項目名 | 屍鬼 |
読み | しき |
分類 | ホラー小説 |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | まだ「元ネタ」らしいスティーブン・キング「呪われた町」は読んだことがないと思うのだけれど、とりあえず今度読んでみようかと思う。けれどおそらく、この「屍鬼」ほどの醍醐味は感じられないのではないだろうか? キャラクター配置をとってみても、従来のエンタテイメントでは牽引力となり、あるいは主人公となる位置にあるキャラクターたちが思い切りよく「捨てられて」いくのには驚いてしまう。また、それでこそ、引き締まってこの程度の長さ(!)で収まったのだろう。 唯一、個人的にいまひとつと思えたのは、「疫病」の正体が“吸血鬼”である、との結論がいささか素直すぎるように出現してきたことで、そういう思考は子供たちはともかく、大人にはまずそう出てくるものではないと思えてしまう。「吸血鬼」が出てくるもう一段階前に「媒介動物」についてもうワンレベル逡巡が必要だった気がする。。。が、やはりそれだともう一冊分必要になったのかも(^^;) 個人的に今、心に残っているのは。。。 人は「虚空に出現する」。「そして、長い落下を開始する。ただひたすら終焉に向かって落ちていくだけ」。 「より良く生きるという、心地よく生きるという。けれどもそんなものが何になるんです? ただひたすら落ちていくだけなのに。ビルから落下するときに、落ち方を競って何になるんです。」 僕らは、今も、落ちている。 いつ、落ち終わるのか、それは判らないのだけど。(おっぺ) ・日本SFの良質な部分。 ・とても読みでがあり、じっくり考えさせられる作品でした。とにかく面白い。迫力がある。 ・ハードカバーでイッキ読み ・ハードカバーでイッキ読み ・ドラマがあります。 ・ゾンビです。 ・ホラーで一番。 ・長くなかった。 ・パターン破りの展開。 ・ヒーローがいないのが凄い。 ・ぶんこも二冊くらいにしてほしい買った ・文庫も二冊くらいにしてほしかった。 ・赤ウーロン。 ・パターン破りの展開。 |