| 項目名 | 必殺仕業人 |
| 読み | ひっさつしわざにん |
| 分類 | 必殺シリーズ |
| 作者 | |
| 公的データ | 1976年1月26日〜7月23日 全28回 貧困の中、生きるために殺しを続ける中村主水と、彼を中心に金だけでつながったドライな殺し屋組織「仕業人」を描く。 登場人物 ・中村主水（藤田まこと） 「必殺仕置屋稼業」最終回で、奉行所に捕らえられた市松を（故意に）逃がした責任で、牢屋見回り同心に格下げされる。 ・赤井剣之介（中村敦夫） 大道芸人。本名・真野森之助。 ・やいとや又右衛門（大出俊） プレイボーイの鍼灸師。携帯用火種で真っ赤に焼いた針を急所に突き刺して殺す。 ・お歌（中尾ミエ） 月琴弾きの旅芸人で剣之介の妻。生きるためだけに人殺しをする夫に寄り添う。 ・捨三（渡辺篤） 仕置屋解散後も主水の元で密偵を続けている。(おっぺ) 2 あんたこの仕業どう思う 3 あんたこの娘をどう思う 4 あんたこの親子をどう思う 5 あんたこの身代りどう思う 6 あんたこの裏切りどう思う 7 あんたこの仇討どう思う 8 あんたこの五百両をどう思う 9 あんたこの仕組をどう思う 10 あんたこの宿命どう思う 11 あんたこの根性どう思う 12 あんたこの役者どう思う 13 あんたこの神隠しどう思う 14 あんたこの勝負をどう思う 15 あんたこの連れ合いどう思う 16 あんたこの無法をどう思う 17 あんたこの掠奪をどう思う 18 あんたこの手口どう思う 19 あんたこの奥の手どう思う 20 あんたこの志をどう思う 21 あんたこの計り事どう思う 22 あんたこの迷惑をどう思う 23 あんたこの女の性をどう思う 24 あんたこの替玉をどう思う 25 あんたこの毒手をどう思う 26 あんたこの心眼をどう思う 27 あんたこの逆怨をどう思う 28 あんたこの結果をどう思う この世の川を見てごらんな。石が流れて木の葉が沈む。いけねぇな。 おもしろいかい？ あんた死んだふりはよそうぜ。 やっぱり木の葉はピラピラ流れてほしんだよ。石ころはジョボンと沈んでもらいてぇんだよ。 あんた聞いてんの？ 聞いてんのかよ。 あら、もう死んでやがら。菜っ葉ばかり喰ってやがったからなぁ。 |
| 感想文等 | 主水は、たとえば鉄のことは「念仏」と呼んだり「鉄」と呼んだり。 秀のことは「かんざし屋」とか呼ばない。一貫して「秀」。 では「屋号」でしか呼ばない奴はいたっけ、というと、勇次のことは「三味線屋」とは呼んでも「勇次」と呼んだことがあったかどうか、記憶は定かではない。 山田朝右衛門のことも、「朝右衛門」とか呼んだことはないんじゃないか。 まあ、総じて仕事人以降はつきあいがかなりドライだから。。。と思ってもいいのだけれど（勝手にいいことにするのだ）、それ以前、仕業人の時、やいとやだけはとうとう最後まで「やいとや」１本で、「又右衛門」とか親しく呼んでもらえたことってないのよね。 結局、そういうことだったのかー。。。とか思う。。。(おっぺ) ・やいとやの美貌にクラクラ ・殺し屋たちが仲良しごっこをしていないところがいい！ ・「あんたこの宿命どう思う」のやいとやが素敵。大出俊のさりげない名演技！！ ・ぜひともDVD化してほしい作品です。 ・必殺シリーズ１の色男はやいとや又右衛門でしょう。やっぱ。 |