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海外では特に重宝されるクレジットカードですが、ここにきて偽造による被害がいくつか報告されいます。大半のケースは、支払いの際にカード番号を機械で違法に読み取りられ、日本に帰国してから数ヶ月から1年くらい経ってから使用されるというもので、最終的には数万円から数十万円の高額な請求書を見て、本人もようやく気づくという感じです。

《どのように偽造されるのか》
カードを偽造する方法(手段)はいくつか考えられます。一番多いのは、精算時にカードリーダーと言われる読み取り機に通して、磁気情報を不正に盗み取るという方法(スキミング)です。あとは、精算処理した際に転送される磁気データ(カード番号、暗号など)を特殊な機器(無線などを利用)で盗まれてたりすることもあります。また、レストランやお店などで精算する際に、傍によって来て、隠し持っている読み取り機で被害に合ってしまったり、レストランのテーブルや椅子の下に読み取り機を隠されていることもあります。さらに、実際にカードを使っていないとしても、部屋や財布などからカードを一時的に盗まれて、偽造カードを作成されてしまうこともあるのです。

《被害に合わないためには》
原則は、肌身離さず持ち歩くことです。使用する場合は、ある程度信頼信用度があると思われるところに限り、かつカードから目を離さない、レジ担当者の行動に不審な点がないか見ておくなど細心の注意が必要です(スキミングの場合は、決済担当者が偽造団とグルになっていることが多い)。そして、利用明細(伝票)は、必ず保管しておきましょう。

《不審な請求書が届いたら、すぐ連絡を》
帰国後、もし不正使用が発覚した場合や不審な点があれば、すぐにカード会社(24時間対応しています)と警察に届け出ましょう。明らかに本人の使用ではない、偽造カードによる被害ということが証明されれば、不正使用された金額をカード会社が全額補填してくれます(一般的に自己責任が問われるケースは非常に少ない)。ただし、盗難被害の補償は届け出た日から60日前までのものに限られることが一般的となっていますので、カード会社から明細が送られてきたら、すぐチェックするようにしておきましょう。

※必ずしもランカウイで偽造クレジットカード犯罪が頻発しているわけではありません。そういうこともあるという注意喚起の意味で掲載しています。


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