語る「万華鏡」

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ケータイ刑事シリーズ(けーたいでかしりーず)

項目名ケータイ刑事シリーズ
読みけーたいでかしりーず
分類ミステリドラマ

作者
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  • 公的データ
  • ケータイ刑事シリーズの原型は、2000年放送のTBSドラマ『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』である。2005年11月からは「TBS BooBo BOX」で、ケータイ刑事シリーズのベストセレクションが有料でネット配信されている。2006年1月1日より、新シリーズ『ケータイ刑事 銭形雷』の放送が開始されたが、これまで共通であった相棒や鑑識といった主要キャストが全て一新された。2006年2月4日には、映画『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』が公開された。
  • 警視総監を祖父に持つIQ180の10代の女の子が、携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマシリーズ。当初、犯人逮捕の際に携帯電話を犯人に投げつけるという案があったが、番組スポンサーのNTTドコモからのNGで、結局、携帯ストラップを用いることになった。尚、『悪いオンナ「ルーズソックス刑事」』では、携帯電話自体を投げていた。犯人が携帯電話を使うことはほとんどない。

    特徴としては、強烈なキャラクターやあからさまなパロディなど、エンターテイメント性に振った作風や、ワンシーンワンカット、公開収録、ミュージカル仕立て、時代劇など、実験的な試みが多数行われていることが挙げられる。同じ役者が違う役で何度も登場したり、特に同じ役者が犯人役と被害者役で2週連続で登場するなど、通常の刑事ドラマでは有り得ない演出が多数あることも特徴といえる。シリーズ開始当初は、他作品のパロディと思われるシーンは少し登場する程度であった。コメディの要素が強くなるのは、『ケータイ刑事 銭形泪』2ndシリーズからである。但し、ミステリーの要素を消し去ったわけではない。

    ミステリーとしては「トリック当て」が多い。とは言え「犯人当て」もある。現場状況や消去法などにより犯人は早く分かるのだが、トリックが解明できないためラストまで逮捕できないエピソードが多い。

    このドラマの主演女優は、その後、ドラマ、映画の主演や助演で重要な役柄を担当していることから、宮崎あおい、黒川芽以の2人は本作出演以前からキャリアを積んでいるが、若手女優の登門的色合いが強い作品である。主役の相棒を務める刑事は、過去に放送された刑事ドラマに登場した刑事と同一の役者が同一の役名で演じている。
  • ケータイ刑事 銭形愛
     2002年10月〜2003年3月放送、全26話
     出演:宮崎あおい、山下真司、金剛地武志
    ケータイ刑事 銭形舞
     2003年10月〜12月放送、全13話
     出演:堀北真希、山下真司、金剛地武志
    ケータイ刑事 銭形泪
     2004年1月〜9月放送
     全39話(1stシリーズ全13話、2ndシリーズ全26話)
     出演:黒川芽以、山下真司、草刈正雄、金剛地武志
    ケータイ刑事 銭形零
     2004年10月〜2005年3月放送
     全26話(1stシリーズ全13話、2ndシリーズ全13話)
     出演:夏帆、草刈正雄、山下真司、金剛地武志
    ケータイ刑事 銭形雷
     2006年1月〜放送中
     全40話予定(1stシリーズ全26話、2ndシリーズ全14話予定)
     出演:小出早織、国広富之、草刈正雄、大堀こういち
    ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状
     2006年2月4日公開
     出演:黒川芽以、堀北真希、夏帆、山下真司、草刈正雄、金剛地武志、佐藤二朗、宍戸
    ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森
     2007年3月10日公開予定
     出演:小出早織、夏帆、大堀こういち、宍戸
    悪いオンナ「ルーズソックス刑事」
     ケータイ刑事シリーズの原型になった作品
     2000年2月放送、全4話
     出演:平山あや、岡本光太郎
  • 四姉妹の共通点
    長女:愛、次女:泪、三女:舞、四女:零
    4人の祖父は銭形警視総監、父はインターポール所属の警察官。
    4人とも血液型AB型、暗所恐怖症、好物は焼いも。
    4人共通の決め台詞は、「謎は解けたよ、ワトソン君。」
    愛・泪・舞は右利き、零は左利き。
    通っている学校名は、青葉台学園。(愛・泪・舞は高等部、零は中等部)
    制服のリボンの色は、愛が青、泪が緑、舞・零が赤。
    携帯の色は、愛がシルバー、泪・舞・零(雷も含めて)が赤。(愛の時はまだ赤のFOMA端末がなかった。)
    愛・泪・舞の決めゼリフで「その名も人呼んで」までは七五調を3回繰り返しているが、零は4回繰り返している。
    4人とも警察手帳の写真ではピースサインをしているが、学生証ではしていない。
    携帯ストラップで犯人を捕まえるシーンと決め台詞のシーンに、愛ではバンク映像は使われていないが、泪・舞・零には使われている。
    ストラップを投げるシーンにCGが使われているのは4人共通だが、愛だけは現場の画面を背景としてCGを合成される形で使われているのに対して、泪・舞・零は背景もCGになっている。
    番組オープニングでは拳銃を構えるシーンがあるが、泪だけはそのシーンがない。
    4人とも銭形警視総監のことを「おじいちゃま」と呼んでいる。
    4人とも警察官だが拳銃は持っていない。銃撃戦になった場合は五代または高村が戦う。
    4人とも基本的に制服のまま捜査を行い、私服で登場することはない。制服の上にコートを着ることはある。『ケータイ刑事 銭形零』1stシリーズ第3話では、零は学校が創立記念日で休日だったにも関わらず制服で登場している。
    4人とも冬服の上着のポケットに携帯をしまう時は、ストラップはポケットから出しておく事が多い。
    4人のプライベート生活の描写はたまにセリフで語られるのみで、映像としては一切出てこない。4人の友人が登場することもない。これはシリーズの決まり事として基本的に「プライベートは出さない」ことになっているためである。(但し、『ケータイ刑事 銭形愛』第1話を除く。)
    警視庁関係者などはシリーズを跨って登場することが多いが、主人公が他の作品に登場することはない。話題に出てきたり、携帯メールを送った時に返信が来るぐらいはある。
    オープニングナレーションで、「彼女が刑事(デカ)であることは誰も知らない」と言っているが、特に隠しているという様子はなく、事件発生時には自ら警察手帳を差し出し、「警察です」と名乗ることも多い。また、相棒刑事との初対面時以外は、犯人を含めて警察であることを疑われることも少なく、もし疑われた場合でも警察手帳を見せるだけで相手が納得することが多い。
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