KID A / radiohead 高1の頃、UKロックにはまっていて、当時はOASISやblurやsuedeが出てきてた時で、なんか熱病のように聞き倒していたわけだけども、その中にradioheadもいた。 最初は名前もしらなくて、友達が「いいで」と教えてくれたのがキッカケだったのね。 デビューだかなんだか忘れたけど、『CREEP』(椎名林檎とかACOとかカバーしてる)って曲がどえらいヒットしてた。 ものすごいポップ。 とって付けた様なラブソングだけどもね。 だもんで「一発屋だろうなあ」と思ってた。 でも、アルバム出すごとに周りのアーティストと違う方向にいっちゃってるのが目に見えてはっきりしてくるわけです。 それが芸大志望のポキチムには「ビビッ」ときたわけです。 「違うぞ」というのが好きね。 んで、一番フリきっちゃったのが『KID A』。 フリきっちゃっただけあって、このアルバムは賛否両論だったらしい、「今さら」だとか「どうして」だとか。 「ロック」から見れば「進化」かもしれないが、「エレクトロニカ」からすれば「退化」だ。とかなんとか。 よく分からんのだけどもね。 でも、アルバムタイトルの『KID A』は、感動したなあ。 「間」がすげえ。 この曲聞いたら、1週間、真っ暗な部屋で膝抱えてじっとしていたくるなる。 それくらいドップリさせちゃう、麻薬のような音。 どんな気分の時に聞いても、この細かくエディットされた電子音を聞くと、すぐに落ち着くのね。 こういうのが売れるというのは、少し嬉しいぞ。 (ちょっと恐い気もするけども〜。) とにかく、これからも第一線でもって、マニアックな音を作り続けて欲しいと思う。 → |
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2003.03.22.Sat |