感想文等 | これ、リアルタイムで観たときにはあまりのくだらなさに呆れかえったものだが、今観るとさほどでもなかったのが意外。『黄金の血』を観たばかりだからだろうか(笑)。初見の際にはうんざりしていた現代編が、それなりにコミカルで面白かった。江戸時代パートも、まあパターンと言えばパターンなんだけど、退屈するほどではない。 で、思ったんだけど、ぼくの評価がずいぶん甘くなったのは、必殺の新作が作られなくなったからだろうな。どんなにくだらない作品であろうと、それが貴重な必殺の一本だと思うと、積極的に楽しもうとする。こういう心境の変化は、嬉しいんだか嘆かわしいんだか。(貫井徳郎氏の日記より)
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