゃごちゃしてしまうことのほうがよっぽど問題だ。 今回紹介された住宅街の絵なんて初心者には夢のまた夢レベル。 どうやったらこんなにすっきりした背景が描けるんでしょうねえ。 やっぱこれはプロの域だな。 |
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2006年6月25日 日曜日 |
小学六年生 2006年7月号 |
2006年6月3日発売 |
小学館 580円 |
今月の特集は地球の環境。 温暖化を防ぐため、二酸化炭素やゴミを減らす努力を皆でしなければいけないのだ! しかし石油に変わるエネルギーの紹介などは未来的で希望が持てるものでもあるので、 早いとこ実用化して欲しいですね。 あと、移動するならなんといっても自転車でしょ。 免許はいらないし、一方通行は無視できるし、簡単に引き返せるし なによりクリーンなのが嬉しいじゃないか。 自動車はハイブリッドカーすらなかなか出てこないし、 電車は大きな駅ばかりが便利になって乗換駅ではない駅は その犠牲になって本数が減って不便だし こんな時代だからこそ自転車を見つめ直す時なんじゃないのか? みんなも移動には自転車に乗ろう! オレは・・・今から自転車を買いに行くか(恥)。 ▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久 天太が考えたカップラーメンの容器を使ったカップおもちゃは、 下町の駄菓子店風のおもちゃ屋が似合う商品で、 東京ビッグサイトのおもちゃショーで名乗りを上げるほどの大したシロモノではない。 なのにビッグサイトに乗り込んでカップおもちゃだけで楽天屋ブースを占拠するのは ちょっと無謀すぎやしませんか? すごく浮きまくってるぞ。 ついでにカップおもちゃを作るために カップラーメンを連日たらふく食べてしまった行為も無謀。 そんなのばっか食ってると体がおかしくなっちゃうゾ。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 汐見くん事故で右腕骨折。ショックをうけるななこだが それと同時にやさしかった剣木くんにちょっと変な仕草が見られるように。 もしかして剣木くんは、ななこが汐見くんと一緒にいることを妬んでるのか? そんな了見の狭い人だとは思いたくないけど。 ▼GOGO!たまたま たまごっち:ヤスコーン 賞品をゲットするために、うんち製造マシーンを開発してうんちを集めるたまごっち軍団。 ・・・で、もらった賞品が大きくてベットリしたうんちってなんなんだか(汗)。 ▼トホホな犬:あいみてつろう 新キャラ・ばねダックス(フント)登場。 長~い胴に巻いているのはバネだったのね。 てっきりカラフルなタイヤかと思った・・・ ▼夢への扉~国境なき医師団 宮川雅美の章~:鈴木小波 去年の10月にパキスタンで大地震が発生した際に 営利を目的としない医療援助団体「国境なき医師団」からパキスタンに派遣され 現地で医療活動をしたDr.オレンジこと宮川雅美の物語。 現地には医療器材や薬が限られた数しか無くても 医師と現地の人が支え合えばひとつの励みになって心が和らぐ。 これだけでもボランティア活動に貢献していると言えるんじゃないでしょうかね。 あと、本人(宮川雅美)の真意かどうか分かりませんが 「今は世界中の女性と子供たちを、もっと笑顔にしたい!!」ってなんじゃそりゃ。 なんで女性と子供に限定するのかな~?と疑問に思ってみたり。 ▼ゐけゐけ!アリ☆ハマ:原作/よゐこ・漫画/市橋俊介 えー、「地球にやさしく」「ムダなものは買わない」がテーマになってますが、 ハマちんがおつかいでしょうゆ1つだけを買うのに 靴を買ったり、タクシーを使って移動したりと無駄遣いしまくり。 どうやらハマちんはエコ活動には向いていないお子様のようです。 |
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2006年6月23日 金曜日 |
小学五年生 2006年7月号 |
2006年6月3日発売 |
小学館 540円 |
▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな まおは明日から夏休み→その翌日からまおの両親が1ヶ月間海外出張→ でもまおはぬーの世話をしなきゃいけないので留守番→ でも子供1人は心配だから憧れの仁の家にお世話になる→ でも仁は夏休みの間、海の家でバイトなのでまおは海の家でお泊まり→ なぜか大介も一緒・・・ すばらしく 都合の良い筋書じゃないですか 兄崎センセ あまりのご都合的展開に爆笑。 海外出張では夫婦そろってパーティに出なきゃいけないからって 娘を1ヶ月間もほったらかしですか? この世知辛い世の中、 安易に高校生の男子が住む家にまおを預けることを思いつく両親の気が知れない。 預けるなら、両親の実家か、まおと同い年の友人の家にしろよ。 ・・・で、強引な筋書き通りに海の家に行ったまおは、 海辺で謎の黒服にさらわれそうになってしまってさあ大変。 謎の黒服達は、ぬーのいた研究所と何か関係があるのかしらね? だとしたら黒服達の正体を突き止めるために、 まおは何も抵抗せず、このままさらわれてしまいましょう。 黒服達はぬーの特殊能力も知っているみたいだし もしかしたらコイツらは未来人か地球外生命体だった、てのもありえるかもよ。 ▼新・マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏 今度のマサルの相手は香車。 香車の四間飛車戦法に対してマサルは居飛車穴熊で防御。 しかし香車は飛車との連携で槍の威力をさらに強大なものにしていく。 今のところ将棋としてはすごく真っ当な展開。 そもそも香車はゲームスタート時は盤の端っこに置いてあるので 前方にどこまでも進める能力を存分に活かすことができず、 それよりも相手の香車を取って持ち駒として持っているほうが より威力を発揮すると思うんだけど、 怨霊・香車は、最初から置いてある場所の香車と飛車とを連携させて マサルの王将を狙っていくのだから棋力は相当高いものだと思わせる。 防戦一方のマサルはどんな逆転劇を見せてくれるやら。 ▼シンペイキングダム:中山雅也 挟んだ物を飛ばすことができるシンベイダーの能力があれば パスポート無しでドイツに行けて、入場券無しでスタジアム内にも入れるので ワールドカップは現地でお金をかけずに楽しめちゃう。 思いっきり犯罪だけど。 ▼ないしょのつぼみ:やぶうち優 つぼみは不思議なシャープペンを学校に忘れてしまって、 夜に幹図くんと一緒に小学校の教室へ潜入。 そこへ生徒の体操着を持った変なおじさんと遭遇して2人は思わず屋上へ逃げるが 変なおじさんも屋上へ向かっており、もはや絶体絶命!! ・・・と思わせといて実は変なおじさんの正体は学校関係者だったりして。 どうなのかしら? ※別冊付録 ▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより もし黒い招き猫をくれるやつがいたら、 チュウ・・・くらいあげてもいいな♡ コタロウくん男の子なのに女の子に大胆発言。 でもあげたのはチュウじゃなくてチュウカなふくでした。 ・・・サギじゃん。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 ななこは山菜ユイの手によって髪を短く切られ、 「強い女の子」を表現する新しい自分に変身するが それを見た汐見くんが「なんでそんな切っちゃったんだよ?」とななこに冷たい反応。 しかし心優しい汐見くんのことだ。 ただ自分の好みに合わないということではない 何か隠された真意があるのだと思う。 オレはそう信じてる。 ▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ 今月からB型女の木元優奈の恋物語が始まります。 でも今回の話を見る限りでは 「どうぶつの林」なるゲームにのめり込んでいる1組の男女の恋物語で 血液型はあまり関係ない感じ。 それにしてもゲームで争ってる優奈と荒川くんの姿は実におもしろいなあ。 まあ、キャラ自体がおもしろいってこともあるんだけどね。 もしゲームがきっかけで2人が恋に発展するんなら 血液型なんてもうどうでもいーじゃないか。 ▼リヴリーアイランド 5年3組の大冒険!:ふくやまけいこ 理振小学校の校庭の土を鉢に入れれば瞬時に小さな森が形成、 さらに伝達能力があるリヴリーと呼ばれる不思議な生き物が瞬間移動で小さな森にやってくる。 これは想像するだけでも楽しそうだなあ。 リヴリーはともかく、瞬時に小さな森ができる土が発明されれば 盆栽界の新しい分野として大いに流行りそう。 誰か作ってみないか? ▼トホホな犬:あいみてつろう 体にタンバリンと空き缶を身につけているシャポンコは 雨の日に外に出たらだめじゃないか。 タンバリンや空き缶が雨で錆びて使い物にならなくなったらどうするんだ。 ▼文具天国:そにしけんじ おお、今回はノック式ボールペンを使ったスーパーカー消しゴムとばしですか!! うーん、懐かしいねえ。 これぞ遊べる文房具の元祖って感じ。 しかし1980年代に大ブレイクしたスーパーカー消しゴムも今ではすっかりご隠居。 今の子供達ってスーパーカー消しゴムとばしで遊ばないのかしら ・・・ってスーパーカー消しゴム自体売ってないか・・・ このすばらしい画期的な遊びをパパの世代だけで終わらせてしまうのは 実にもったいないとオレは思う。 こういう児童雑誌を通してまた復活してくれたらな。 作者の目の付け所に感服。 ▼おっちゃん:原作/Q-LiA・まんが/タダエツコ 小川のおっちゃん、会社でリストラされたところで りすと虎を出すベタなギャグをかますなんて 余計にうすら寒いよ・・・ ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ 新シリーズの新種族たちの中で唯一、特殊能力のない霊騎ラハースは 学校の生徒としては一番まともじゃないの? ▼あさりちゃん:室山まゆみ いくらワールドカップに興味がないからって 決勝戦で使われる金のボールを蹴ったら足が折れるなどとぬかす あさりちゃんのクラスメートの女子は大いに問題ありだと思う。 あさりちゃんと同等のアタマの悪さだな。 |
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2006年6月21日 水曜日 |
小学四年生 2006年7月号 |
2006年6月3日発売 |
小学館 540円 |
今月のカブトムシの特集で、 カブトムシは世界中どこでも人気者であるとは限らず、 台湾のある種は作物を食い荒らす害虫として嫌われているものもいるそうです。 ニューギニアのある種では成虫が人間の食用になるカブトムシもいるとか。 カブトムシも国によって扱いが違うんですねえ。 ▼空色のおんぷ:池田多恵子 空「どこで練習するの?」 奏「しよーがねぇーなあー。オレんちに来いよ。」 そう言われてホイホイと奏の家にお邪魔する空。 しかも奏の家は超豪華なお家に住んでいて バイオリンの上手な金持ちのおぼっちゃんと その音色に惹かれたピアノ弾きの女の子のカップルという これ以上ない組み合わせで甘々ムードに突入。 そこから奏の家庭の事情を絡めた話に突き進んでいきそうで、 奏はますます空とは親密な仲になっていきそうだ。 どうでもいいけど奏のばあちゃん、美人で若ぇ~!! ▼ちょボットオンライン:よしのえみこ 今回はメールの署名がテーマ。 署名というのはメールを新規作成する際に 定型文が自動的に入る便利な機能。 ・・・とはいえ、メールを使う頻度が少ない人は 署名を使う機会もそんなにないんですけどね。 小4のお子様方は使えたらちょっと便利だなくらいに 考えた方がいいんじゃないっすか。 ▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ いつもこれ見よがしにいちゃついてるけど キャラとしては地味な部類に入るノズ子とパス男にスポットを当てている 今回の4コマエピソードが珍しくもあっておもしろい。 でも2人が愛し合ったきっかけがルージュラのおかげだったとは。 まあ、見た目からして恋のキューピッドには程遠いですけどね。 誰にでも結婚を迫るルージュラもたまには役に立つことがあるってことでめでたしかな。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 孫が使っている椅子が古くなったので じーさんが、ナイス斎藤さんなる人物を呼んで新しい椅子を次々紹介。 案の定、奇怪な椅子ばかりでまともな椅子なんてありゃしねえ。 しまいにはナイス斎藤さん自らが椅子になっちゃって。 いや、そんなことされてもなあ・・・・・・ おもしろいけど結局一番良かったのは古い椅子じゃん。 古くてもまともなのがいい。 ▼ないしょのつぼみ:やぶうち優 つぼみの家に親戚のお兄さんがやってきて どうやら次号でつぼみと一緒にプールに入ることになりそう。 根本くんも一緒に行きそうなので、 なにかプールで性に関するハプニングが起きないかと ちょっとだけ期待してみる。 ▼トホホな犬:あいみてつろう トホホな犬たちの雨対策はトタン板やスーパーのビニール袋を頭にかぶせること。 滑稽だけど、彼ららしいオシャレになってるんじゃないかしらね。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 温泉場を巡ってタンゴとカクタスがバトル対決! でもカクタスは戦いには向かないんじゃなかったっけ? 恥をかくだけだと思うんだけどなあ。 どうなんでしょ。 それにしても甲虫が温泉に入って何か効能があるのかね・・・ ▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之 今月は数字がテーマだけど、縁起の良い数字、悪い数字が国によって違うなど、 社会科の内容が濃いテーマとなっています。 例えば「4」や「9」は日本にとってはあまり良いイメージはないけれど 「4」は季節や方角が4つあることから「完成」を表す数字、 「9」は1桁の中では一番大きな数だから最高の数字と考える国もあるそうです。 そういえば久米田康治のマンガでも末広がりの「8」は縁起が悪いとするネタがあったよね。 そう考えると、縁起が良いまたは縁起が悪い数字は国だけでなく人によっても違うようですね。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 ルナに「一緒にファッションショーに出ないか」と誘われて迷うななこに 汐見くんと神那くんがそれぞれ違う形で一押し。 男子キャラの行動が光っていたな。GOOD。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと 子供達のお菓子への欲求がエネルギー源になるお菓子の国ですか。 これがもし現代人のゲームへの欲求がエネルギー源になるゲームの世界だったりしたら かなり怖いと思った。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ 自分の持ち物に名前をつけて愛着を持ってしまうあさりちゃんに爆笑。 消しゴムを借りただけなのに ジュンくん(消しゴムの名前)を拉致ったって・・・(汗) 妄想モードもここまでくると笑えるね。 |
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2006年6月19日 月曜日 |
小学三年生 2006年7月号 |
2006年6月3日発売 |
小学館 540円 |
沖縄の与那国島にある海底神殿がロマンチックだ。 人工的に作られた物であっても、あるいは自然が作り出した芸術であっても その神秘的な不思議さに変わりはない。 海に沈んだその光景を見ていると タイムマシンで海底神殿が造られる過程を見ることができたらな~って つくづく思いますよええ。 ▼カッチ・ポッチエクスプローラー:てしろぎたかし 今月はカップラーメンのヒミツについて。 カップラーメンの麺の長さが国によって違っていたり カップラーメンの具はフリーズドライしたものであって決してニセモノではないなどの おもしろトリビア的知識が盛りだくさん。 そっかー、カップラーメンの具ってニセモノじゃなかったんだ・・・ てっきり他の材料で作られた加工品なんじゃないかと思ってたけどねー(苦笑)。 ※別冊付録 ▼無敵蹴団!アイアンキャンディーズ(特別編):川久保榮二 今月てっきり休みかと思ったら、ワールドカップにちなんで アイアンキャンディーズのメンバーが100年前にワープして 第1回ワールドカップ誕生にまつわる場面を覗きに行くという 特別編が掲載されている。 「W杯(ワールドカップ)を創った男 ジュール・リメ物語」と副題が付いているものの、 ジョーを始めとするアイアンキャンディーズのメンバーらが ストーリーの最中にいちいちしゃしゃり出て茶々を入れてくるので、 いつものアイアンキャンディーズのノリになってしまい、 ワールドカップ過去特別編を読んでる気がしない。 そもそもサッカーマンガとは言え、 真っ当なサッカーとは程遠い非常識なことばかりやっているコイツらが ワールドカップの、しかも過去について語るなんてこと自体 非常にムリがあるんじゃないの? ▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ 花の種って、土に植える前に花が咲くモンなんですか・・・ ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 フフフ、バトルで一番恐ろしいのは、 有能な敵より無能な味方だ。 パラはおそらく、タンゴにまとわりついてる カミキリムシのゴマダラのことを言ってるんだろうけど パラにもニードルという無能な味方がいらっしゃいますからねえ。 本人もそのことを身にしみてよく分かってらっしゃるんでしょうねえ、ええ。 ▼星のカービィ:さくま良子 プールって1年間ほったらかしにすると汚くなりますよねえ。 ・・・にしてもデデデ大王のプールは汚すぎ。 スイカを1年間もプールの中にほうっておくなよ。 ▼MLB(モンスター・リーグ・ベースボール)デビルキャッツ:窪田一裕とスーパーマウス サダハル顔の人面甲虫に爆笑。 前回の人面犬といい、こういうの描かせたら上手いよな~。 ▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお なんか、今回茶番だな。 ドッジボールなのに、ファイターズの万は相手のアタマを狙うし、 ヒクソンズは良平のキンタマを当てる作戦に出るし これじゃあどっちもどっち。 次号の堂児の活躍に期待だな。 ▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 うーん、生徒だけじゃなく、先生にも腐ったヤツがいようとは。 レイとライはその教え子だったのね。 レイは悪いことをしてオシャレをすることの愚かさに気付き、 魔の手から脱却しようとしてるけど、 ライのほうは悪魔が取り憑いたが如く暴走モードに突入。 ライがどこまでラブとベリーに食って掛かるのか なんだかおもしろくなってきた。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 ななこのヒミツを探ろうとする女の子が出現。 ななこのヒミツと言ったら真っ先に思い浮かぶのがルルカなんだけど、 そう簡単にルルカの存在が他人にバレてしまうようなことはありますまい。 ルルカはななこ以外の人には見えないはずだし。 ▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ シナモンカフェにはペンギンやアザラシもお客さんとしてやってくるんですねえ。 団体さんでやってくるところがミソ。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりとちがってタタミは歯の管理は完璧。 あさりは多少姉に噛みつかれても歯の管理は タタミに任せておけば安心だ。 ▼トホホな犬:原作/あいみてつろう・まんが/よしのえみこ トホホな犬が見つけたフジツボつきのタイヤ、 一瞬、ダイヤモンドつきタイヤかと思った・・・ |
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2006年6月16日 金曜日 |
小学二年生 2006年7月号 |
2006年6月3日発売 |
小学館 540円 |
今月のホタルの特集で、ホタルが2匹いれば 暗闇の中でも辞書の文字が読めることが判明。 すげえ。 あと、水の特集では凍らない超純水や、 ぬれない水がこの世に存在することが判明。 これまたすげえ。 ▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ 氷のスーツに、ジュゴンのダジャレTシャツ・・・ 涼しげな夏向けの服なのになぜか冬を感じさせる服だなあ。 ジュゴンの「ファッションがすずしくてファックション」って もはや涼しいを通り越して寒いよ・・・ ▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 ルナとラブ&ベリーは、お互いダンスとオシャレで持っていないモノを教え合って 意外にも正々堂々とした展開でホッと一安心。 ルナは少々プライドが高いのが気になるけど この分だとダンス勝負はドロドロした内容にはならなさそう。 ▼わんこ・みっくす:あべさより イルカやアザラシなどの海獣ともお友達になれるタスケですが、 さすがにサメとはお友達になれないようで。 まあ、仕方ないですね。魚は基本的に馴れない生き物ですし、 このままだとタスケはサメのエサになること必至です。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりちゃんは自分の歯の健康管理もできないのに うにょの歯磨き当番なんてできるわけないだろう・・・ おまけにうにょにおやつをバクバク食べさせて太らせてしまって これではうにょの環境改善のために あさりちゃんをうにょから遠ざけた方が良いのではないか? ▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子 きらりとエリナが、自分が出演するCMの採用を巡って、ケーキを使った撮影バトル! 結果は、高価な材料を使ってケーキを作ったエリナよりも キノコのケーキ他ヘンなケーキをたくさん作ったきらりのほうに軍配が上がりました。 勝敗の基準が全く分からんちん。 ▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ ボーイッシュなシフォンは、リボンを使って 室内用のサッカーゴールやテニスのネットを作っちゃいました。 運動好きな男の子でもそんな発想はまず出ないと思うよ。 きっとシフォンは根っからのスポーツ好きなんだね。 ▼トホホな犬:原作/あいみてつろう・まんが/よしのえみこ 太陽求めて水たまりに映る太陽に向かってダイブするトホホな犬。 エサを川に落としたボケ犬の話に似ていてほのぼのするねえ~♪ ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 ジャンボが得意の頭突きで、 落とし穴をふさいでいる岩を壊してタンゴを救出するのは予想できたけど、 まさかそれがニードルの指示ミスによって行われるとは・・・ ニードルは本当に救いようのないおバカさんですね♪ バトルする度に戦いのセンスの無さが露呈されてしまう。 勝手に自滅してくれるし実にありがたい敵キャラだ。 ▼超人だじゃれマン:上重☆さゆり フットサルをしていた猿がフッと去る・・・ 立ち去る猿達の後ろ姿になんとなく哀愁を感じる。 ▼星のカービィ:さくま良子 デデデ大王は大切に育て上げたカブトムシがいなくなったので すぐにカービィが盗んだんじゃないかと疑ってましたが、 それに対して怪しげな態度を取っていたカービィは 盗んだのはカブトムシじゃなくてゼリーだぞとこれ見よがしに 堂々と偉そうに発表したのでした。 それってドロボウじゃん。 誰かカービィの犯罪を止めて・・・ |
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2006年6月14日 水曜日 |
小学一年生 2006年7月号 |
2006年6月1日発売 |
小学館 540円 |
わずかな出っぱりに手をかけて壁を上る「クライミング」なるスポーツ。 こういうのは体重の軽い子供のほうが却って有利なんじゃないですかね? ▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 プールの水に浸かるのすら怖いくらいに泳ぐのをためらっていた女の子が ラブ&ベリーのオシャレ1つであっという間にプールに浸かれるようになりましたとさ。 めでたしめでたし。かなりムシがいい話ですがめでたしめでたし。 ▼GOGO!たまたま たまごっち:ヤスコーン めめっちが「じかんや(時間屋)さんになっちゃった」なんて言うから てっきり時間を操ることができる商売かと思ったら 「○○の時間ですよ~」とお知らせするだけ。 アラームと変わりないやん。 ▼甲虫王者ムシキング ポポの冒険編:三鷹公一 変態スズメバチ共がよってたかってアゲハ嬢・・・じゃなくてアゲハチョウを襲うシーンは なかなかすさまじいものがありますな。 その後、スズメバチに拉致されたアゲハチョウを救うため、 ポポとムシキング、そしてポポの幼なじみでアゲハチョウをこよなく愛する女の子のピピを加えて 危険な冒険の旅に出るのでした。 危険を承知でポポと一緒に旅をすることにしたピピ。 果たして彼女が役に立つ場面はあるのでしょうか? ▼きらりん☆レボリューション:げんさく/中原杏・まんが/小坂まりこ きらり~!! アイドルなんかやめるんやー!! おまえはおれとけっこんするんやで!! まーたけったいな男が現れたなー。 彼の名は嵐。得意のマジックできらりの晴れ舞台をタコやらイカやらの海産物まみれにして 文字通り嵐の如く舞台を荒らしてくれたのでした。 しかしそんな苦境にもめげずにきらりは海産物を飾りにしてステージを成功させました。 エライねー。 でもなんで海産物なの? なんの意味もなく海産物を出す嵐のマジックにマヌケさを感じる。 ▼キーボッツ2 希望の紋章:犬木栄治 アレックスは大地の国で、ジークの足を取り入れたボスモンスターと遭遇。 だが同じ大地の国に棲むコアモンスター・グランレックスの協力もあり、 あっけなくボスモンスターを攻略した。 この分だとアレックスはとんとん拍子でアロンディア大陸を回れそうだね。 これならイライラ感がなく読むのもラクチン。 ▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ 1枚では軽いタオルも、数枚集まればそれなりの重さになるんですね。 シナモンがそれを身をもって我々に教えてくれました。 ▼星のカービィ:さくま良子 ワールドカップにちなんでプププランドでもサッカー大会が開催。 今回カービィはデデデチームのサポーターとして応援するだけだったはずが 岩に変身してデデデ大王に体当たりしたり、選手の足を凍らせたり、 挙げ句の果てには、 ジャイアンシチューならぬカービィシチューで デデデ大王らの腹をぶっ壊す始末。 材料にはコウモリやヘビの死骸、くつした等々・・・ 最悪だ。こんな悪魔のようなスープを作ったカービィ本人はすまし顔で 頑張ったデデデチーム全員がシチューを飲んでひどい目に遭うなんて こんなバカな話があるか。 良い子のみんなが見ているというのに 果たしてこんな悪意に満ちた犯罪的な行為が許されていいのだろーか? カービィをこのままのさばらせておいてもいいのだろーか? ▼ママだって1ねんせい:都あきこ 今回はご近所探検。 何気ない身の回りの風景もよく見ればいろんな動植物の宝庫。 そしてそれを手がかりにご近所マップを作れば ご近所マップでありながら生き物マップにもなって 遠出をしなくても自然に触れることができるのですね。 なんてすばらしい。 でも調べるのはあくまで動植物にとどめておいて 人間の日常を調べるのはやめましょうね♪ |
上 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号 5月号 6月号 |
2006年6月13日 火曜日 |
コロコロイチバン! 2006年8号 |
2006年5月25日発売 |
小学館 440円 |
今月号のふろくは、ガリガリくんの絵が描いてあるビーチボール。 もちろん絵はオリジナルです。 ▼ガリガリ君:小ガエル ということで浜辺に繰り出したガリガリ君率いるガリガリ部一堂。 その活動内容は・・・・・・やっぱ分からん。 苦しいダジャレの連発だけで終始していて 「ガリガリ君ってこんなヤツなの?」と首をかしげたくなる。 ▼ドラサッカー:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ 別コロに続いてドラサッカー第2話目。 クロえもんが別人に変装してサッカー部に潜入、 そこで万年ベンチの少年・ヒデ坊を励ますというお話。 クロえもんって野球だけじゃなくサッカーやらせてもうまいんですねえ。 でも変装しているとはいえサッカークラブに入るのはまずいんじゃないのか・・・? まあ、W杯で盛り上がっている間だけとは思いますけど。 ▼だるだるばあさんとほげほげじいさんのギャグギャグ日本昔ばなし:大崎亮平 今回はギャグよりもややフケ顔の金太郎に爆笑。 子供っぽくないギャグ顔がいい味出してるんだなこれが。 ▼ムシキングバトラー力(リキ):犬木栄治 遠足に行っているリキが山の中でカン太くんとバッタリ出会っても カン太くんがたった1人で三輪車でこんなところまで来たのかとか、 家でお母さんが心配してるんじゃないかとか そんなことはまるで無視してごく自然体に意気投合。 そして図体のでかいしゃべるカブトムシが目の前に現れても 怖がらず怪しがらずこれまたごく自然体にスルー。 おまえたちなんか感覚が狂ってないか? 「新種でしゅ!!」とか言って喜んでる場合じゃないだろ! 怖がれよ怪しがれよ。 アホな迷コンビがここに誕生。 ▼オレってムシキング!?:穴久保幸作 うーむ、甲虫サッカーチームのみなさんは むさ苦しい顔してユニフォーム着てなかなか不気味だな。 ▼わざぼー:曽山一寿 みみみが技風むむに負けてしまったのは大きな声を出さなかったからでした。 答えが分かってしまえば単純なんだけど そこまでたどりつく過程がおもしろいやね。 みみみの恥ずかしっぷりがこのマンガらしくもありそやまんがらしくもあり、 おもしろいです。 ▼ガルル!ロックマンエグゼ:永井ゆうじ まさとくんとロックマンをケンカさせようと企むバブルマン。 しかし相手はなんといっても失敗作のネットナビ。 ロックマンに手を出したらそれこそ暴走を起こしちゃって 収集つかなくなっちゃうのは目に見えてるよね。 ▼デュエルマスターズ ファイトッ!:松本しげのぶ またまたウンコネタ。 しかし今回はただのウンコネタではなく、 クリーチャーの特性をちゃんと活かしたオチだったのがナイスだ。 一方、れくちゃんはビルから落ちて命が消えちゃってかわいそうねえ。 今思えば、ボルペルグ・クロス・ドラゴンにもう一発でっかいウンコをしてもらって それをクッション代わりにしてたられくちゃんは助かってたんじゃないのか・・・? ▼たいけつ!ビックリマン小学校:原作/下田淳・まんが/むさしのあつし テンマはカゼをひいて寝込んでいるのにもかかわらず天界へムリヤリ連れ去られて かわいそう・・・と思ったけれどタコヤキで体力を回復させているので 病人に運動させない優しい配慮がGOOD。 さらに、運動会の景品としてオルゴールまでもらっちゃってなおGOOD。 天界でオール5をもらってもしょうがないからこれで良し! 「タコリ~ン♪タコリ~ン♪」と鳴るタコ型のオルゴール、かわいいじゃないの。 ▼ぜんまいざむらい:勝見直人 なめざえもんが食べ物を使ったイタズラで ぜんまいざむらいと豆丸をケンカさせて仲を悪くさせようとしても 2人はなめざえもんのイタズラを見抜いてケンカせず 草むしり競争で決着をつけるという 徹底した善行ぶりに清々しさを感じる。 これじゃあ悪の芽が生えるスキがないね。 お子様が見ても安全なセーフティマンガと言える。 CERO全年齢対象コミック。 ▼ダジャ拳だじゃ丸:のむらしんぼ 新連載。ダジャレギャグマンガ。 ダジャ林寺(りんじ)でしゃれこうべ老師の指導の元、 ダジャレパワーで相手を打ち負かす拳法・ダジャ拳の修行にいそしむだじゃ丸くんは さらなるダジャ拳を極めるため、寺を出て武者修行の旅に出るのでした。 ほお、いいじゃないですか。おもしろかったです。 ダジャレをテーマにするのはベタだけど、 コロコロよりも読者年齢層が若干幼いであろうコロコロイチバンの読者諸君には こんなマンガがちょうどいい。 ダジャレを言うと自分もその恰好に変身するため見た目にも分かりやすく、 言葉の遊びという感覚で楽しく読める。 こういうのでいいんですよこういうので。 初回の印象は良かったけれど、まちがっても下品な方向に持っていったらダメ。 鯛の糞は許容範囲だが油断は禁物。 久しぶりにのむらしんぼ氏のオリジナルマンガを読んで「おもしろい」と思えた良作なので 決して下ネタに頼らず、これでもかと繰り出されるダジャレで読者を楽しませてほしい。 ▼兄弟戦士お兄マン!!:立川史 新連載。 ひとりっ子の小学3年生・サトルくんが登校中に 「ボクもやさしいお兄ちゃんがほしいなあ・・・」と呟いたら 突然、サトルくんの背中のランドセルの中から 兄弟戦士お兄マンと名乗るヘンなヤツが現れ、 以降、サトルくんにまとわりついて珍騒動を起こすのでした。 児童マンガではよく見かける「ありがた迷惑型のヒーローマンガ」ですね。 「お兄マン」というネーミングセンスがバカバカしくて良いのですが 「兄弟戦士」と言ってる割にはどこら辺が兄弟らしいのかよく分かりません。 もっとも本編とは無関係のギャグを随所に散りばめているので お兄マンの存在意義がどうでもよくなってしまって そういうマンガに兄弟らしさを求めること自体無意味なのかもしれませんけどね。 しかもお兄マンは6歳でサトルくんより年下。 かといって弟らしさの欠片もないし兄貴らしくもない意味不明な兄弟戦士です。 まあ、ドタバタギャグとしてはまずまずのおもしろさですよ。 ▼われら!キーボッツ学園:さいとう ひろ ボッツ先生のものまねを披露するアレックスに失笑。 そんな内輪ネタ誰にも分かるわけないじゃないか・・・ ▼どーぶつのはなし。:河合じゅんじ ホラ貝を缶蹴りの缶の代わりに使うところが動物らしくていい。 ▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう 女の子釣り師・乙姫みさきに気持ち悪いモノなど何もない!! ナマコ・ゴカイ・クモヒトデ何でもOK! ・・・と思ったら意外にもたろうの海水パンツが気持ち悪いとは・・・ 気持ち悪いどころかかわいいじゃないか。 みさきちゃんが気持ち悪がったのはきっと見慣れてないからだろう。 見慣れれば愛着心が持てるはずだ。多分。 ▼だらだらRPG アミーバ!!:山下たかひろ 戦闘モードで銭湯モード!! 柳生じゅる兵衛に続いて網場ハカセもダジャレを言うようになったか・・・ |
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2006年6月12日 月曜日 |