項目名 | 安楽椅子探偵とUFOの夜 |
読み | あんらくいすたんていとゆーふぉーのよる |
分類 | ミステリドラマ |
作者 | |
公的データ | 第1夜に「出題編」を放送し、次週の「解決編」の放送までに、トリックを視聴者に推理してもらう放映スタイルが人気を集める、ミステリー作家・綾辻行人と有栖川有栖共作のTVシリーズ。“これまでで一番難しい”とされる超難問の第4弾。(おっぺ) |
感想文等 | どうしても、ガムテープの処分方法が、あの犯人だとアレしかないとは思えなくて。。。 そう考えたとき、加納朋子の推理のほうが、よほど蓋然性が高いような。 というのは、「どうしてあんなことを、ガムテープに書くかな」と。確かに、『メモ魔』だというのは分かる。だが、それは「思いついたことを忘れないように」ということで、トリックとか、予定とかをメモするわけであって、被害者にとって忘れようにも忘れられないああいうことを、しかもまたどうしてガムテープに書かなければならない? そう考えたとき、加納朋子説の言う「犯人が勘違いした」というほうが余程「あっ」という納得力に満ちている。なるほど確かに、「実験」のようにして何かを書く、そしてそれが恋人の名前だというのはあり得ることだ。 犯人が外部のものなら、そして確かにガムテープを持ち出せないなら、処分方法もああいう形でも一応納得できることなのだし。。。管理人なら、ガムテープを全部ほぐして、それこそ管理人室で警察が来るまで(「10時まで」ではなくて)いろいろな処分の方法が考えられたはずなのだ。。。 本格ミステリは、難しい。(おっぺ) |