項目名 | 夢をごらん |
読み | ゆめをごらん |
分類 | コミック |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | 再会するまでは断片だけが頭の中に残っていました。 「善と悪があちらとこちらにしっかりと分けられているなんて大嘘さ!」 という意味の、あの叫びが、頭の、心のどこかに残ったまま中学生、高校生となり……やがて、再会したのです。 以来、ただただ読み続けました。(おっぺ) 来ないね、マスター。「いつか」なんて日は、来ないね…… 私が初めて「はみだしっ子」に出会ったのが、そもそもこの「夢をごらん」だったはずだ。 まだ小学生で――世界は、不条理かもしれないが、それでもやはり善と悪に二分できそうには思っていた。 だから、主人公達の、それまで知っていた少年マンガ・少女マンガの主人公たちと違う「叫び」に戸惑いながら打たれていた――「善と悪が分かれているなんて大嘘さ!」 たまたま、目にした雑誌に載っていたエピソード。けれど、心にいつまでも残っていた。だから、中学高校でいつしかコミックス上で再会し―― たぶん、私の細胞のかなりの部分は、三原順で出来ている。 どんなに新陳代謝しても。(おっぺ) わかってることだってあるさ… ―どんな風に起こったことでもさ…どんなつもりでやったにせよ… 自分でやっちまったことは、すべて自分に戻ってくるんだ(おっぺ) |