公的データ | 「バキ」に登場。 怪力無双のキューバ人。死刑囚ではあるが、「ミスター・アンチェイン」と呼ばれ、刑務所を自由に出入りして犯罪者を捕獲する特殊な立場にある。オーガ(範馬勇次郎)とは旧知の仲。怪力と極限まで鍛え上げた筋肉の鎧をもって、パワーで圧倒する戦い方を旨とする。心臓部周辺には、日本刀の一閃をも通さない鉄のプレートを埋め込み、身体的なダメージは食事と驚異的な回復力でもってその日のうちにも治ってしまう。 死刑囚5名の逃亡を許してしまった各国の警察組織による死刑囚捕獲の要請を受け、死刑囚やファイター、光成らの思惑とは別に、独自にハンティングを開始したオリバは、来日早々にシコルスキーを発見・追撃し、その捕獲に成功する。次なるターゲットをドイルに定めたオリバは、警視庁の庁舎で密かに情報収集に当たっていたが、逆にドイルに先手を打たれて攻撃され、思わぬ苦戦を強いられる。辛くもドイルを撃退したが、流血事件を起こしたかどで逆に身柄を渋川剛気に取り押さえられてしまう。その後すぐに容疑は晴れたものの、渋川流に魅せられたオリバは成り行きで柔道の訓練に参加し、渋川と一手を交える。渋川らとの交流を楽しんだ後、再び死刑囚狩りを再開するものの、まごついているうちに他の死刑囚は全て別のファイター達によって倒されてしまい、任務を半ば放り出したような格好となってしまった。その後何とか手負いのドイルを生きたまま捕獲し、任務を終了したオリバは、次の目的を大擂台賽に向ける。 大擂台賽に参加したいオリバではあったが、特に中国武術界との接点を持たない彼には、公式なルートからの参加は困難であった。そこで、烈海王が保護していたドリアン海王を大擂台賽に参加させ、ドリアン海王のセコンドという名目で大擂台賽に乗り込み、既に精神崩壊を起こし闘うことのできないことが明白なドリアン海王をダシにして、対戦相手を焚き付けて強引に参加するという荒業をやってのけ、参加者として加わることに成功する。大擂台賽終了後の行動は不明であり、その消息は再登場を待つこととなる。なお、アニメ版では、最終話に特別出演している。 モデルはボディビルダーのセルジオ・オリバ。
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