語る「万華鏡」

(切腹)

切腹(せっぷく)

項目名切腹
読みせっぷく
分類時代劇映画

作者
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  • 公的データ
  • ‘63日 監督小林正樹 脚本橋本忍
        主演仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎、岩下志摩
    井伊家の屋敷に現れた素浪人半四郎は、庭先で切腹をしたいと申し入れる。家中のものは`たかり、の類かと勘ぐるが、半四郎の口から意外な事実が明らかにされる。(tato)
  • 感想文等
  • 勧められて観たのだが、凄く面白くて、思わず感謝したくなるほどの作品だった。
    昔の日本映画はあまりみないので、知れてよかったー。
    もう少し古い邦画に目を向けたいと思えてうれしい。
    まずは切腹シーンのスゴサ!竹刃で腹を切るところは直視できなかった。白黒であるからこその血が流れる様は、身震いを覚えるほど。このシーンの残酷さがなお更画面に釘付けにさせるのだが、そればかりではなくて、とにかく話の出来も展開も素晴らしい。
    殆どが屋敷内で展開されるのに、気の緩まぬ雰囲気に溢れている。『12人の怒れる男』を思い起こすような、お金を掛けずにも出来た傑作仲間!みたいな。。。そんな感じが好き。
    役者陣もカッコいい。仲代さんの渋さ三國さんの冷淡さ丹波哲郎は真面目に見直しまくってしまった。本当にいい演技を見せてくれてる。
    意外な事実が待っているラスト…とにかくオススメしたい映画だ。(tato)
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