項目名 | レインディア・エクスプレス |
読み | れいんでぃあえくすぷれす |
分類 | 舞台劇 |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | そこで出てくる、繰り返される言葉――それは……。 しかし、俺には約束がある……。 不老、不死。老いることもなく、死ぬこともなく、ただ彷徨う。そんな存在にとって、生きるとは、交情とは、なんだろう。 人が生きるには、何かしらの目的や理由や、甲斐がある。そういったものが必ず必要なのだ。 だから、彼は思い続ける。しかし、俺には約束がある。。。 どんな愛する女性とも、共に生き共に死んでいくことができない。そんな男には、ただ約束の2文字しかないのだ。友情に対しても、愛に対しても。 悠久の時の中、人間が他の生き物と違う生き方をするとすれば、言葉を身につけ、そしてその言葉の中に、「約束」という単語を備え付け、それを守り抜くことをできるその一点なのかもしれない。 そんなふうにさえ、感じたりもした。。。 約束以外に、何が人の糧となるだろう。。。(おっぺ) |