語る「万華鏡」

(陽気な容疑者たち)

陽気な容疑者たち(ようきなようぎしゃたち)

項目名陽気な容疑者たち
読みようきなようぎしゃたち
分類ミステリ小説

作者
  • 天藤真(おっぺ)
  • 公的データ
  • 伯父の経理事務所に勤める主人公は、顧客の工所経営者が会社解散を決意し、従業員と対立しているのに巻き込まれた上、蔵の中で経営者が急死するという事件に遭遇する。「推理小説には持ちこみ難いユーモアや機智を、それとは目立たぬ程度に配分しつつ、綿密な密室殺人事件を作り上げている」と、大下宇陀児が激賞した著者の長編第一作である。(おっぺ)
  • 感想文等
  • なんて人間のいい人たちなんだろう…というのが、この小説の主人公たちへの「感想」になる。。。
     主人公も、意外な探偵役も、もちろんこの「陽気な容疑者たち」も。
     憎むべき?被害者役にしろ、唯一の悪役たるもぐらのくらこ嬢にしろ。。。
     みな、うちそろって「いい人たち」なのだ。
     これが天藤真の作品の最もうれしい点なのだ。読み終わったとき、後味の悪さのない。。。
     この作品の幕切れも心に残る。
     とても、、、心地よい小説なのだ。。。(おっぺ)
  • やはり何度読んでもよい。。。というより、最初に読んだときにはそれほどでもなかったのだけれども、読み返すたびに面白くなっていくような気がするのはどういうことか。。。(おっぺ)
  • これも優しい密室
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