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Otomo Interview '02

OTOMO KATSUHIRO Interviews

大友克洋インタビュー 2003 (雑誌、単行本)

季刊エス 2003年冬号

S '03 Winter

おはなし・大友克洋/え・木村真二のコンビで8回にわたって「別冊すてきな奥さん ね〜ね〜」に連載された「ヒピラくん」(単行本は '02年9月27日発売)の制作についての対談。「STEAMBOY」で美術を担当する木村真二のプロフィールに関する話から、大友克洋との出会い、「ヒピラくん」制作が詳しく語られています。また、大友克洋の原作がどのようなものなのか、そのものは掲載されていませんが、かなり具体的に説明されています。さらに、1ページを使ってラフ・スケッチも掲載されていて、資料価値は非常に高いです。

Invitation 2003年7月号

Invitation '03/07

この時点では2003年10月に公開が予定されていた映画「STEAMBOY」に関するインタビュー。制作途中の時点ながら、同作品のみに関するインタビューはこれがはじめて。デジタルで制作するという方法の意味について、紆余曲折があった制作過程について、大友克洋の作品制作の姿勢についてなど、非常に興味深い内容です。なお、特集全体の扉となる見開き2頁にも「STEAMBOY」の背景美術とキャラクターが使われていたり、特集内の他の記事でも触れられていたりします。また、表紙も「STEAMBOY」。

サイキック15thアニバーサリー・聖戦

Psychic Seisen

大阪 ABC ラジオの人気長寿番組「誠のサイキック青年団」放送開始15周年を記念した単行本。番組および北野誠と竹内義和の歴史、ゲストとの対談、寄稿などからなる本。そのなかで「巨匠サイキッカー対談・大友克洋」と題した大友克洋とのロング・インタビューが掲載されています。大友克洋は番組開始間もない頃からのファンで、番組に関してはマニアックな会話が進みますが、途中から「パーフェクト・ブルー」の原作者でもある竹内義和の「いちファン」としての質問攻撃となり、特に「童夢」の制作に関する話題で盛り上がります。また、「ぎりぎりまでなんでもしゃべる」サイキックの2人の前ということでか、「STEAMBOY」の企画をアメリカに持っていった時のことが、かつてないほどにフランクに語られています。おそらくラジオ放送を意識したであろう、録音テープを起こしたそのままのような文体は、文章で読むには少し抵抗がありますが、内容は非常に充実しています。大友ファン必読。

Otomo Interview '05

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