語る「万華鏡」

(そして二人だけになった)

そして二人だけになった(そしてふたりだけになった)

項目名そして二人だけになった
読みそしてふたりだけになった
分類ミステリ小説

作者
  • 森博嗣(おっぺ)
  • 公的データ
  • 海に囲まれた巨大なコンクリート密室での殺人劇!
    残された盲目の天才科学者とアシスタントは……?

    全長4000メートル、世界最大級の海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊“アンカレイジ”。その内部の《バルブ》と呼ばれる空間に、科学者、医者など6名が集まった。通信システムが破壊され、「完全密室」と化した《バルブ》内で起こる連続殺人!最後に残ったのは、盲目の天才科学者と彼のアシスタントだった。 (おっぺ)
  • 感想文等
  • まんまアガサ・クリスティそして誰もいなくなった」なんだけど、叙述の仕方を、本家に輪をかけてコリコリなものにしたわけなのですよね。
     ただ、読んでいく間に、どう考えてもこれは誰でも不自然に思うだろうという点が。。。
     だから、もしそれの解消を図ろうとすれば、この作品の「ネタ」はもうこうに違いあるまい、というところまでは透けて見えてしまった。綾○行人の「殺○鬼」なんだろう、って。
     けれど、最後がビル・プロンジーニ、バリー・N・マルツバーグの「裁○のは誰か?」とはね(笑)。森博嗣、どこかでこれについて褒めていたと思うから、きっとこれはオマージュなんだろうかね。(おっぺ)
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