当初計画していたラスベガス&カンクーンが、9.11のアメリカ同時多発テロの影響で、雲行きが怪しくなったのが2001年9月のこと。カリブ海&ギャンブルの都に是が非でも行きたかったので出発1ヵ月前の10月上旬まで様子を見たものの、その気持ちとは相反して戦況は拡大の一途で、しかもテロでワールドトレードセンタービルに激突したアメリカン航空に登場予定だったという不運も重なり、なくなく断念することに。その代わりに急遽、行き先として浮上したのが、2001年の年末年始に旅行したランカウイだった。

話は少しズレるが、出発直前に旅行先を変更するのは、実は2回目。3年前、サイパンを予約したのだが、ノースウェスト航空がストをしたため、バリ島に変更したことがあったのだ。この時は出発の数日前だった。 さて、今回のランカウイは、実は新婚旅行だったのだ。「青い海、白い砂、燦燦と降り注ぐ太陽」が定番の新婚旅行だが、ランカウイには必ずしも当てはまらない。では、なぜこの島を再び訪ねたかというと、理由は3つある。1つは、ダタイに宿泊したかったこと。もう1つは、このサイトを今以上に充実させるための情報収集だ(それが目的という話もあるが…)。そして、プロポーズをした思い出の島であること。 そんな訳で、11月4日に挙式。翌日、思い出の地へ飛び立ったのだった。


■2001年11月5日
 
  前日、調子に乗って3次会まで付き合って飲み過ぎたのが崇り、出発当日は近年にない気持ち悪さ(二日酔い)での出発となった。目白の椿山荘から東京駅までタクシーで移動。NEXでフラフラのまま成田に到着した。さすが11月の平日月曜日ということもあってガラガラだ。
 JALでKLに到着後、リージェンシーホテルへ。思っていたほど豪華な部屋ではなかったが、シャンパンとケーキ、小さな花束が二人を優しく出迎えてくれた。ホテル内の中華レストランで食事をした後、ツインタワーまで10分ほど歩く。やはり前回と同様に蒸し暑く、少し歩いただけで汗が頬を伝う。
   二人で異国の地で歩き始め、指輪の輝きを眺めていると、ようやく「あぁ、結婚したのか」と実感が沸き始めた。「結婚?当分するつもりはないね」と数年前まで頑なに拒否していた自分の心境の変化に驚かされる。ビルの間から一際目立つ高い建物が視界に入ってきた。2度目の「ご対面」だが、一言で言うと、やはり高い。少し離れたところで写真を撮り、ホテルへ。道路は相変わらず車がすごい勢いで走っていて、車優先社会だというのを改めて思い出した。


■2001年11月6日

   飛行機の窓からランカウイ群島の島影が徐々に近づいてくる。着陸態勢に入る頃にはパンタイチェナンの白い浜辺が・・・10ヵ月ぶりのランカウイ。 空港について出迎えの車に乗り、40分ほどかけてダタイへ。このホテルは本当に神秘的、幻想的だ。青々と茂った木々に囲まれ、まわりに文明を感じるもの(少し大袈裟?)はない。まさに自然の中のリゾートだ。
   部屋はエンドスィートとということもあって、部屋は広く、サービスも行き届き、贅沢を極めたつくりだった。エントランス、部屋のベランダ、プール、すべてが写真で見ていたそのまま。ちょっぴり感動。少しのんびりしたあと、食事のためホテル内のレストランへ移動した。 昼食は久しぶりのナシゴレンとマレー料理にした。ちょっぴり辛く懐かしい味。タイガービールで乾杯し、それを流し込む。プールの向こうには両サイドをジャングルに囲まれ、遠くに広がるアンダマン海がどこまでも広がっていた。
   食後にホテル内をぷらぷらと散策した。フロントから浜辺までは意外と距離があり、しかも高低差も大きい。メインプールから大階段を降りて、熱帯雨林の中につくられた細く少し立派な獣道のような小道を歩いていくと、木橋の向こうにレストランとサブプールがあり、その先に白い浜辺が視界に入ってくる。メインプールは子どもが入れないためなのか、ここには幼いはしゃぎ声(和洋折衷)がこだましている。
   浜辺には数組の欧米人のカップルがサマーベットに横たわり、読書や日光浴をしていた。海にはほとんど人は入っていないし、人影もまばら。子供もほとんどいないので、とても静かで「大人のためのビーチ」というのがよくわかるような感じだった。海は遠浅で、透明度もそれなりに高く、砂浜も細かな白砂がどこまでも続いていた。その後ろには、鬱蒼と茂ったジャングルが、そのコントラストを強烈にする。

   しばらくしてホテルの方に戻るために、ヴィラがある上りの通りを歩いていった。途中、カートとすれ違い、何度か乗せてもらおうと誘惑にかられたが、我慢。カロリー消費のため?に急勾配の坂道をゆっくり歩いて、ホテルまで戻る。 ダタイにはインターネットルームがあるというのと事前に聞いていたので、そこを訪ねた。小さな部屋の中央奥には2台のマッキントッシュとプリンターが設置されており、まわりは本棚に囲まれている。そこには英書などとともに日本の書籍も多く置いてあったが、それはもともとホテルが準備していたもの以上に、宿泊者が置いていったものも数多くあるようだ。最近の売れ筋も何冊がある。「ラッキ〜、あとで借りていこう」。
   さて、パソコンのスイッチを入れると、見慣れない画面が表示される。マックだから仕方がないが、もちろん操作したこともなく、しかも英文表示。一生懸命理解しようとするが、よくわからない。何とかインターネットに接続したが、ダイヤルアップのため非常に遅い。ADSLの速さを改めて実感。しかもブラウザが日本語表示されないので、日本のサイトはほぼ文字化けしてしまっていた。自分のサイトにアクセスしたものの、何も出来ず、天気予報だけ確認して電源を切ってしまった。
 陽が少し傾いてきた。夕食まで多少時間があるが、今朝出発が早かったので、部屋に戻って昼寝。そして7時過ぎに夕食を昼間と同じレストランで食事をして、再び部屋に戻って、ゆっくり過ごした。NHKの衛星放送はここまでは届いていないらしく、昔見た洋画を酒を片手にソファーに座って見ていたら、気が付いたら時計の針は12時をわずかに回っていた。



The datai 2001-1 | The datai 2001-2
トップFAQ | 壁紙集 | リゾート比較楽しみ方| 旅行記 | 子供連れ | リンク