羽衣石城模擬天守訪問記
2004.7
羽衣石城の模擬天守については、こちらをご覧頂くとして、自分としてはやっと訪れる事が出来たと思うと感慨深いものが有ります。
それはさておき、この羽衣石城は戦国期の山城で、かなり険しい所に有ります。現在は途中まで車で登れる道が整備されていますが、その終点から20分ほど歩いて登ります。
<羽衣石の辺り>
途中には遺構と思われる石積みらしきものが有ったり、上の写真のような切り立った部分が有ります。
この日は雨上がりで、かなり蒸し暑く、だらだらと大汗をかきながら登っていきます。
確か去年も真夏に大汗かきながら山を登って天守を見に行ったような記憶が・・・
<天守の裏から北東方向を望む>
その分、羽衣石城址からの眺望は大変宜しいです。
しかし、もし南條氏が関が原で東軍について大名として生き残っていたとしても、この城を維持した可能性は低いでしょうね。その場合は平地の方に城を造って天守を築いたかも知れません、そしたらこの羽衣石城の模擬天守は建てられなかったことでしょう。
<模擬天守>
そしてこれが、二代目羽衣石城模擬天守。他のどの天守にも似ていない個性的な雰囲気を漂わせています。
<窓はアルミサッシ>
ところで、この羽衣石城天守は事前に調べても何時開いているのか謎で、自分が行った休日の午後にもやっぱり開いてませんでした。
折角ここまで来たのに中が見れないのも癪なので、石垣の縁の上を蟹歩きして窓から中を覗いて見ました。
壁にはパネルらしきモノが並んでますし、造りからして公開しててもおかしく無い様子です。この画像には写ってませんが、公園整備用の道具などが若干収納されてました。
<一階内部の様子>
その後、掲示板の方に書き込まれた地元の方のお話によると、現在は特に内部は公開されていないとの事ですが、事前に連絡すれば多分見学可能と思われます(掲示板の414あたりから参照のこと)。