■ランカウイの雨季はいつでしょうか。
ランカウイは、厳密にいうと雨季というより雨の多い季節という感じです。一般的には6月〜9月に雨が多く、それ以外の季節は、あまり雨が降りませんが、年間を通じてスコールは降ります。雨の多い季節に旅行に出かけるのは、気分が滅入りますが、ランカウイに限っては、あまり気になさらにでも大丈夫だと思います。詳細については天気予報・雨季情報に掲載してあります。
■宿泊するホテルをどこにするか迷っています。
ランカウイのホテルも近年は多くなり、ニーズに合わせてのホテル選びが可能になりました。その中で非常に人気が高く一度は泊まってみたいと言われているのが「ダタイ」です。このホテルは新婚旅行客もたくさん訪れます。次に人気があるのは、タンジュンルー、シェラトン・ランカウイ、アンダマンです。これらのホテルはグレードも高く、夫婦やカップルでの滞在がお勧めです。家族連れにお勧めなのは、シェラトン・ペルダナ、ペルジャヤ・ランカウイ、ペランギ・ビーチリゾートなどです。全体的に開放的で、とても居心地のいいホテルです。ホリディヴィラ、アセアニアリゾート、ランカウイビレッジなどは、施設は充実しているとはいえないももの、リーズナブルで長期滞在に向いています。それ以外にも多くのホテルがありますが、概ね設備はしっかりしており、それほど心配することはないように思えます。詳細はホテル情報に掲載されています。
■お勧めのレストランはありますか。
パンタイチェナン、パンタイテンガー、クアタウンには美味しいローカルレストランがたくさんあります。特にホテルでの食事が飽きたら、それらのお店で安い値段でたくさんの食事をすることが可能です。人気のお店はレストランランキングに掲載されていますので、そちらをご参照ください。レストランでは、基本的に小さなところはカードでの支払いは出来ない場所もありますし、メニューも日本語のものがあるところは稀です。ただ写真が付いていたり、簡単な英語での説明書きがされていますので、それを手がかりに注文してみて下さい。詳しくはレストランをご覧ください。
■食事の味付けが、とっても辛いと聞きますが。
東南アジアの料理というと、どうしても「辛い」というイメージがあります。しかし、実際には日本の味付けに近いものも多く、すべての料理に香辛料がたくさん含まれているということはありません。味付けは普通で、香辛料は別の小皿やテーブルにおいてあるものを自由に、好みで使う感じです。ですので、「辛いものは苦手」という方でも、問題はありません。
■お勧めの観光場所どこですか。
ランカウイはもともと「ここだっ」という有名な観光場所がありません。ですので、ガイドブックなどにいろいろと掲載されているところには、あまり旅行者も行く人は少ないですし、時間を割くことはあまりお勧めしません。ですので、時間があれば、そのような場所に立ち寄るという考えくらいでいいのではないでしょうか。強いて言えば、ランカウイ島のシンボルとなっているクアタウンのイーグルスクエアにある鷲の像は、話題の1つとして見ておいてもいいかもしれません。それ以外には、ランカウイケーブルカー、パヤ島などがあります。詳細はランカウイ観光案内をご覧ください。
■マングローブツアーが人気があるようですが、どのようなものですか。
ランカウイにはたくさんのオプショナルツアーがある訳ではありませんが、その中で人気なのがマングローブツアーです。このツアーでは、船に乗ってマングローブ樹林を探検したり、カヤックで川をさかのぼったりと、大自然を満喫できるないようになっています。主催会社は複数ありますので、内容や値段などを検討の上、お決め下さい。申し込みは日本からでも、ランカウイのホテル(フロントで申し込むなど)でも可能です。また、人気ツアーには、パヤ島ツアーや、アイランドホッピングツアーなどもあります。詳しくはスポーツとアクティビティに掲載しています。
■ランカウイの海はきれいですか。
ランカウイの海は地勢的な問題もあり、それほど透明度は高くはありません。行く前にサンゴ礁に群れる魚たちというもののイメージが強すぎると、多少裏切られた気持ちになることがありかもしれませんが、島のまわりは概ねきれいで浜辺も多く、泳ぐにはまったく問題はありません。ただし、雨の多い季節は、透明度が落ちることがあります。もし、きれいな海を見たいのなら、本島を出て、パヤ島まで行かれた方がいいと思います。
■クアラルンプール国際空港での乗り継ぎが不安です。
日本からランカウイへの直行便は現在のところありませんので、クアラルンプール国際空港(マレーシア)かチャンギ国際空港(シンガポール)での乗り継ぎが必要となります。両空港とも施設内は広いですが、空港内に案内看板もありますし、それほど心配しなくても大丈夫です。空港の平面図、移動経路など詳しい内容はアクセスと島内交通に記載していますので、そちらをご覧ください。
■両替はどこですればいいでしょうか。
ランカウイでは、他のビーチリゾートとは異なり、街の至る所に両替所があるというわけではありません。ですので、クアラルンプール経由であれば、KL空港で両替:サテライトのエアロトレイン乗り場の両側と(5F:メインターミナルビルのチェックインカウンターの先)でしておいた方がいいかもしれません(クアラルンプール国際空港ターミナル図)。KLの両替所は、夜遅くまで営業しています。時間的に余裕がなければ、ランカウイの空港で両替(到着ロビーを出て左側)をしておいた方がいいでしょう。島内のホテルよりはレートが安いです。それ以外では、クアタウンなどにも両替所はありますが、数は非常に少ないので、ある程度は予め両替しておいた方がいいかもしれません。もともと物価が安いですから、1週間以内の滞在であれば1万円も両替しておけば十分でしょう。
■カードは使えますか。
ランカウイの主要なホテル、ショップ、レストランは、大体使えます。ただし、小さなローカルショップなどでは使えない場合がありますので注意しましょう。使用できるカードは、VISA、MASTERCARD、AMEX,、DINERS、JCBなどです。
■チップは必要でしょうか。
ランカウイではチップは基本的に必要ありませんが、何かしらのサービスを受けたときには、気持ち程度(RM1〜2)に渡すことが多いようです。ただ、ホテルやレストランにはサービス料金が含まれているはずなので、その場合は、渡す必要はありません。基本は不必要、感謝の気持ちを表したいときは渡す、という感じです。
■物価はどれくらいですか。ブランド物は安い?
物価比較(あくまでも目安です) |
品名 |
ランカウイ |
日本 |
ビール(350ml) |
RM1・5(45円) |
220円 |
ミネラルウォーター(350ml) |
RM2(60円) |
150円 |
スナック菓子 |
RM2(60円) |
150円 |
タバコ(1箱) |
RM2.5(75円) |
300円 |
ランカウイは間接税がかからないため、マレーシア本土からも買い物客が押し寄せます。特にビールは本土の5分の1の価格で、タバコは半値、食料品なども安くなっています。もちろん、日本よりも大多数の品目が安い価格になっています(右表参照)。また、ローカルレストランの食事の価格は日本より断然安く、1000円も払えば豪華で十分な食事がとれますが、ホテル内のレストランなどでは、価格は日本国内と変わりありません。一般的な物価は、日本と比較した場合では、概ね3分の1から4分の1程度です。
ブランド物に限っては、期待しているほど安価ではなく、一部の化粧品を除けば、概ね日本国内と同額か高額になっています。ですので、ハワイなどのような買い物目的の旅行先には適していると言えません。ブランド物の購入をお考えの場合は、ランカウイ島内より、クアラルンプール国際空港内の免税店の方が、品数も豊富で、価格も安いものもあります。
■買い物をするのに、お勧めの場所はありますか。
クアタウンには大型?のショッピングセンターがあります。一部のブランド物や工芸品などが売られています。アンダーウォーターワールドに隣接しているゾン・ショッピング・パラダイス・スリワニやランカウイフェアは日用品などの品揃えが豊富です。地元の人も、かなり利用しているようです。その他にも、お店の規模は大きくないものの丁寧に対応してくれるお店もあります。詳しくはショッピング情報 に掲載しています。
■ランカウイでパソコンを持ち込んでインターネットをしたんのですが。
最近ではパソコンを持参してランカウイでインターネットをする方が増えてきています。現地の通信事情は正直なところ、あまりよくありませんが、対応はできるようです。詳しくは下記のサイトをご参照ください。
・地球のつなぎ方 ・NTTDoCoMo WorldWalker
ちなみに、ホテルによっては無料のインターネットコーナーを設置しているホテル(ダタイ、タンジュンルーなど)もあります。ただし、OSはWINDOWS、またはMacの英語版です。言語を変更すれば日本語になる場合もありますが、セキュリティ上の問題で、管理者以外が設定を変更できない場合もあります。また、メールを利用される方は、使用後はメール及びアカウントなどを削除し忘れないようにしましょう。
■インターネットカフェはありますか。
インターネットカフェは、パンタイチェナン周辺とクアタウンにあります。チェナンのカフェでは日本語対応をしています。料金は平均して1時間RM4〜6、30分RM2〜3くらいです。日本とは異なり、通信速度も遅いため、インターネットを見たりメールをする際にストレスを感じることもあります。
■虫が多いというのは本当ですか。
ヤモリ、トカゲ、蚊など、ランカウイでは非常に多くの虫類と遭遇します。特にヤモリは家の中、ホテルの部屋の中にも遠慮なく入ってきますが、しばらくすると、どこかに消えてしまいます。蚊は夕方以降になると大活躍しますので、日が沈んだら、なるべく肌を隠す服装をすることをお勧めします。
■予防接種は必要ですか。
ランカウイ(マレーシア)に行かれる場合、予防接種を受けることは任意とされています。ですので、自分で希望しない限り受ける必要はありません。ただし、実際には何らかの理由で体調を崩される方も多く、本人が風邪と思っていても、実は違っていることもよくあります。特にコレラに関しては感染される方も多く、注意が必要です。コレラは加熱処理を十分にされていないものを食べることで発病することが多く、下痢や発熱をともないます。ただ、発病したからといって命にかかわるケースはほとんどなく、安静にしていればすぐに健康体に戻ります。旅行中に下痢になる人も多いですが、その一部は軽症のコレラと考えられています。また、可能性はそれほど高くはありませんが、蚊によるデング熱、ウイルス性脳炎、マラリアに感染・発病することもあります。
■パンタイチェナンからパンタイテンガーまで歩いていけますか。
チェナンの1番北側からテンガーの1番南側まで、距離にして4キロメートルほどあり、歩くと1時間弱かかります。ただ、チェナンの中心部(からテンガーの中心部(十字路のあたり)までであれば、歩けないことはありません。歩く場合は急に天候が変わることもあるので、折りたたみ傘を1本持っていると安心です。
■パンタイチェナン・パンタイテンガーからクアタウンまで行く価値はありますか。
チェナン、テンガーにはたくさんの宿泊施設があり、そのまわりにはローカルショップやレストランも多数あります。島の雰囲気がとても伝わってくる地域でもあるので、わざわざクアまで行く必要はないように思われます。ただ、行きたいお店やレストランなど目的を持って行くのなら問題ないと思います。時間がなければ、わざわざ行程に加える必要はないでしょう。
■ラマダン中のランカウイはどのような感じですか。
マレーシアはイスラム教か国教とされていて、ランカウイでもその影響を受けることになります。ラマダンはイスラム教の断食月のことで最も神聖な月とされており、大体11月下旬頃から始まり、1ヵ月続きます。ラマダンになると断食をして1年間に犯した罪を償うとされています。そのため、食べ物やタバコなど、どんなものでも口にすることは許されませんが、断食するのは夜明けから日没までの間だけで、日没後の飲食は許されています。日常生活への影響では、一部のローカルショップやレストランを除けば、概ね影響はありません。
■イスラム教の休息日である金曜日は、レストランなどはやっていますか。
イスラム教の休息日である金曜日は、一部のショップやレストランでは開店しないところもあります。また、その影響でタクシーがつかまりにくいこともあるようです。ただ、ホテル内ではまったく影響はなく、外出しても、一部を除けば、ほとんど休息日を感じることはないでしょう。
■年末年始にランカウイに行こうと思っているのですが、どうすればいいでしょうか。
年末年始の海外旅行は、場所を限らずどこも予約を取るのに大変です。ランカウイを希望されるのであれば、7月くらいには準備を進めた方がいいです。この時期には、どこの代理店もパンフレットはありませんし、予約も受け付けてはいません。ですが、仮予約という状態で押さえておかないと、一般の売り出しが始まってからでは、予約は取れない可能性が高いです。特に12月29日、30日の出発を押さえるのは至難の技です。ランカウイは通常、クアラルンプールを経由しますが(シンガポール経由も多少ある)、そこから先の飛行機便が少ないのが主な原因です。ビーチリゾートの中で最後まで残っているのは、飛行機便が多い、グアム・サイパン、ハワイです。とにかく、ランカウイに年末年始に行きたいのであれば、少しでも早く手配することをお勧めします。
■レンタカー事情について教えてください。
ランカウイでは日本の免許証では運転できませんので、国際運転免許証が必要になります。詳しくはランカウイ島内の交通に掲載していますので、ご覧ください。
■スタークルーズについて教えて下さい。
シンガポールからランカウイ、プーケットなどへ豪華客船でクルーズを楽しむ「スタークルーズ」。ランカウイではポートマラアイ(パンタイテンガーの1番南にあるアワナホテルの隣)に停泊します。船内には、レストラン、クラブやショッピング・アーケードやビューティーサロン、ゲームアーケードやキッズコーナー、他にもショーラウンジ、カラオケラウンジ、バー、ディスコ。さらにフィットネスクラブ、屋外プール、ジャグジー、バスケットボールコート、卓球、ゴルフ練習場などのスポーツ施設があります。その上、カジノまであります。
詳細についてはスタークルーズのHP、または各旅行代理店までお尋ね下さい。
■性風俗店はありますか。
ランカウイには、公式的には性風俗店はないので、予めご了承のこと。ただし、クアタウンにはそれ系のお店はある。公にはなっていないので、地元ホテル、または現地ツアーコンダクターに内緒で問い合わせを(秘)。
■ランカウイで結婚式を挙げたいのですが、可能でしょうか。
ランカウイで結婚式を挙げる方々がいらっしゃします。幾つかのホテルでは、ウエディングプランなどが設定されているので、そちらを活用することも出来ます。詳しくは結婚式、新婚旅行情報をご覧ください。>
■お土産はどこで買えばいいでしょうか。
せっか海外に来たのだから、お土産たくさん買いたい!とは誰しも思うもの。しっかしランカウイでは、少なくともブランド物に期待しない方がいいでしょう。もし買うのであれば、クアラルンプールをお勧めします。島全体がタックスフリーとはいっても、それらは、日本の安売り店で買うのと大差はありません。島の特産物として、大理石やピューター(錫)などの製品も売っていますが、それらは販売しているお店によって値段が違うので要チェック。また、地元のお土産(特に民芸品じなど)と思っても、タイ、インドネシア、シンガポールからの輸入物がかなりあるので、注意しましょう。なお、一部の店では同じ価格のものが倍以上で売られていることもあるので、時間があれば複数の店を回って気に入ったお店(安いところ)で購入した方がいいでしょう。基本的にローカル的なお店は、価格が低くなっています。詳しくはショッピングをご覧ください。
■島では日本人旅行者がたくさんいるのでしょうか。日本語は通じますか。
ハワイやグアム、サイパン、バリ、プーケットなどとは違って、空港やホテル、レストランでもあまり見かけません。日本人かな?と思うと、中国系だったり、マレー系だったりします。ホテルで日本人スタッフがいるところは、それほど多くなく、ほとんどが英語、またはマレー語だ。タクシーの運転手、お店では、まず通じず、通じたとしても片言です。
■服装関係で注意することはありますか。
日本が冬の時にランカウイに行く場合は、帰りの飛行機に乗る服装に注意しなくてはいけません。というのは、現地は常夏でも日本は極寒の真冬だからです。帰りの手荷物の中には、必ず長袖のシャツ、ズボンは入れておきましょう。最悪忘れたとしても、寒いのは飛行機を降りた時くらいなので、我慢できないことはありません。
■宗教警察について教えてください。
ほとんどのイスラム教国では、一般の警察とは異なり、宗教警察というものがあります。これは、イスラム教の教えに背いている者がいないか監視するもので、例えば、ラマダン中に食事をしたり、お酒を飲んだり(原則禁止)、豚肉を食べたりしていないかなどが該当します。また、結婚前の男女2人だけでのデート(手をつなぐなど)も禁止されており、ホテルなどに宿泊する際には結婚証明書の提示を求められます。婚前交渉などは、もってのほかで、違反すると逮捕されます。これらは旅行者に適用されることはありません。
■雨が降ったときの過ごし方は?
雨が少ない時期であっても多い時期であっても、雨が降った場合の行動はある程度制約を受けてしまうこともあります。ただ、雨が降ったからといってツアーが中止になることは非常に稀ですし、1日中降り続くということは、ほとんどありませんので、多少の雨であれば気にせず行動してみましょう。もし、雨が気になるのであれば、大きなホテルはジムやゲームコーナーなどがありますし、スパを受ければ1時間程度は時間がかかります。日頃の疲れを癒すために、部屋でゆっくりするのもいいでしょう。
■チェックアウト後の荷物は? レイトチェックアウトはできますか?
ホテルのチェックアウトは通常12時です。それまでに精算をして部屋を出なければなりません。ただ、荷物については、出発までホテルで預かってくれますので、フロントに頼みましょう。レイトチェックアウトについては、いくつかののホテルが対応しています。夕方まで無料の場合もありますし、料金がかかることもあります(夕方5〜6時くらいまでで3000〜5000円:1人あたり)。また、ホテル内の他の部屋(ホスピタリティルームなど)を利用することもできるようです。レイトチェックアウトが可能かどうかは当日の予約状況(予約が詰まっていると対応してもらえない場合もある)も関係してきますので、ホテルに尋ねてみて下さい。
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