じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2008年11月分
今月読んだマンガリスト:4冊 |
◎NICE! は特に良かったと思う作品 |
週刊少年チャンピオン2008年49号 週刊少年チャンピオン2008年50号 週刊少年チャンピオン2008年51号 週刊少年チャンピオン2008年52号 |
週刊少年チャンピオン 2008年52号 |
2008年11月27日発売 |
秋田書店 260円 |
▼クローズZERO:原作/高橋ヒロシ・脚本/武藤将吾・漫画/内藤ケンイチロウ 校舎の屋上で鈴蘭の先輩達が雑談しながら麻雀。 オイラは雑談の内容よりも麻雀の展開の方が気になったなあ・・・ 多摩雄くん、国士無双がパーになって残念ね。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 遠征合宿の途中の小田原地点で知り合った 激坂登り好きの自転車乗り・真波山岳。 名前に「山岳」とつける辺り、坂道と同じように 坂に強いのは容易に想像できますね。 のどが渇いてダウンしている坂道に近づいてボトルを渡し、 自己紹介をする行為は親切ながらもちょっと変わったヤツだな・・・と思わせる。 こんなキャラがこの後一体、どんなカタチで坂道と絡ませるのか気になるところだ。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 トムくん、毒蛇の壺対決に完敗。 一見、全く同じ2つの壺はそれぞれ材質が違っていたのね。 しかも叩いた音の違いをトムくんに気づかせるために わざとカナブンを放ったじーさんの作戦は トムくんだけでなく大半の読者も罠にハマったに違いない。 トムくんのギャンブル理論では計り知れない罠が この世にはまだまだたくさんあるってことですね。 いやマジですげえ。 で、トムくんが毒にうなされている間に 代わって水原達がOB懇親会予選に参戦することに。 でも今まで逃げ腰だった水原の口から 代打ちだなんて言葉が出るとは思わなかったな。 ・・・いや、なんだかんだで水原はトムくんのギャンブルに 今まで協力していたからな。 トムくん親衛隊の娘3人よりは役に立つかも。 ちなみに、最後の阿鼻谷のセリフで棺桶4個用意しておけと言ったのは ゲームに使うためであって、まさかトムくん以外の4人が死ぬハメになるから 用意した訳じゃないよね?ね? ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 今週で最終回。 1000円フカヒレ料理対決は蟇目、五行、リュウジだけでなく ジャンまでもがレンゲ1杯分のフカヒレ料理を作って 結果はレンゲ1杯分でキッチリ満腹感を得る料理ができたジャンの優勝と相成りました。 まあ、ジャンにしては無難且つ納得できる料理やったね。 その後、五番町飯店に新たな悪たれ料理人3人が集結していますが 締めくくりとしては微妙なところ。 続編あるのかな〜。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 子供時代に「白い部分だけを歩く遊び」は確かに自分自身もやった記憶があり、 感慨深いものがありますねー。 白い部分以外にもいろんなバリエーションがあったと思います。 子供ならではのささいな遊びですな。 |
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2008年11月28日 金曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年51号 |
2008年11月20日発売 |
秋田書店 270円 |
▼ムラマサ:哲弘 新連載。女の子に飢えている必勝白(まさかつしろ)くんは 女子はもちろん、男の先生や友達からも触るなと言われるくらい ツキのない男子高校生。 そんな彼に、刀から水が出る妖刀を持った 謎の女子高生・村咲のぞみと関わることになり、 そこへ別の妖刀を持った眠たそうな男がのぞみが持っている妖刀を奪うために 襲いかかってきて――― 要約するとこんな感じですが、 前にもこの作者は週チャン誌で変態的なマンガを描いていらっしゃいましたので 初回の70ページからもそんなエキスが漂いまくり。 のぞみが持っているエロスな妖刀を巡って 必勝くんがエッチな思いをしながらもあんな目やこんな目に遭うんだろうなって 容易に想像できるんですが。 初回を見る限り必勝くんは限りなくツキがなくいじめられ要素満載なので もうちょっと彼にいい目を見せてあげてもいいかな。 次号以降もチェック。 ▼範馬刃牙:板垣恵介 ボトルのフタを開けずに底をひねってきれいに割ってからグラスに酒を注いだり、 1回吸っただけのたばこを一瞬にして灰にしたりと 強者とは何気ない日常的な行動でも魔法のような現象を起こして 度々常人を驚かせますな。 今回の勇次郎を見てるとつくづくそう思ふ・・・ ピクルもそういう強者に名を連ねる強者の1人。 ▼みつどもえ:桜井のりお 自らの頭をサッカーボールにして 佐藤くんに蹴られるのを心待ちにしている雌豚共に失笑。 好きな男子のためならここまで変態になれるか。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 中田さんが金鉄じーさんを自分の理想とする魔法使いに変身させてしまいましたが あれは魔法使いと言うよりは、どっかの原住民が暮らす怪しい酋長か仙人にしか見えんなあ・・・ ▼弱虫ペダル:渡辺航 そっかー。坂道たちを県予選に呼ばなかったのは 偵察にきている県外の他校に1年生のデータを 取らせないようにするためだったのかー。 金城は既に3人の実力を認めていたのね。 これでより3年生3人と、1年生3人の結束力が固まっていくような感じだなー。 逆にそれ以外のメンバーは目立たなくなりつつるあるような・・・ (教室で坂道や鳴子と一緒に休暇の話していたの誰だったっけ・・・?) ▼現代怪奇絵巻:根本尚 CDとCD−Rの違いくらいは分かるけど、 もう今時のメディアの多さには既についていけねーなあ(汗)。 “Blu-ray Disc”ってなんやねん? あと、脂とり紙で顔をふく前にもう指が脂っぽいってのは オイラのことです・・・ |
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2008年11月21日 金曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年50号 |
2008年11月13日発売 |
秋田書店 260円 |
▼クローズZERO:原作/高橋ヒロシ・脚本/武藤将吾・漫画/内藤ケンイチロウ 新連載。不良系マンガですね。 物語の最初の舞台となる鈴蘭男子高等学校は 別名カラスの学校と呼ばれていて、 そのてっぺんを獲るために中学では有名だった不良共が集まるのだとか。 その証拠に入学式の初日からワル達がケンカおっぱじめてますよ。 アホですなこいつら。 そもそも最強の座とやらを獲るために高校を受験するおバカさんがどこにいるのか。 まあ、もっともそんなアホな学校があるからこの手のマンガはおもしろくなるわけですが。 出だしは普通よりはおもしろいと思えるレベル。 以降はどうかな? ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 底なしの腹を持つノムさんネタですが、 今度は大食いではなくガムを長時間噛むことにスポットを当てた点がおもしろい。 しかもガムにまだ味が残ってるかもしれないからと なかなか吐き出さないノムさんの食べ物に対する愛情を見た!! ただの大食い女じゃなかったんだなあ・・・ 確かにガムは吐き出すタイミングが難しいかもしれませんが 渋く感じたら吐き出せばいいよね。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 坂道、今泉、鳴子の3人が先輩達も参加するインターハイ県予選を見にチャリで姉崎へ。 そして現場には3人のお相手をした金城、田所、巻島がレース激走中。 何気に1年と3年の主要メンバーが勢揃いしますな。 この県予選で今度も坂道達が見ている前で 先輩方のすさまじいレースの一部が見られるかな? ▼侵略!イカ娘:安部真弘 千鶴の笑顔の前にはイカ娘のセコい悪事なんぞ一瞬で消し飛ぶ!! 故意ではないにしても千鶴にかき氷をぶちまけて 爽やかな笑顔でキメられたらそりゃあ今のイカ娘では千鶴に屈服せざるを得ない。 そもそも千鶴って頭ごなしに怒る性格じゃないからなー。 そして千鶴のその不敵な笑みの下には彼女の本性が常に垣間見えているのだ。 何をしても千鶴が怒らないのは逆に怖いという彼女の性格を活かしたオチに 思わず笑ってしまいました。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 トムくんは中国一の勝負師・周王銘のじーさんから父親からのメッセージを聞くや否や 早速、大金or毒蛇が入っている2つの壺のどちらかに手を突っ込むという ストレートながらも狂気の沙汰としか思えない勝負をおっぱじめてしまった。 ・・・いや、仮に毒蛇を掴んでしまったとしても すぐに手を離せば噛まれることはないとは思うんだけどね。 どちらにしてもアビィとの決戦を前にとんでもない勝負をふっかけられたものだ。 そういや、今週で一旦、釣り屋ナガレが休載。作者の都合らしい。 再びの登場を待とう。 |
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2008年11月19日 水曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年49号 |
2008年11月6日発売 |
秋田書店 270円 |
▼範馬刃牙:板垣恵介 克己の技は日中合作ですか。 なのに勝てないのはそれは克己というキャラの扱いが そうだからとしかいいようが無いんですが。 だってピクルは日本はもちろん、 中国何千年の歴史すらも凌駕してますからねえ。多分。 ▼みつどもえ:桜井のりお 寿司の初心者、略して「すしんしゃ」は なんか可愛らしい略語だなあ。 小学生だけで寿司屋に入る時などに 使ってみるのもいいかも。 ▼ナンバデッドエンド:小沢としお ついに吟子が白百合高校に入学。 剛は同姓同名の別人を演じるだけでも無理があるのに、 生活指導部の教師が剛の出身校や住所を調べ上げ 吟子の前で告白される事態に。 剛のピンチにますます加速がかかって 連載2回目でここまで飛ばして大丈夫なのかと思う次第。 これはもう吟子も剛の事情を知らなきゃならなくなる展開に なりつつあるんじゃないか? ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 今回のお話は、小鉄の妄想力によって、 小鉄の身の回りに起きることがいろんな昔話に当てはめられ それが程よくブレンドされていておもしろかったです。 あの話の中では小鉄は間違いなく浦安太郎になっていたよ。 最近の浦筋では傑作と呼んでもいいお話。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 巻島のスパイダークライムを目の当たりにして 感動、触発され、自分もスパイダークライムをやってみようと さらなるチャリ魂を見せつける坂道。 巻島も最初はクールな性格を見せつけておきながら 坂道に「自己流でいけ」だなんて 自分なりの熱いチャリ魂を坂道に語って どっちも自転車で本当の自分を表現して ぶつけられるタイプなんだなーと実感。 坂道はもちろん、巻島の走りにも思わず注目しちゃいますよね。 これまた良いお話。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 マカオの獅子王宮酒店(ライオンズ・パレス)に着いたトムくんですが OB懇親会でいきなり阿鼻谷と戦えるわけではない。 そのためには1日で並みいるギャンブラーを相手にして資金を増やして 上位7名の中に食い込まなければならない。 OB会の参加者と言っても、あの阿鼻谷と戦うことを目的とするくらいですから 人の命なんて何とも思わない変人さんばかりなんでしょうねー。 ほら、早速、ビリヤードの里緒さんに紹介された天才ギャンブラーとやらも 既に変人のかほりが・・・ ▼風が如く:米原秀幸 戦国時代の世にオートバイの次はパンダですか・・・ 思わず笑ってしまった。 もうホントになんでもアリの世界だ。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 エビの絵が描かれたお皿を気にするあまり、 ついにエビが立体的に見えるまで妄想力を全開させたイカ娘。 エビのことになると見境がなくなるなあイカ娘・・・ 人類征服よりも食欲のほうが彼女にとっては何より満たしたい欲望なのね。 発想がお子様でかわいいです。 ▼東京リリカ日記:福島大丈夫 今回で最終回。ルミちゃんの耳に入ったハエが 反対側の耳からチョウチョになって飛び立っていくギャグはおもしろかった。 カワイ子ちゃん(死語)にハエは似合わないんだなあ(笑)。 ・・・とはいうものの、全体的にはギャグが三流レベルでイマイチおもしろ味に欠ける。 画が若干濃いので、ギャグが薄っぺらに感じられてしまうってのもあるかもしれないなあ。 浦筋みたいに濃い画には多少くどいくらい濃いギャグをぶちかまさなきゃダメなのかも。 素人見ですが。 ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 1000円のフカヒレ料理をテーマにリュウジも五行も フカヒレなどの豪華な材料を1レンゲ分しか盛らないという発想ですかあ・・・ なんか作戦としてセコイよなあ。 まさかジャンはそんなことはないよね? ▼現代怪奇絵巻:根本尚 アメリカのハンバーガーの大きさは顔くらいある、というのは アメリカは何でもBIGであるという日本人のイメージかしらね。 オイラ個人の考えでもやっぱりアメリカは土地も建物も車もおっぱいも みーんなみんなBIGであると思う。 |
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2008年11月10日 月曜日 |