項目名 | 秘密戦隊ゴレンジャー |
読み | ひみつせんたいごれんじゃー |
分類 | 特撮 |
作者 | |
公的データ | 原 作 : 石ノ森章太郎 出演: 誠 直也、宮内 洋、畠山 麦、小牧リサ、伊藤幸雄、だるま二郎(54〜67話) 国際秘密防衛機構イーグルの日本ブロックの関東・東北・九州・北海道・関西各支部が黒十字軍の奇襲を受け全滅。江戸川総司令は各支部で奇跡的に生き残った若者たちを招集して秘密戦隊ゴレンジャーを結成する。責任感溢れるリーダーのアカレンジャー、メカに強いサブリーダーのアオレンジャー、怪力自慢のキレンジャー、爆発物のエキスパートであるモモレンジャー、そして最年少で向う意気の強いミドレンジャー。“五人そろってゴレンジャー”のかけ声とともにゴレンジャーと黒十字軍の長い戦いが始まった。(おっぺ) 2青い地球!死の砂漠化計画 3大逆襲!黄色いつむじ風 4紅のキック!砕けミクロ大作戦 5みどり色の怒り 不死身のガス人間 6赤い謎!スパイルートを海に追え 7ピンクの月光!オオカミ部隊 8黒い恐怖!恐しの毒牙 9青い影法師バリブルーン秘密戦略 10赤い風船!風速100メートル 11みどり色の戦慄!耳地獄からの脱出 12銀色の超エネルギー!灼熱地獄 13ピンクの秘密!人間爆弾を倒せ 14赤い棺桶!ドクロ屋敷の怪 15青い大要塞!大暴れバリブルーン 16白い怪奇!鏡の中の目 17むらさき色の遊園地!悪魔の墓場 18戦慄の黒十字軍!(秘)作戦で攻撃せよ 19青い火花!海に浮かぶスパイ戦線 20真赤な死闘!日輪仮面対アカレンジャー 21青い驚異!アトランティスから来た怪飛行船 22黄色い空襲!アトランティスの悪夢 23みどりの大空中戦!怪飛行船の最後 24青い怒り!強烈ミドメラン大逆襲 25真赤な導火線!八ッ目の魚雷攻撃 26青すじ七変化!恐怖の毒博士 27黄色い物体Q!ゴレンジャー基地SOS 28赤い大噴火!地底基地に潜入せよ 29赤い追撃!なぞの封印列車 30金色の火柱!機雷連続大爆発 31黒い挑戦状!怒れ五つの正義の星 32青い熱風!バリブルーン応答なし 33赤い標的!にせものゴレンジャー出現 34黄色いスパイ戦!見たかYTCの威力 35黒い大怪鳥!ゴンドラー戦闘爆撃隊 36真赤な猛進撃!動く要塞無敵戦艦 37真白い閃光!黒十字総統の正体 38青い断崖!悪魔の海賊宝さがし 39真赤な日本海!怪隕石の超能力 40紅の復讐鬼!地獄のモモレンジャー 41黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防線 42黒の鉄人死す!さらばバリブルーン 43真赤な不死鳥!無敵バリドリーン登場 44青い万能戦車!バリタンク発進 45暗黒の剣鮫!海の殺し屋襲来 46黒い超特急!機関車仮面大暴走 47赤い大逆襲!怒りのゴレンジャー 48黒い補給基地!遊園地危機一髪 49みどりの大脱走!卍のトリックプレイ 50青い翼の秘密!危うしバリドリーン 51青いニセ札づくり!夕陽のガンマン 52ピンクの電話鬼!殺しのダイヤル 53赤いホームラン!必殺の背番号1 54真赤な挑戦!火の山最期の大噴火 55金色の大将軍!ツタンカーメンの呪い 56青い夏休み!魔の殺人海岸 57黒い包囲網!五つの顔のペギー 58真赤な野望!総統閣下の黄金城 59真赤な南国!謎のゴールド作戦 60青い瀬戸内海!浮かぶ秘密要塞島 61桃色のKOパンチ!エンドボール勝負 62白い怪奇!死神館の罠 63黒い電光石火!飛び出す大砲 64青いUFO!!宇宙軍大襲来 65真赤な決死隊!!殴り込み黒十字城 66赤い人質交換!!バットラー大爆撃 67真赤な特攻!!キレンジャー夕陽に死す 68ピンクの反乱!!針・針・針の大攻撃 69五色の新兵器!!バリキキューン発進 70青い逆襲!!宇宙特急をストップせよ 71真赤な大決戦!!地球移動計画 72青い機密!!解体されたバリドリーン 73黒いつむじ風!!勝負だ!一直線 74青い大寒波!!地球氷づけ作戦 75真赤な火災地獄!!ストーブ仮面の陰謀 76真赤な潜入!!君は海城剛を見たか? 77黒い恐怖!!吸血ヘビ女 78黒い妨害電波!!原始の雄叫び 79真赤な追跡!!姿なき暗殺者の正体 80真赤な敵中横断!希望への脱出 81黒い疑惑!!殺人スパイの罠 82黒い魔術師!!人形館の怪 83オレンジ色の初恋!呪える大都会 84真赤な大勝利!!永久(とわ)に輝け五ツ星 新命明(アオレンジャー) :宮内洋 大岩大太(キレンジャー) :畠山麦 ペギー松山(モモレンジャー) :小牧リサ 明日香健二(ミドレンジャー) :伊藤幸雄 熊野大五郎(キレンジャー) :だるま二郎 |
感想文等 | ・アオのアカとの役者としてのやりとりがたまらない。 ・モモレンジャーで××××しました 特に、アカレンジャー誠直也とアオレンジャー宮内洋の2人の芝居の場面では、余分なセリフもなく、顔の表情と簡単なジェスチャーだけで意思疎通をするなど、キイハンターか何かを観ているような面白さがあります。 キレンジャーの畠山麦の芝居も、ギャグ担当とはいえ下手にドタバタ騒ぐのではなく、余裕たっぷりの中でのユーモアという感じでワクワクします。 さすがは最初の戦隊ものということで、あれこれ試行錯誤が見受けられますが、そこがまた面白く観られるところです。(おっぺ) 剣道仮面は、剣士の名にふさわしい武道家で(最初の頃に出てきた武者仮面とは大違いだ)、卑怯なマネを嫌い、しかもかなり強い。ミドレンジャーから始まり、モモレンジャー、キレンジャー、アオレンジャーと次々に独りずつ倒していく。戦闘員など連れてこない。だから、ふだんは五人がかりで1人の怪人をボコっているゴレンジャーも、やむを得ず正々堂々1人で闘い、そして敗れていく。 途中、キレンジャーと闘う場面、ふだんはおちゃらけキャラにしか見えないようなキレンジャーが実は大物で、ミド、モモと倒してきた剣道仮面相手に余裕を見せる演出がなんだかとてもワクワクさせる。(しかし、やはり剣道仮面には敗れてしまう) 最後にアカレンジャーと戦い、アカには危うくやられかけるところ、悪仲間の援護に助けられてしまって激怒する剣道仮面。「余計なことをするなあっ!」 そして、こいつはもっと卑怯にしないとならないなと上司に判断されて、手術で脳を狂わされてしまう。 狂いまくり、町を破壊しまくる剣道仮面。 「貴様はこんなひどいことをする仮面だったのか!」 剣士としての剣道仮面に対して、或る意味尊敬の念すら覚えていたアカレンジャーは怒る。 「ギャハハハハハハハッ!」 剣道仮面は狂っている。 怒りのゴレンジャーの総攻撃に、ついに剣道仮面は倒れる。そして、最後の瞬間、正気に返る。 「わしは一体どうしていたのだ? おお、アカレンジャー、、、わしは、わしはお前と正々堂々と闘い、そして敗れたのだな? そうだな?」 「剣道仮面、、、そのとおりだ! お前は正々堂々と闘って負けたのだ!」 「そうか、、、それならいい、、、」 そして死んでいく剣道仮面。 この辺り、なかなか悲壮感が漂っている。全体的によくできたエピソードで、ゴレンジャーの中でも佳作ではないかと思われる。 でも剣道仮面の造形はやっぱりすごくギャグなんだよね(笑)。 (おっぺ) そして、その2代目は実は、正義のヒーローとしては悲劇的に、殉職を遂げてしまっているのだ。それも、任務中の自分の失敗を自らの責任で取り戻そうとして焦るために。。。 この辺、なんだかまるで「太陽にほえろ!」みたいなところもあるのだが、そうして初代キレンジャーが帰還してくる。 初期話数からみると、だんだんどんどんコメディ化していったゴレンジャーだが、こういう展開なんかは、しっかりヒーローものしていて、燃える部分であるのだった。(おっぺ) |