項目名 | つくられた記憶 |
読み | つくられたきおく |
分類 | SFドラマ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | この話の眼目は、チーフのどん底さの原因が自分の「加害者」を知ってしまったせいなのだから。。。これはもう。。。 ドクター・ベシアの励ましは、そのまま私が受け容れてはならないものだけれど。。。(おっぺ) 特にこの「つくられた記憶」は、救いと言えるものがなく、最後に至っても、決してオブライエンは罪の意識から解放されてはいない。 たとえバーチャルの世界での罪であっても、犯してしまった事実に違いはない。誰より、オブライエン自身がそれを自覚してしまっているのだ。時が流れ、次第に自責や慚愧が薄らいできても、完全に逃れることはできないだろう。 どんなことであれ、罪を背負わずに生きている人間はいない。思い出すだけでつらい、苦しい。そんな罪を犯さずにすんでいれば幸せなのだが……。(おっぺ) |