月の隕石で満・新月を示す世界限定60本『ブラック ムーン』~122年に1日の誤差、 2種類の月の隕石が正確に回転する高精度の新型キャリバーを搭載
LOUIS MOINET( ルイ・モネ)が、『コズミック アート』コレクションより、『ブラック ムーン』を、スイス・ジュネーブで開催されたWatches & Wonders 2024で発表しました。
≪特徴≫
回転ディスク
星空を想起させるアベンチュリンダイアルの中心に、マーブルグレーの月隕石(ガダミス005)とレッドのアルミニウムで囲まれたブラックの月隕石(ドファール457)をセットしたドーム型ディスクを搭載。満月の日にマーブルグレーの月隕石、新月の日にブラックの月隕石が、レッドのアルミニウムで囲まれた3時位置のインデックスに到達するように、ドーム型ディスクが正確に回転します。
ブレゲ コピー 時計従来のムーンフェイズと異なり、月相表示が隠れることなく、常に2種類の隕石を鑑賞することができます。コンセプト社と共同開発した、135もの歯車を持つ新型の高精度キャリバーにより、回転周期の誤差は122年にわずか1日です。
2種類の月隕石
ガダミス005は、アポロ16号のミッションで乗組員が探査した地域から飛来しました。複雑な構造とマーブルグレーのまだら模様が特徴で、専門家から最も美しい月隕石と評価されています。
Watches & Wondersでの実機拝見、ムーンフェイズディスクの「覆い」を省略する大胆さ
ドファール457は、ルイ・モネCEOのジャン=マリー・シャラーと親交が深い隕石ハンターであるルック・ラベンヌが、2001年にオマーンのドファール砂漠で発見しました。月のクレーターに由来する濃いブラックカラーです。
スモールセコンド・インデックス
30秒のみ表示する新デザインのスモールセコンド。長・短の針が一対となり、それぞれが30秒ずつを刻みます。インデックスは中央のリングとフランジに固定され、アベンチュリンダイアルが描く星空に神秘的に浮かんでいるように見えます。
ケース・風防
グレード5チタン製のケースは、ムーブメントを除いた重量が18gと軽量で、腕への負担を軽減。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施し、オープンワーク仕様のラグにケース一体型のストラップが接続しています。ドーム型サファイアクリスタル風防は、あらゆる角度からのダイアルの視認性を確保します。
【スペック】
ブラック ムーン
品番 :LM-110.20.50
コレクション名 :コズミック アート[※註]
限定本数 :世界限定60本
価格 :¥5,720,000(税込予価)
ムーブメント:自動巻き チラネジ式
機能 :時・分・秒 スモールセコンド)表示
機構 :ダイアル中央のドーム型ディスクが回転し、満月・新月を示す
パワーリザーブ :約48時間
振動数 :28,800振動/時
石数 :29石
ダイアル素材 :アベンチュリン
・中央のドーム型回転ディスクに2種類の月の隕石をセット
ケースサイズ :直径40.7mm
ケース素材 :グレード5チタン
風防 :ドーム型サファイアクリスタル
防水性 :5気圧/50m
ストラップ:素材 :アリゲーターレザー
[※註]『コズミック アート』コレクション:世界初のクロノグラフとしてギネス世界記録に認定された、天体観測用の時計を時計師 ルイ・モネが生み出したのは、1816年のことでした。それから2世紀以上が経った現在でも、「宇宙」はルイ・モネの時計作りに欠かせないインスピレーションの源となり、『コズミック アート』コレクションとして数々のユニークなタイムピースを生み出し続けています。
【お問い合わせ】
株式会社ジーエムインターナショナル マーケティング&コミュニケーションズ
住所:〒110-0008 東京都台東区池之端1-6-17 本館2F
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[ルイ・モネ]~時計職人 ルイ・モと時計ブランド ルイ・モネの誕生
ルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に天体観測用に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文 Traité d’Horlogerie”は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。
時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。