語る「万華鏡」
(「メドゥサ、鏡をごらん」の一部削除)
メドゥサ、鏡をごらん
(
めどぅさかがみをごらん
)
項目名
メドゥサ、鏡をごらん
読み
めどぅさかがみをごらん
分類
ホラー小説
作者
井上夢人
(おっぺ)
公的データ
身の毛もよだつ!
恐怖
の連鎖が始まる
遺体の傍らにあったメモ〈メドゥサを見た〉とは何を意味するのか?
作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。傍らには自筆で〈メドゥサを見た〉と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を探し始める。だが、何かがおかしい。次第に高まる
恐怖
。そして連鎖する怪死!
(おっぺ)
感想文等
これが
本格ミステリ
として書かれ、成功していたらすごかったのに。
ホラーというより、この構造は怪談。「説明」がない。ただ、「実はなるほど、読み返すと最初から
太字体
だったから。。。」という
叙述トリック
(?)部分にはアッと思った(笑)。
作中作ネタなら、この異常現象も解決はできてしまうんだよね。
でも、この異常現象を、「
本格ミステリ
」として、なーんだという肩すかしではなく力業で解決できていたら、すごかっただろうなあ。
(おっぺ)
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