黄色い本 / 高野文子 いろいろなところでとりざたされていたので気になってしようがなかったのだけど、いまいち買う気になれなかったもの。 最近、ブクオフで買って読んでみたら今までにあまり読んだことのない質の漫画で、ちょっと驚いた。 作者の中にある「リズム」みたいなものがコマの展開に思いきりあらわれていて、読んでいるとしごく愉快な気持ちになるのだな。 一度読んだ時はそのリズムになじめなくて「クセが強いなあ」とか思っていたのだども、二度目に読んだ時にはちょうどタイミングがあったのか、スルリスルリと物語りが入ってきてなかなか気持ちよかった。 子供の描写がめちゃめちゃリアル。読むとホクホクしてきて幸せ。 → |
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2002.12.22.Sun |