日高新聞 ひだかしんぶん 78号

〒055-01 北海道沙流郡平取町字二風谷79-8
沙流川を守る会 山道アイヌ語学校
郵便振替口座 02790-8-11965
発行 山道康子「アシリ レラ」(新しい風)

第三面

冬期間の職業訓練校ガイド
1月15日より始まります。月、1日千円×30日=三万円+材料代二万円を頂きます。道具も使用するので・・・必要経費込み(材料費の中には光熱費含む)
アイヌ文様の刺繍
No.1 トマ織り ガマとカイカ(糸より)
No.2 アシシ織り 糸の作り方と伸ばす織る、糸のさき方外
No.3 コンダシ、サラニップ 小物入れ織物
No.4 木彫り、小物、チシポ(釣り入れ)パスイ(酒棒)外
No.5 アイヌ料理
No.6 外
A アイヌ語学習
B アイヌの薬草治療
Cチセの中のたき火のたき方
D雪の中での遊び
等、盛り沢山の職業訓練校です。にぎやかに、教えあってゆける学校を集まった人達で楽しく習いましょうね。来年も宜敷御願い致します。

10月 山道「アイヌ語学校」沙流川を守る会
10/8  高地イベント水の祭り(徳島県吉野川)で3日間
10/9  阿寒マリモ祭 9〜10〜11日 12日終了
10/19 山道「アイヌ語学校」の収穫祭
10/21 土地問題裁判の件で会で運動
10/23 群馬県にカムイノミ 23〜25日 帰道
10/26 大通6丁目 国労の祭 参加
10/26 北大遺跡でのカムイノミ、イチャルパ その他


「二風谷ダム」
ヘドロ湖、青黒く汚臭の濁り、ダム湖を見ると心が痛む。沙流川の神はイルスカ(おこっている)民族に知らずとは言え、魂を売った。
あわれと言ってるのか?この沙流川を守れなかった事は、無念である。
多くの仲間にも、署名やデモや集会にと、時間と経費をかけたT魂Uの労力に深く感謝する。と、共に、無念の心は、重い。水門をあけさせるべきである。このダムの運動に限らず・・地球を緑に戻すまでも、闘いの長さを感じる。
平取町長が・・平取ダム推進の交渉に道に行くという バカだ!。このダムでもう平取町は潤って、もうダムは造らないでも、大丈夫ならば別だが、今の経済を、縮小しない限り、モグラ叩きだ!違法の上の違法のダムこそ水門はあけてほしいもの 先住性でだますな!!(沙流川を守る会)

北海道自然保護連合、十勝自然保護協会、北海道自然保護協会S主催のT大雪山国立公園の魅力をさぐるU講演会には、群馬の行事の為、行けず申し訳ありません。御成功を心より祈る。

〜転載記事〜
米空母寄港に不安
日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直し作業が大詰めを迎える中、親善を揚げて小樽に寄港した米空母インディペンデンスには道民の幅広い層から数多くの意見が寄せられた。「有事の際に空母が小樽港に入った場合、その瞬間から小樽は軍事基地になり、戦時体制が再現する」と不安を隠さない意見。また、「不気味なほど重厚で重苦しい色のインディペンデンスを目の当たりにして戦争を知らない私でも平和な中にあってはならないもの」との思いを強くした人。道東の矢臼別演習場での米海兵隊の実弾砲撃訓練と合わせ、「軍国化を進める国政を憂慮」する主張などの道民の声が相次いだ。
一方、三日から六日まで函館港に寄港する予定の米海軍第七艦隊旗艦のブルーリッジについては「インディペンデンスに続き、ガイドライン見直しの予行演習。函館市が『核兵器廃絶平和都市宣言』の宣言文を手渡し、平和を求める市民の声を表明するという立場を踏まえ、毅然とした態度を貫いてほしい」と自治体の強い姿勢を望む声も。
(1997.10.1北海道新聞 転載禁止)
〜転載終わり〜

◎力関係や威嚇そのもの何ものでもない。アイヌモシリ、カムイモシリに血の裏の戦の武器を持ち手を振りニセ国際訪問をするな!!

「沙流川を守る会」の会報の会員会費は80円切手20枚を送付(同封)の上、申し込み下さい。

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