公的データ | 短編の連作シリーズであり、3冊にまとめられていますが、これの主人公「ソロモン」は「犬」です。マンガであるが故に、非常にディフォルメされ、単に漱石の猫のように人語を解するというのみに留まらず、作中の人間たちも、彼に対し、言葉こそ喋れないものの、十分コミュニケーションの交わせる、知性を持った相手として見ているように描かれています。 彼は、ピア、ルーという2人の子供がいるウォーター家で飼われています。タイトルの「ルーとソロモン」からすると、子供の一人ルーと、飼い犬ソロモンとの友情ストーリーかのようですが、実際にはルーは物語全体の要となる役目として存在し、いくつかのエピソードを除いては、大きく目立った「活躍」をするわけではありません。むしろ、姉のピアとソロモンとの愛憎関係、駆け引き等からくるストーリーの面白さが骨子となっている観があります。(おっぺ)
<作品> その日まで ライト プリーズ イエス・イッツ・ミー モヤ…モヤ ストップ ウッフッフッフ〜! 戯(そばえ) ハッピー・デイ オー・マイ・ドギー! はばたけ光の中へ! ソロモンの部屋 知らんぷり 部屋は北向き 今日は日曜 お買物 「!…?…!?」 ソロモン・ウォーカーは悪い奴 ボクはライオン わ…わん! 五里霧中 屋根の上の犬 あなたに捧げる花言葉 わたしの好みはライトグリーン ルーの部屋 ペッタン なくなっちゃった BOOO! ホリデイ・片想い わんサイドゲーム ルーのポケット 夜明け前 レモン・トゥリー 3つのお願い あのねのね その1 3つのお願い あのねのね その2 3つのお願い あのねのね その3 オール・オーバー・ナウ
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