項目名 | 依頼人は死んだ |
読み | いらいにんはしんだ |
分類 | ミステリ小説 |
作者 | |
公的データ | 女探偵・葉村晶のもとに持ちこまれる様々な事件。例えば、市役所から突然送られてきたガンの通知…。その真相は、いつも切なく、少しこわい。あざやかなどんでん返しを見破れますか? 連作ミステリー。(おっぺ) |
感想文等 | 前作を読んでいないとネタバレしてたりちょっと困る部分も多いので。 今回のこれは、「アヴェ・マリア」や「女探偵の夏休み」の叙述トリックに気持ちよく騙されました。しかし。。。ラストの書き下ろしで収束された途端の、このディクスン・カー「火刑法廷」というか高木彬光・墨野隴人シリーズ「大東京四谷怪談」というかは。。。(^^;) 一体、これでは果たして第三作目があるのか、それとも、こうしてホラーとして終了するのか不明。それがまた恐ろしいのかもしれないけれど。 『八月の降霊会』などのホラーも書いている作家だからなあ。でも、よもや。。。 前作が完全なミステリだっただけに、これはびっくりしましたー。(おっぺ) |