語る「万華鏡」
(「悪童日記」の一部削除)
悪童日記
(
あくどうにっき
)
項目名
悪童日記
読み
あくどうにっき
分類
文芸小説
作者
アゴタ・クリストフ
(おっぺ)
公的データ
ハヤカワepi文庫 堀 茂樹 (翻訳)
戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。
(おっぺ)
続編に「
ふたりの証拠
」「第三の嘘」がある。
感想文等
とんでもない本だなあ、という感想。
まるで、SFのミュータント物か、
サイコ
・ミステリの「おそるべき子供」物でも読んでいるような感じだった。
とはいえ、「兎っ子」のエピソードでも解るように「ぼくら」は単純な「悪童」などではない……そして、だからこその恐ろしさもある。
う〜ん、というラストだったし、とりあえず続編とやらも読んでみようか。
(おっぺ)
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