項目名 | 死時計 |
読み | しどけい |
分類 | ミステリ小説 |
作者 | |
公的データ | 数百年の風雨に黒ずんだ赤煉瓦の時計師の家、その屋根の上に蠢く人影、天窓の下の部屋では、完全殺人の計画が不気味に進行していた。 表のドアが開け放たれて、死の罠へおびきよせられた犠牲者の押すベルが鳴る……。 階段をのぼる若い女の眼前に横たわった死体。 かたわらには一人の男がピストルを手にして立っていた! この殺人現場へ登場するおなじみフェル博士。 奇想天外の凶器! 曲折する捜査のかげで、魚のように冷血な機略縦横の真犯人が、青白い微笑をうかべている。 カー初期を代表する傑作。 |
感想文等 |