語る「万華鏡」

(線路の夜)

線路の夜(せんろのよる)

項目名線路の夜
読みせんろのよる
分類コミック

作者
  • 三原順(おっぺ)
  • 公的データ
  • はみだしっ子」番外編。(おっぺ)
  • 感想文等
  • もしかしたなら、本編としてでも成立するのではないか……そう思える内容を、モノローグとも散文詩ともつくような文章を使った手法で短いページに抑え込んでいる――。
     あるいは、本編がもはや「窓のとおく」クラスのエピソードは容れられないストリームを造り始めてしまった、そういうことだったのかもしれない。
     こののち、「カッコーの鳴く森」をはさんで、本編はまっしぐらに「決算期」へと突き進んでいく。
     「バイバイ行進曲」でグレアムが父と決算時期を迎えたことが、やはりこの加速を呼び込んだのだろうか。
     もっとも、この「線路の夜」、どうやら時間軸は「山の上に吹く風は」以前であるようなのだが。。。(おっぺ)
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