語る「万華鏡」

(親切無用)

親切無用(しんせつむよう)

項目名親切無用
読みしんせつむよう
分類必殺シリーズ

作者
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  • 公的データ
  • 新必殺仕置人」第12話。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 第1話「問答無用」に続き、中村主水の名が寅の会の競りにかかる話。何しろ初回で同じようなことがあったのだから、たちの驚き方はちょっと変と言えば変(笑)。
     主水は「問答無用」のとき同様、謂わば罠にかかったようなものなのだが、前回と違って主水を恨むことになるのが完全に善意の第三者、弱者たちなのだから、嵌められた主水の苦渋も第1話より上回る。
     そして「裏切無用」のときとはまた違った形で、主水己代松の心情が濃密に絡んでいく。
     これがまた仕業人チームなら、やいとや剣之介ももっと真面目(?)に主水をさっさと始末にかかっているのかもしれないし、仕置屋でも市松ならばやりかねない。の存在と、己代松のキャラクターが、確かに主水グループの関係性を仕留人以前にまで立ち戻らせているのだ。
     謂わば蜜月――だからこそ、それが再び崩壊したのち、商売人ではすでに主水は仲間の死に対して衝撃を受けることなどやめてしまっていたのかもしれない。
     そして、商売人のラストでさらに。。。(おっぺ)
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