項目名 | ルパンは燃えているか・・・・?! |
読み | るぱんはもえているか |
分類 | アニメ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | ルパンが本読み生活のスタートだった。 それからだんだん、「ミステリ」というものに嵌っていくのだけれど、それはともかく、小さい頃の「ヒーロー」としてルパンは存在していた。 テレビで「ルパン三世」というアニメが始まると知って、「見たい! 見たい! 見るぞ!」と燃え上がったのも当然なのだ。 そして、アニメの「ルパン三世」も面白かった。魔術師パイカルの話、原作というか元のアルセーヌ・ルパンの興奮の傑作「ルパンの脱獄」にも並ぶ脱獄話、タイムマシンの話、コンピューターとの対決など、短命に終わった第1シリーズだったが、私にはそれはそれは面白いアニメだった……はずだ、たぶん(笑)。 さすがにあまりきちんとは覚えてはいないのだ。昔は、夕方の時間にアニメや特撮の再放送を頻繁にしてくれていたので、自分の記憶がどの時点での感慨やらだったのか、ごちゃ雑ぜになっているときがある……。 けれども、やはり「ルパン三世」は面白かった。 中学に上がってから始まった赤いジャケットの第2シリーズは、「ツタンカーメンの呪い」の話がなんだかやたら怖くて、それからしばらく見なくなってしまい、そのうち第1シリーズの青ジャケットルパンの再放送を観たりして、赤ルパンより青ルパンの方が自分の好みだったなとか感じたはずだ。これは「必殺」後期より前期が好きで、「ウルトラマンタロウ」より「ウルトラセブン」が好きで、という嗜好だから当然かもしれない。 で、この記念すべき第1話だが、「エッチだった」というのが最大の感想だったと思う(笑)。 アダルトな魅力の頃の峰不二子が拘束され、くすぐり責めに遭い、もがくあまりに衣服が破れて乳房が覗くのだから、小学生にはそれはそれはエッチの極みなわけだ。 見返すと、キャラクターとして殆ど不変なのは次元大介だけであり、不二子は後半アダルトな悪女からキュートな小悪魔に変貌し、銭形は次第にギャグメーカーとしての役割を増やし、そして主人公のルパン三世もキザな悪党からコミカルな泥棒さんへとイメージを変えていった。次元の「変わらなさ」が特筆物なくらいだ。 このキャラクターは「赤ルパン」でもほぼそのまま受け継がれ、そしてエスカレートして行く。ただ、五右衛門については、「赤ルパン」スタート時点でストイックさが先鋭化し(声優も井上真樹夫に変わった)、かなりのイメージの変化があったはずだ。 個人的にはルパンのキャラも、青ルパンに比べると赤ルパンはちょっとフザケ過ぎかなという感じはして、かっこよさで次元や五右衛門を上回る「狼」のルパンが好きかなとは思う。 「ルパンは燃えているか?」を見返しても、フザケかたはアダルトの余裕でという感じがして、憧れられるのだ……(おっぺ) |