感想文等 | なんだか日本がらみの事件という点で、こちらは何とも印象が強い。フグ刺し、コロンボのおじぎ、芸者さんまで出てくる。どうせここまでやるなら、いっそ、実現し損なった日本ロケを決行してほしかったくらいだが。 事件も犯人も別に日本そのものと関係はないが、こういった味付け面が印象に残り、犯人の吹き替えが「スペース1999」のアラン・カーターこと金内吉男で、かたや被害者は丹下段平の藤岡重慶というのも個人的に印象強い理由だろう。 。。。というわけで、ミステリドラマとしては実は「詰め手は何だったっけ?」なところもあるのだが(笑)、「初対面から2分後で疑い始めていた」に対してムッとする犯人への説明と、その説明に、「なるほど。。。」と納得してしまう金内吉男(笑)、そしてコロンボの料理を一口食べての金内吉男の表情(違います、ルイ・ジューダンという役者さんです)、と想い出し始めればなかなかやっぱり印象がちゃんと残っているラストシーンではあるのでありました。(おっぺ)
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