日本全国あやしい城巡り

鳥取編


*田内城*

 田内城は、オムロン倉吉工場の隣の比高40m程の小山にあります。その山頂部に二層の櫓風の建物が存在しますが、この建物の目的は良く判りません。
 展望台にしては、窓の開口部は狭そうですし、城下からの景観にしても樹木の中に僅かに見える程度なので。
 銘板によると、この建物は1987年に建てられたようです。


2004年7月撮影


*羽衣石城模擬天守*

 東郷湖の南の急峻な山地にある羽衣石城は、関が原の戦いまでこの地を治めた南郷氏の城跡です。その本丸に聳える天守は模擬天守の歴史上、重要な建物です(というか、重要な建物でした)。
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2004年7月撮影


*皆生温泉・幸楽園*

 米子市の郊外、美保湾に望む皆生温泉街の東端に幸楽園が聳えています。
 2000年の夏で廃業したらしいので約3年放置されている事になり、軒先がかなり剥離してたりしますので、風の強い日などは近づかない方が良いでしょう。


2003年8月撮影

 この建物は、約10階建ての四角いビルの各層に高欄と屋根をくっつけ、最上階に大入母屋を載せてある、非常にバランスの悪い形状です。
 事前に見ていた画像からは、正直言ってここまでインパクトの強い建物だとは想像してませんでした。
 変な温泉ホテル建築の白眉と言って良いと思います。

−情報提供:George 城司さん −


*お城山展望台「河原城」(愛称「若鮎城」)*


2001年12月撮影

 鳥取市の南、河原町の市街地のほぼ中心に小高い山が有ります。その山の山頂に平成6年にオープンしたのが河原城(略)です。この山は秀吉が鳥取城を攻めたときの陣地跡だそうで、確かに城を築くには適してそうです。
 とはいっても、まあ、天守を建てたかったんですよね、要するに。そして名前が「河原城」では芸が無いと思ったのか、愛称も募集した結果「若鮎城」なんだそうです。
 展望台兼資料館のようなのですが、自分が行った日は月曜で休館日のため入れませんでした。本丸まで有る立派な外観だけでも十分楽しめましたが。

河原城ホームページ


*米子お菓子の城、寿城*

 米子自動車道を終点で降りて米子市街方面に向かうと直ぐに右手に立派な天守が見えてきます。
 はて?米子城に天守は無い筈では?とか一瞬考えますが場所が全然違います。
 お菓子の製造販売をやっているようですが、上の階には城郭関係の展示もあるらしいです。
 
 関係無い(くもない?)のですが、米子城でも天守再建の動きが出ているようです。是非頑張って欲しい物です。


1999年6月撮影

2003.8追記
 こんどは、お菓子を買ってきました>続きを読む

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