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| 公的データ | スタートレック宇宙大作戦。
ハヤカワ文庫のノヴェライズ版では「鏡像世界」（「地球上陸命令」に収録）。
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| 感想文等 | 後に、ディープスペースナインでもその設定が再登場し、小説版ではさらに展開している「鏡像世界」（平行宇宙）編の最初のエピソード。要するに、パラレルワールドの１つでは、「こちら」での善人が悪人となり、「こちら」の悪人が善人となっているという設定で（実際にはそれほど単純ではないようだが）、「あちら」では惑星連邦は凶暴な侵略軍団で、エンタープライズはその尖兵、カーク船長は野蛮で粗暴な簒奪者、、、という（笑）。
のちのＤＳ９での凝った設定や展開はないが、ＳＦネタとしてはなかなか面白いものではあった。平行世界でもスポックはスポックだったというのが面白いというのが、衆目の一致するところらしい。また、「戻って」みると、スポックの言う、「教養ある人が野蛮人のマネをするのは簡単だが、その逆は無理だ」というのは、これはいかにもスポックらしい言い方だろう。
「二人のカーク」の時のようなカルチャー・ショックめいたものはないし、単純に面白がればいいエピソードなのだけれど、宇宙大作戦としては平均的な面白みではないか？(おっぺ)
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