語る「万華鏡」

(俺たちの旅 三十年目の運命)

俺たちの旅 三十年目の運命(おれたちのたびさんじゅうねんめのうんめい)

項目名俺たちの旅 三十年目の運命
読みおれたちのたびさんじゅうねんめのうんめい
分類青春ドラマ

作者
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  • 公的データ
  • 1975年に連続ドラマとしてスタートし、1985年(『俺たちの旅 十年目の再会』)、1995年(『俺たちの旅 二十年目の選択』)にスペシャルドラマとして放送されたあの名作『俺たちの旅』が日本テレビ開局50年記念スペシャルドラマとして復活する。登場する主人公たち、カースケこと津村浩介(中村雅俊)、グズ六こと熊沢伸六(秋野大作)、オメダこと神崎隆夫(田中健)らは、現在、そろって50代となりそれぞれの人生を歩んでいる。50男の典型の伸六は、妻や家族に疎外され孤独で憂鬱な時を過ごす毎日。そんな中、ひょんなことから浩介に会った伸六は、その生き方に圧倒される。浩介は、昔のように酒を飲み、友と語らい、女の尻を追いかけて、52になった今も青春を謳歌していたのだ。
     妻や家族から疎外されて50男の孤独と憂鬱を感じている熊沢伸六が、かつての仲間で市長選で奮戦中の神崎隆夫を訪ねる。オメダの妹の真弓の話によると、徳島の海部町というところに、津村浩介と思われる男がいるとのこと。カースケと言えば10年前にスペインのマジョルカ島に単身旅立ったはず。二人はその消息を確かめるために徳島の漁港に向かうが、そこで二人が見たのは、52歳にもなりながら青春を謳歌している昔のままの浩介。あきれる伸六たちに対し、浩介の方は生きることの楽しさを忘れていない様子。イタリアから3ヶ月前に戻ってきたと言う浩介、しかもそんな彼のそばには、節子(十朱幸代)という謎の女性が・・・。だが、そんな浩介に思わぬ試練が訪れる。それは、イジメを受けて心を閉ざした息子・直也(東新良和)との再会と……(おっぺ)
  • 感想文等
  • フィルムでなく、ビデオ撮りになっているのにショック。。。 「必殺」が「必殺仕事人 激突!」でビデオ撮りになって、必殺ならでは光と影の映像美やら、カット割りの感涙演出が損なわれたと思っていたので、とうとう「俺たちの旅」まで、、、とシクシク。実際、正直言って、挿入される回想シーンの画面が美しくて。。。単に感のせいかもしれないけれど。
     そして、ショッキングな展開。カースケの息子の件は、よっぽど太陽学園に入れて沖田先生に触れさせてやればとか思ったよ(^^;)(→「われら青春!」ネタ)。が、それよりなにより、洋子の件。。。これはショックだった。
     それにしても、と話題を少し逸らせると、洋子の再婚相手が森本レオだったのは、なるほどだった。中村雅俊と別れてくっついた相手なんだから、生半では。石立鉄男では老けすぎてるし、水谷豊では若すぎるし、なるほど森本レオか〜という(笑)。
     と、どうでもいいことに逸らせてしまうくらい、ショックだった。。
     話の出来としては、やはりオリジナルシリーズと比べてはいけない。ただ、こうしてまた「あと」と会えたというのは、すくなくとも、三原順はみだしっ子」の「あと」に会えなかった、会うことがかなわなかった今、ありがたいことなんだとは、思う。。。(おっぺ)
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