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comic - archive - no.7




大日本天狗党絵詞 / 黒田硫黄

黒田硫黄の初連載作品。

現代の人間社会に溶け込んで生活していた天狗達が、とあるキッカケから徒党を組み、人間社会に戦いを挑む。
てなかんじの内容。
でも、生きる、とか、死ぬ、とか全然シビアでなくて。
キャラは常にユルユル。
あんまり何も考えてない。
てんやわんや。
それを見てるのが楽しい。

黒田硫黄はほんつに「漫画」がうまくて、画はもちろん、コマの展開やら言葉選びやらも絶妙。
天然の才能なのだと思っていたけど、本人はえらい頭の良い人らしい。

「書きたいものが無くなってからがほんとの漫画家の仕事です」

みたいなことを言っていた。気がする。

筆ペンのようなタッチが読みにくい。



2003.02.01.Sat