語る「万華鏡」

(「愚地克巳」に書き足す)

愚地克巳(おろちかつみ)

項目名愚地克巳
読みおろちかつみ
分類登場人物名

作者
  • 板垣恵介
  • 公的データ
  • グラップラー刃牙」「バキ」に登場。
    愚地独歩の養子。規格外の肉体を持ち、「空手を終わらせた男」「空手界の最終兵器」などと称される人物であり、独歩自らが神心会最強と太鼓判を押すほどの人物。幼少の頃は実父とともにサーカス団で働いていたが、その頃から当時わずか5歳でありながら象との引き合いや空中ブランコにおいて驚異的な身体能力を見せていた。そして実父がサーカス団のライオンに殺されるという事件を契機に独歩の目に留まり、独歩の元に引き取られることとなる。
     最大トーナメント編では、勇次郎との対決に敗れた独歩が、神心会の面子を保つために克己をトーナメントに戦させた。当初は高慢な性格で、途中、夜叉猿Jrの乱入などの一幕でバキと対立することもあったが、結局バキと直接対決することはなく、2回戦で花山薫と対決し、辛くも勝利を収める。この試合で、エリートを気取っていた自分の慢心さを反省し、「闘うという事」の喜びを再確認した克己は、意気揚々と烈海王との一戦に臨むものの、そのあまりの技術の差によって一撃で倒されてしまう。
     トーナメント後は、更なる技術の発展を求めて鎬昂昇烈海王らを特別コーチに招き訓練を重ねるが、義父を訪ねてきたドリアンや、手負いのドイルといった最凶死刑囚達にいいようにあしらわれてしまう。醜態が続いていた克己であったが、その後のドイルとの直接対決において彼を屈服させる事に成功し、なんとか面目を躍如している。まだまだ独歩の域には達していないものの、独歩のなし得なかった技術を早期に習得し、また独自の必殺技である「音速拳」も開発するなど、更なる発展の期待される人物であろう。
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