感想文等 | うーん、、、 どうしても、ガムテープの処分方法が、あの犯人だとアレしかないとは思えなくて。。。 そう考えたとき、加納朋子の推理のほうが、よほど蓋然性が高いような。 というのは、「どうしてあんなことを、ガムテープに書くかな」と。確かに、『メモ魔』だというのは分かる。だが、それは「思いついたことを忘れないように」ということで、トリックとか、予定とかをメモするわけであって、被害者にとって忘れようにも忘れられないああいうことを、しかもまたどうしてガムテープに書かなければならない? そう考えたとき、加納朋子説の言う「犯人が勘違いした」というほうが余程「あっ」という納得力に満ちている。なるほど確かに、「実験」のようにして何かを書く、そしてそれが恋人の名前だというのはあり得ることだ。 犯人が外部のものなら、そして確かにガムテープを持ち出せないなら、処分方法もああいう形でも一応納得できることなのだし。。。管理人なら、ガムテープを全部ほぐして、それこそ管理人室で警察が来るまで(「10時まで」ではなくて)いろいろな処分の方法が考えられたはずなのだ。。。 本格ミステリは、難しい。(おっぺ)
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