語る「万華鏡」

(「クロスファイア(映画)」に書き足す)

クロスファイア(映画)(くろすふぁいあ)

項目名クロスファイア(映画)
読みくろすふぁいあ
分類アクション映画

作者
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  • 公的データ
  • 念力発火能力=パイロキネシスを持って生まれた青木淳子。彼女は自分自身でも制御不能なその強い力を押さえるために、存在を潜めひっそりとしたOL生活を送っていた。ある時、ほのかに思いを寄せていた同僚、多田一樹の高校生の妹、雪江が惨殺されるという凶暴な事件が起こる。しかし一連の女子高生殺人事件の被疑者、小暮昌樹が未成年のため法の裁きもままならない。そんな小暮に対してひとり復讐の機会をうかがう多田。悲壮な多田の決意の前に、淳子はひた隠しにしていたパイロキネシスを明らかにし、小暮たちを追いつめていく決心をする。一方、連続女子高生殺人事件を追う刑事―石津ちか子と牧原康明は、連続して起こる不可解な出火騒ぎに事件との関連性を感じ始める。だが、小暮を追う淳子、そして石津たちが追う事件の背後では、さらに巨大で危険な罠がうごめいていた…。

     STAFF・CAST
    ●監督:金子修介
    ●原作:宮部みゆき
    ●主題歌:
     「The One Thing」
     Every Little Thing
    ●音楽:大谷 幸
    ●青木淳子:矢田亜希子
    ●多田一樹:伊藤英明
    ●牧原康明:原田龍二
    ●倉田かおり:長澤まさみ
    ●長谷川芳裕:永島敏行
    ●石津ちか子:桃井かおり(おっぺ)
  • 感想文等
  • うーん、面白かった。。。んだけど、今ひとつだったかな?
    前半は、かなり面白かった。つまりは、中篇「燔祭」の映像化した部分。後半が、長編「クロスファイア」の映像化なのだけど、この辺はかなり原作を改変しているみたい。まあ、映像化するにはそれくらいしか手はないかも。
    原作を読んでいて思ったのは、ああ、やっぱりさすがに宮部みゆき必殺者だと(笑)。「燔祭」「クロスファイア」は、要するに宮部みゆきの描いた「必殺仕置人」なのです。まぎれもなく。ただ、同じ必殺者貫井徳郎の「殺人症候群」とは描き方が違うし、読んですぐ分かるオマージュ部分もないのですが。
    映画では、吉沢悠の属する仕置人グループが、だんだんただの殺し屋グループ、それも「悪」のを見せてしまって、早々に「ヒロイン」=「正義」として絞り込まれてしまう。せっかく吉沢悠がよかっただけに、そこのところが後半の物足りなさの原因でしょう。
    原作もエンディングは今ひとつだったのですが、映画は葛藤がカットされた(シャレではありません)ので今ひとつ感がアップされてしまったかも。(おっぺ)
  • 作者
  • 作家・監督等
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