感想文等 | この話も、前回の「ホテル・ロイヤルの謎」と同様に、「何かSF的な不可解な現象が起こり、それを解明しようとする」ドラマだ。スターウォーズのように艦隊戦のアクションを期待するむきにはあまり面白くないタイプなのかもしれない。個人的には、アクションより、こういう「謎解き」タイプのほうが好きなので、私にはうれしい話だ。 「ホテル・ロイヤルの謎」にはコミカルな場面も多かったが、この「戦慄の未来」は基本的にスリリングに進行する。 回収したシャトルには、仮死状態のようなピカードが乗っていた。驚愕するクルー達と、ピカード本人。このピカードは偽者なのか、本物なのか、本物だとしたら、時間が違うのか世界が違うのか、それとも。。。そして、一体何が起こっているのか、あるいは起ころうとしているのか。 ピカード自身や、彼を取り巻くライカー、データらのキャラクターがしっかりしているからこそ物語も面白くなる。 まだこの頃の吹き替えは吉水慶さんなのだが、困惑し、苦悩するピカードには、どうしてものちの麦人さんの声のイメージがつきまとう。麦人版も見てみたい気がするのは贅沢だろうけれど。(おっぺ)
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