感想文等 | 時々、古いビデオを見返すと、昔のものがちゃんと残ってるのですが。
西村和彦、嶋大輔、森恵といったそうそうたる面々が変身していた戦隊シリーズの「超獣戦隊ライブマン」。 これは、のちの「鳥人戦隊ジェットマン」、さらには「五星戦隊ダイレンジャー」に比べれば、まだまだ一本一本の出来は平凡なんだけど、話の展開の変化等に関わる、いわゆる「イベント編」や、そもそもの設定は相当の出来で。
そもそもの設定が何しろ、学生時代の親友たちが悪の誘惑に負けて敵になっている、というもので。 オープニングの主題歌の前に、ナレーションが入ってる。
「友よ。君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか?」
そしてライブマンの3人と、悪側になった3人、かつての仲間たち6人が引き裂かれる画面。
イベント編としては、西村和彦演じる丈の親友である尾村豪がチビで非力であることから劣等感を持ち、自らをウイルスで変形させて怪人と化していく「オブラー悪魔変身」のシリーズが特に胸を打つ。 これは、中盤、中途から登場した不良のリーダーが改造されて超天才となった「超天才アシュラ」との競い合いに破れたオブラーが豪に戻り、しかし廃人のようになる展開を経て、このアシュラもまた元の人間に戻って。。。
アシュラ「4+8は。。。と。。。!。。。できねえっ!やっぱり俺は、指が足りねえと計算できないバカなんだ。。。」
と泣き叫ぶ姿から、豪がこのアシュラを助けるために行動力を取り戻していく。。。もう感動せよと命じられているような話に入っていく。
イベント編以外のエピソードにあまり思い入れがないのが「ジェットマン」や「ダイレンジャー」とは違うんだけど、、、というより、「ジェットマン」はイベント編の数が段違いで、さらに「ダイレンジャー」になると、ほんの数話を除いて毎回がイベント編だったような気がするけれど(^^;
今観てもやっぱり凄い出来だと思ってしまうもんなあ。。。(おっぺ)
オブラーやアシュラの話は印象的。
西村和彦が熱い!
「花火です…ビアス様の地球征服を祝う花火です」 ビアス&ガッシュの最期もよかったけど、 「美しいものは、何も映っていないわ…」 映し出されるこれまでの戦いの記録、流れるスタッフロールとED曲。 まるで映画の様だと見入ってたよ。
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