感想文等 | 見始めていきなり判るのが、これはなぜか突然「七人の侍」のパロディだということ。「海賊」から村を守るために雇われた侍たち。ただし、さすがに人数は四人に抑えられている。だが、どうもパッと見、これはどうやら悪侍のような…… 確かに腕は立つ。山程の数の海賊を、たった四人で殲滅させていく。ひとり、若侍が混じっていて、これは少し未熟者か。要は勝四郎の役だろう。 などと思っていたら、侍たちの名前が判明していって、しっかり勘兵衛・久蔵・五郎太だと(^^;) そこまでやるか……と、未熟ながら唯一まともな魂を持ち合わせた若侍の名は、勝四郎ではなくて、なんと菊千代でした……なんで?、と思ったら、実は百姓の出だ、と。完全にパロディです。 「七人の侍」ファンには、ちょっと不愉快なこともあるかもしれない、少しやり過ぎかなという部分もあるけれど、ついこの前「七人の侍」「荒野の七人」と続けて観たばかりだったので、シンクロニシティを感じて個人的には面白かった。この侍たちを相手に、仕舞人たちがちょっと強すぎるけどね。 菊千代役の高峰圭二が、必殺では珍しく善人役だったのが嬉しかったかな。自分にとってはウルトラマンエースこと北斗星司なので(笑)。(おっぺ)
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