語る「万華鏡」

(魔女のソナタ)

魔女のソナタ(まじょのそなた)

項目名魔女のソナタ
読みまじょのそなた
分類ミステリ小説

作者
  • 栗本薫(おっぺ)
  • 公的データ
  • 伊集院大介、倒錯の性の世界に踏み込んで自殺事件の謎を解く。伊集院大介は、田宮玲に連れて行かれたレズバーのママから依頼を受け、奇妙な倒錯の世界に足を踏み入れる。女しか愛さない女、世間の常識からかけ離れた奔放なセックスライフ、複雑な人間関係のもつれ。次々に衝撃的事実が明かされる。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 犯人的にはこれしかなかろうという感じに見当はついたし、特に物凄い作品とはも思わないけれど。。。
     ただ、作者の栗本薫が、どういうことを思い、どういうことを考えて、この作品を書いたのかにはとても興味がある。
     たとえば、西村京太郎が「天使の痕」とか「殺しの双曲線」とかを書いた、それについては、なにしろ作品のテーマというのがはっきりしているので、たぶんそういうことを書きたいと思って書いたんだろうなというふうに考えることはできる。また、現在のトラベルミステリーについては、別に、西村京太郎が何を考えてそれらを書いているかなんて、特に知りたいとは、思わない。いや、何かあるのかもしれないけど(笑)。
     栗本薫が、「ぼくらの時代」を書き、そしてそれ以外のいろいろな、ミステリや、SFや、耽美小説や、ポルノや、そんないろいろなものを書きながら、そしてこの「魔女のソナタ」を、何を書きたいと思って書いたのか、そんなことには、なんだかとても興味が湧いた。。。(おっぺ)
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