| 公的データ | 脚本:寺田敏雄 監督:石原興
南町奉行所見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)、絵師でもある経師屋の涼次(松岡昌宏)、役儀任免で南町奉行所自身番となった中村主水(藤田まこと)らは、表稼業をこなしながらも、仕事人として闇にまぎれて悪人たちを討つ日々を送っていた。ただ一人、からくり屋の源太(大倉忠義)だけは、仕事人として人を殺めたことを後悔して葛藤しながら、作太郎(前田航基)とともにめし処「その」を営んでいた。 江戸の街では、なぜか薬の値が高騰する事態が起こる。主水が自身番を勤める長屋横丁でも、与平(前田吟)ら貧しい老人たちが薬の高騰にあえいでいた。そこに、薬を安売りする薬種問屋恵比寿屋が現れる。店の主・恵比寿屋善兵衛(竜雷太)は救世主としてあがめられるが、その裏で善兵衛は、舶来モノの安い薬が江戸に入るのを差し止めていたのだった。 そんな中、素浪人・権藤伊左衛門(沢村一樹)が江戸にやってくる。彼は小五郎の剣術道場時代の同士で、自慢の剣の腕で世直しをして名を上げようともくろんでいた。
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